廃油とは? わかりやすく解説

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はい‐ゆ【廃油】

読み方:はいゆ

使用済みの、役に立たなくなった油。


廃油

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/28 16:04 UTC 版)

廃油(はいゆ、: Waste oil)は、廃棄物のうち鉱物油動植物油などの油脂および油状の物質を指す。このうち、産業廃棄物として排出される引火点70℃未満の廃油は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第二条の四第一号により特別管理産業廃棄物に分類される[1]


  1. ^ 廃棄物情報の提供に関するガイドライン参考資料3:特別管理産業廃棄物の種類及び判定基準等 (PDF) (環境省)
  2. ^ 特集記事「使用済み潤滑油の最近の動向」2005年12月、潤滑通信社
  3. ^ 『増補改訂・廃棄物のやさしい化学 第2巻』p52-61
  4. ^ バイオディーゼル燃料(彦中産業)
  5. ^ 旅客ビルの食用油を再利用 羽田空港で作業車燃料に[1]
  6. ^ コスモ石油 FAQ


「廃油」の続きの解説一覧

廃油

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 04:03 UTC 版)

揚げ物」の記事における「廃油」の解説

使い終わった油は油こし天かすや細かいかすをこして、油自体酸化進まないように冷暗所保管すれば2 - 3回は繰り返して使用可能である。熱いままの天かすゴミ袋等に集積すると、天かす自体の持つ熱が逃げず、油の酸化反応次第加速し発火するため、火災発生原因となる。従って、確実に室温まで冷えた状態になるまでは廃棄してならない天かす多孔質であり、空気触れ面積大きいため、天かすの油の酸化反応急激に進行する例えば、500グラム程度天かすでも、熱を持った状態で集積すればほぼ確実に発火する程度である。 揚げ物の廃油をそのまま捨てると排水管内側こびりついて詰まり原因となる上、生活排水として水系汚染する家庭における少量の油は、なるべく炒め物などで使い切る捨て場合は、冷めてから新聞紙キッチンペーパー染みこませて牛乳パックなどに詰めて捨てる。市販の廃油凝固剤(油固剤ともいい、投入することで廃油を固めて捨てやすくする薬剤で、ひまし油誘導体などが成分)や吸収剤利用されることもある。また、界面活性剤乳化し廃棄させる製品や、オルトケイ酸ナトリウムケイ酸ナトリウムオルトケイ酸カリウム液状)を主成分とし、石鹸として利用できるようにする製品もある。大量の廃油を出す飲食店事業所などでは廃油が下水流れないよう、グリストラップ(廃油)を設置し定期的に専門産廃業者に油を回収させることが1976年昭和51年)の建設省告示義務化されている。 自治体地域コミュニティーによっては、廃油の回収呼びかけ工業用脂肪酸塗料樹脂原料ゴム添加剤石鹸原料などリサイクルをしている例もある。大規模な例としては、東京国際空港羽田空港)では2008年より施設内の食堂街から出た廃油を処理し貨物運搬車燃料として用いている。

※この「廃油」の解説は、「揚げ物」の解説の一部です。
「廃油」を含む「揚げ物」の記事については、「揚げ物」の概要を参照ください。

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