暴風域
風速が毎秒25メートルを超える地域。主に台風などによってもたらされる。対象地域には暴風警報が発令され、警戒が呼びかけられる。
暴風域と似た語に「強風域」がある。強風域は、暴風域ほど強い風ではないが、毎秒15メートル以上25メートル未満程度の強さの風が吹く地域を指す。実際には地形などの条件が加わるため、地域によっては吹く風の強さが異なる場合もある。
暴風域に入ると航空機や船舶などの交通機関の多くが欠航とされる他、鉄道を運休としたり道路の一部を通行止めにしたりといった処置が取られる場合も多い。
例えば、2011年7月19日には、超大型台風の台風6号「マーゴン」の日本への接近により、九州地方などの広い範囲および四国などが暴風域となった。
ぼうふう‐いき〔‐ヰキ〕【暴風域】
読み方:ぼうふういき
⇒暴風圏1
台風情報
(暴風域 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 15:04 UTC 版)
台風情報(たいふうじょうほう)は、気象庁が発表する防災気象情報の一つ。台風の現在位置と経路、強さ、中心気圧などを発表している。テレビやラジオなどでこの情報をもとに報道される台風の情報を指すことも多い。発表される情報には台風経路図、暴風域に入る確率、全般台風情報の3つがある。
- ^ “気象庁 台風情報の改善”. 気象庁. 2014年11月17日閲覧。
- ^ “台風強度予報の5日先までへの延長について”. 気象庁 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
- ^ “台風進路予報の改善について”. www.jma.go.jp. 気象庁. 2019年6月27日閲覧。
- 1 台風情報とは
- 2 台風情報の概要
- 3 暴風域に入る確率
- 4 関連項目
- 暴風域のページへのリンク