建設省とは? わかりやすく解説

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建設省

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 18:42 UTC 版)

建設省(けんせつしょう、Ministry of Construction)は、1948年昭和23年)1月1日から2001年平成13年)1月5日まで存在していた日本の行政機関である。国土・都市計画、市街地整備(下水道ほか)、河川(水防砂防)、道路、建築物(一般基準・市街地建築ほか)、住宅政策、官庁営繕などに関する行政を取扱っていた。 建設省設置法(昭和23年法律第113号)に基づき設置され、建設大臣。 現在は国土交通省に再編されている。


  1. ^ 1947年(昭和22年)12月26日法律第237号「建設院設置法」
  2. ^ 『戦後自治史Ⅷ(内務省の解体)』 自治大学校 p.225
  3. ^ 『日本近現代史辞典』東洋経済新報社、1978年発行、183頁
  4. ^ 昭和23年法律第113号「建設省設置法」


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建設省

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 23:48 UTC 版)

羽越豪雨」の記事における「建設省」の解説

まず最大被災地となった荒川水系については、当初二級河川であった河川等級を翌1968年昭和43年)に一級河川昇格させた。そして荒川水系工事実施基本計画策定して国直轄の治水対策盛り込んだが、この際荒川水系に二箇所多目的ダム建設する計画立てた荒川本流戦後1952年昭和27年)に荒川第一ダム荒川第二ダム建設して洪水調節を行う計画があったが、赤発電所水利権獲得先に行われており仮に計画進めると赤芝ダム水没させることから、結局計画断念した経緯があった。その後岩船ダム完成したこともあり、荒川本流にはダム建設の有力地点存在しなかった。このため支流大石川横川ダム建設する計画をまとめ、1979年昭和54年)に大石ダム大石川)を、2008年平成20年)には横川ダム横川)を完成させた。大石ダム完成以降荒川においては死者を伴う水害発生していない。 最上川水系については既に1965年昭和40年)に一級河川指定受けており、治水事業基本計画である最上川水系工事実施基本計画同年策定されていた。だが羽越豪雨被害を受け1974年昭和49年)に計画改訂が行われ、荒川同様に多目的ダムによる治水対策を行う方針とした。既に最上川水系1950年昭和25年)の国土総合開発法制定により最上特定地域総合開発計画指定を受け、県北部での河川改修ダム建設が行われていたが今回最上川上流域である県南部の河川改修主体となった最上川本流ダム建設適地がないことから本流には大久保遊水地を、支流被害大きかった置賜白川置賜野川寒河江川三河川には多目的ダム建設する方針とした。これにより1981年昭和56年)に白川ダム置賜白川)、1990年平成2年)に寒河江ダム寒河江川)、1997年平成9年)には大久保遊水地完成最後に残った長井ダム置賜野川)は2011年平成23年)に完成した。 この河川整備により、1997年最上川流域襲った集中豪雨では羽越豪雨同程度豪雨降り注いだにもかかわらず家屋浸水67戸と被害最小限抑制することができ、治水対策有効に機能している。なお白川ダムでは当時反対運動強かったが、羽越豪雨機に水没予定地の住民との補償急転直下まとまっている。それだけ豪雨災害影響強かったことを物語っている。

※この「建設省」の解説は、「羽越豪雨」の解説の一部です。
「建設省」を含む「羽越豪雨」の記事については、「羽越豪雨」の概要を参照ください。

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