朝堂院とは? わかりやすく解説

ちょうどう‐いん〔テウダウヰン〕【朝堂院】

読み方:ちょうどういん

大内裏正庁。本来は百官政務執るであったが、しだいに即位大嘗会(だいじょうえ)・朝賀などの国家的儀式や宴を行う場となった大内裏南中央位置し正殿大極殿正門応天門八省院


朝堂院

読み方:チョウドウイン(choudouin)

古代宮城内の殿堂


朝堂院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 15:31 UTC 版)

朝堂院(ちょうどういん)とは日本古代(飛鳥時代奈良時代平安時代)の都城における、宮城大内裏)の正庁。818年以降は八省院(はっしょういん)とも称された。


  1. ^ a b 古市(2002)p.198-234
  2. ^ 飯田(2003)p.249-282
  3. ^ 平安京の朝堂院は、現在の千本丸太町交差点(この交差点の北西角の児童公園に「大極殿遺址」の石碑が建てられているが、碑の位置は実際よりもやや北にずれている)付近から、千本通を若干南に下がった出世稲荷神社付近にかけての区域にあったとされる[1]


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朝堂院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 09:06 UTC 版)

朝廷」の記事における「朝堂院」の解説

詳細は「朝堂院」を参照 朝堂院は朝政と朝儀執り行われ朝廷正庁であり、小墾田宮の「朝庭」は住まいである「宮」から分離して朝堂院の原型が姿を見せており、「朝堂」を置いて政務執る朝堂政治」が開始されたのを推古天皇治下とするが、その規模確認されたものでは、条坊制により日本史最初に建設され都城とされる藤原京藤原宮)の朝堂院が最古である。 朝堂院はその後平城京難波京長岡京平安京と都が移って建設され続けた平安時代876年貞観18年)、1058年康平元年)に焼失しそのたび再建されたが1177年安元3年)の安元の大火ののちは再建されなかった。 内裏焼失により里内裏現れるようになって後、天皇政務執る場所は朝堂院の有無かかわらず天皇私的な住まいであった内裏移り朝儀は主に内裏紫宸殿おこなわれることとなったまた、退位した天皇上皇)が「天皇家当主」である資格をもって政務を行う院政も朝堂院外で行われたが、これも朝廷含められる。 なお、中国場合とは異なり日本では天皇私的な住まいである内裏七殿五舎後宮)には宦官置かれず、もっぱら女官によって秩序維持された。

※この「朝堂院」の解説は、「朝廷」の解説の一部です。
「朝堂院」を含む「朝廷」の記事については、「朝廷」の概要を参照ください。

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