有頂天BOYS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 04:48 UTC 版)
3人組のアイドルグループ、円が衣装を担当している。当初は隼人と伊吹のペアだったが、途中からソロ活動だった竜児が合流する。事務所の用意したマンションでメンバー3人共同生活を送っている。原作では単行本2巻第12話(イメージ画としてなら1巻第4話)が初登場で、特別編やおまけのページなどに登場しており、アニメでは6話(千尋の部屋からも見えるビルの看板という形で間接的には1話)から登場し、11話で千尋の家での花見にメンバー3人が招待され参加しているシーンが追加されている。小説版では3人の登場はなく、プロローグの会話の中でグループのことを簡単に説明されているのみにとどまっている。 本作品終了後に3人が主人公のスピンオフ作品が連載された。 隼人(はやと) 声 - 八代拓 しっかり者のリーダー。5月12日生まれのA型。 伊吹が寝ている間にパックで肌を整えたり、竜児が寝ている間にあざに湿布を貼ったりする。 オンとオフのギャップが激しく、変装すると完全にアイドルオーラが消える。 以前飼っていた白猫の「ミル」を携帯の待ち受けにしている(単行本6巻おまけ)。 伊吹(いぶき) 声 - 山本和臣 7月29日生まれのAB型。パーフェクトな王子様。 陰で努力するが器用で大抵のことはやれば出来る。 人見知りで完璧主義。竜児が合流した時に「女の子かと思った」と言われたことから、しばらく竜児と仲が悪かった。現在でもしばしば竜児とも仲たがいしている。 撮影のために隼人と共に訪れた日光のテーマパークで修学旅行中の千尋と初めて顔を合わせる(原作のみ)。 変装してもオーラが漏れているため違う変装をしてみたが却って目立ってしまい(パンクルックに竜児を首輪で繋いでいた)、3人揃ってマネージャーに怒られる(単行本9巻番外編)。 竜児(りゅうじ) 声 - 花江夏樹 最年少の元気キャラ。16歳。6月24日生まれのA型。当初はソロで活動しており、相方をずっと捜していた。 円が作る短パンの衣装をガキっぽいと気にしており、生足露出で格好よくターンを決めても、裏声で「かわい〜」としか言われないことに涙したほど。しかし円からその脚を誉め諭され(脚線をがきれい、きれいに筋肉が付いているのは恥じるようなものじゃない、みんなが見たがっているものを見せてあげるのが仕事なんじゃないと)認識を改める。 料理が苦手で、マネージャーからはバイオテロ呼ばわりされている。米を洗剤で洗う、手元を見ずに包丁を使う、分量を量らずに入れる、隠し味に余計なものを入れる、食べられないものを入れるなどをして千尋に注意されている。隼人が外泊し、伊吹との2人きりの夜にカレーを作った時も失敗し、伊吹に「ふざけるな、インドに謝れ」と言われた時もある。 祐司とは千尋の家でよくゲームをする仲であるが、「小学生に迷惑をかけている」と捉えられている。 一砂のことを「けっこー美人じゃん?」と言うが、祐司にバラすと言われ止めにかかった。 間根山(まねやま) 有頂天BOYSのマネージャー、眼鏡をかけている男性で既婚者(単行本4巻おまけ4コマより)。竜児からは「マネちゃん」と呼ばれている。名前はスピンオフ単行本に記載。 原作では有頂天BOYSメイン回に頻繁に登場しているが、アニメ版では6話で鷹取家に竜児を迎えに来た隼人から名前が出たのみ。
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