遊水地とは? わかりやすく解説

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ゆうすい‐ち〔イウスイ‐〕【遊水池/遊水地】

読み方:ゆうすいち

洪水時に河川から流入させて一時的に貯留し流量調節を行う池・湖沼また、同様の目的で使う空き地原野など。

[補説] 河川法では第6条河川区域定め条文で、「堤外土地政令定めるこれに類する土地及び政令定める遊水地を含む)」のように「遊水地」の表記用いる。


遊水池

(遊水地 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 05:28 UTC 版)

遊水池(ゆうすいち)とは、洪水時の河川の流水を一時的に貯留させる土地のことである。遊水地と表記する場合もあるが、治水機能を表す場合は池を、土地そのものの場所や土地利用を表す場合は地を用いる傾向にある(河川法上の記載は遊水地)。下流の水害を軽減する目的で河川に設置される。土地開発などを通じて設置される小型の調整池とは別物である。設置にあたっては平野部に大面積の土地を確保する必要があることから、土地利用が進んだ日本国内では設置が困難な場合も多い。




「遊水池」の続きの解説一覧

遊水地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:37 UTC 版)

利根川」の記事における「遊水地」の解説

利根川水系における遊水池としては1919年大正8年完成渡良瀬遊水地渡良瀬川)が最初である。完成当時渡良瀬遊水地は自然調節型の遊水池であったが、利根川改修増補計画洪水調節池として改修始まり現在の第一第二第三調節池拡張完了したのは1997年と約80年にわたる事業であった利根川本流には増補計画により田中調節池菅生調節池という2つ遊水池完成し、現在は稲戸井調節池拡張事業行っている。また小貝川流域平地主体ダム建設適地がなく、洪水調節施設存在しなかったが1986年昭和61年)の水害茨城県下館市(現・筑西市)などが浸水被害受けたため、1990年流域初となる洪水調節施設・.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}母子島(はこじま)遊水池建設された。利根川水系には大規模な遊水池建設中のものを含めて5箇所存在し一級水系では随一である。

※この「遊水地」の解説は、「利根川」の解説の一部です。
「遊水地」を含む「利根川」の記事については、「利根川」の概要を参照ください。

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