えとう‐しんぺい【江藤新平】
江藤新平 えとう しんぺい
佐賀生まれ。政治家。父は佐賀藩士。藩校弘道館に学ぶ。尊王攘夷運動に加わり、その後開国論を唱える。藩吏となるが文久2年（1862）脱藩し皇権回復の密奏を図り失敗、藩から永蟄居を命ぜられる。明治元年（1868）新政府成立後、徴士として出仕、江戸遷都を提唱。文部大輔、左院副議長などを経て5年（1872）司法卿となり、司法制度整備や民法制定などに尽力した。6年（1873）参議となるが征韓論争に敗れて下野。7年（1874）民撰議院設立建白書に署名。同年帰郷後、征韓党の首領となり、佐賀の乱を起こすが敗北し、処刑された。
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江藤新平
江藤新平
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江藤 新平（えとう しんぺい、天保5年2月9日（1834年3月18日） - 明治7年（1874年）4月13日）は、江戸時代後期の武士（佐賀藩士・権大参事）、明治時代の政治家、官吏、教育者。幼名は恒太郎、又蔵。諱は胤雄、胤風とも、号は南白または白南。朝臣としての正式な名のりは平胤雄（たいら の たねお）。位階は贈正四位。
注釈
出典
- ^ 毛利1987、4頁。
- ^ 『江藤新平と明治維新』 4項 鈴木鶴子 朝日新聞社 ASIN B07QPT4RL2。
- ^ a b 毛利1987、10頁。
- ^ 毛利1987、13頁。
- ^ アニメーション「新・江藤新平伝」（江口千代子）
- ^ 毛利1987、15頁。
- ^ 毛利1987、21頁。
- ^ 毛利1987、23頁。
- ^ 毛利1987、29頁。
- ^ 毛利1987、33頁。
- ^ 毛利1987、34頁。
- ^ 毛利1987、51頁。
- ^ 毛利1987、65頁。
- ^ a b 毛利1987、74頁。
- ^ 的野半介『江藤南白 上』南白顯彰会、1914、p643
- ^ 的野半介『江藤南白 下』、民友社、1914年、107、108頁
- ^ 坂本慶一『民法編纂と明治維新』、悠々社、2004年、333頁
- ^ 今村和郎（中隠居士）「解難」、出版者長尾景弼、1890年、2頁
- ^ 石井良助『民法典の編纂』、創文社、1979年、23頁
- ^ 星野通『明治民法編纂研究史』、ダイヤモンド社、1943年、20頁
- ^ 福島正夫著、吉井蒼生夫編『福島正夫著作集 第1巻』、勁草書房、1993年、239頁
- ^ 坂井雄吉『井上毅と明治国家』東京大学出版会、1983年、76頁
- ^ 北村一郎編『フランス民法典の200年』、有斐閣、2006年、9-13頁
- ^ 毛利1987、102頁。
- ^ 毛利1987、118頁。
- ^ 毛利1987、160頁。
- ^ 毛利1987、173頁。
- ^ 毛利1987、185頁。
- ^ 『大久保日記』八日付
- ^ 毛利1987、209頁。
- ^ a b c d e f 『江藤新平』鹿島桜巷著 実業之日本社 明44.9
- ^ a b 『佐賀先覚遺聞』 向井弥一著 大正15年
- ^ 『梟せられし司法卿』
- ^ 「逆賊の子孫」と呼ばれた江藤新平のひ孫 再評価に喜び 2018年1月22日 10時13分 - 『朝日新聞』
- ^ 『江藤南白』P665
- ^ a b 『江藤南白』的野半介著
- ^ 『江藤南白』P662
- ^ 毛利1987、149頁。
- ^ 『大隈候昔日談』
- ^ 『南白遺稿』P636
- ^ 『処世の大道』P558
- ^ 『論語講義』
江藤新平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/01/20 03:41 UTC 版)
参議・司法卿。司法卿として法律・司法制度の制定を進めるが、内務省を設立して事を進めようとする大久保と対立する。自身の出世欲や私利私欲は持たない人物で、法の下に万民は皆平等と考えてはいたが、常に肥前佐賀を中心に物事を見る悪癖があり、それがために西郷の呼応を妄信して佐賀の乱を起こすが、西郷は乗らず政府軍に敗北、大久保による臨時裁判を受け、梟首となる。
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