寒椿

デジタル大辞泉

かん‐つばき【寒^×椿】

読み方：かんつばき

１ サザンカの園芸品種。よく分枝するが矮小(わいしょう)で、12月〜2月に紅色の八重の花が咲く。庭木や盆栽にする。主に関東地方でいい、関西では獅子頭(ししがしら)とよぶ。

２ 寒中に咲くツバキ。《季 冬》「—つひに一日の懐手／波郷」

短編小説作品名辞典

寒椿

作者沢田ふじ子

収載図書花暦―花にかかわる12の短篇
出版社中央公論社
刊行年月1988.4

収載図書花篝―小説 日本女流画人伝
出版社中央公論社
刊行年月1989.5
シリーズ名中公文庫

収載図書花暦
出版社広済堂出版
刊行年月1997.9
シリーズ名広済堂文庫

寒椿

作者由比和子

収載図書月兎慕情
出版社花書院
刊行年月2008.9

寒椿

作者安西篤子

収載図書武家女夫録
出版社講談社
刊行年月1988.7

収載図書代表作時代小説 30(昭和59年度) 〔普及版〕
出版社光風社出版
刊行年月1990.6

収載図書花散る里の伝説―時代小説傑作選
出版社講談社
刊行年月1992.5
シリーズ名講談社文庫

収載図書武家女夫録
出版社講談社
刊行年月1993.9
シリーズ名講談社文庫

寒椿

作者岡松和夫

収載図書手弱女
出版社文芸春秋
刊行年月1989.11

寒椿

作者永井路子

収載図書代表作時代小説 36(平成2年度)
出版社光風社出版
刊行年月1990.5

収載図書代表作時代小説 36(平成2年度) 〔普及版〕
出版社光風社出版
刊行年月1993.12

収載図書うたかたの
出版社文芸春秋
刊行年月1996.7
シリーズ名文春文庫

収載図書鬼火が呼んでいる―時代小説傑作選
出版社講談社
刊行年月1997.9
シリーズ名講談社文庫

寒椿

作者宮尾登美子

収載図書宮尾登美子全集 第4巻
出版社朝日新聞社
刊行年月1993.2

寒椿

作者壺井栄

収載図書壺井栄全集 6
出版社文泉堂出版
刊行年月1998.4

寒椿

作者澤田ふじ子

収載図書花篝―小説日本女流画人伝
出版社中央公論新社
刊行年月2001.9
シリーズ名Chuko on demand books

収載図書花篝―小説日本女流画人伝
出版社光文社
刊行年月2002.7
シリーズ名光文社時代小説文庫

収載図書花暦―花にかかわる十二の短篇
出版社徳間書店
刊行年月2007.1
シリーズ名徳間文庫

収載図書これからの橋―澤田ふじ子自選短編集
出版社中央公論新社
刊行年月2007.1

寒椿

作者加崎希和

収載図書寒椿―母の肖像画 加崎希和作品集
出版社星湖舎
刊行年月2002.4

寒椿

作者藤井邦夫

収載図書姿見橋―知らぬが半兵衛手控帖
出版社双葉社
刊行年月2006.2
シリーズ名双葉文庫

植物図鑑

かんつばき (寒椿)

●わが国の固有種です。「サザンカ」の園芸品種とされることもあります。高さは１．５～３メートルほどになり、生垣や公園樹として植栽されています。濃緑色の葉は長楕円形で、縁には鋭い鋸歯があります。１１月から２月ごろ、芳香のある花を咲かせます。ふつうには淡い紅色の八重咲きですが、赤色や白色、ピンク色などの一重咲きもあります。樹高の高いタイプは「タチカンツバキ（立寒椿）」または「シシガシラ（獅子頭）」と呼ばれます。
●ツバキ科ツバキ属の常緑低木で、学名は Camellia hiemalis。英名はありません。

ツバキのほかの用語一覧

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>>ツバキカテゴリの他の用語

植物名辞典

寒椿

読み方：カンツバキ（ｋａｎｔｓｕｂａｋｉ）

ツバキ科の常緑低木

学名 Camellia sasanqua var.fujikoana

季語・季題辞典

寒椿

読み方：カンツバキ（ｋａｎｔｓｕｂａｋｉ）

九月ごろから咲きはじめる早咲きのツバキ

季節 冬

分類 植物

近代文学作品名辞典

寒椿

読み方：カンツバキ（ｋａｎｔｓｕｂａｋｉ）

作者 壷井栄

初出 昭和29年

ジャンル 小説

寒椿

読み方：カンツバキ（ｋａｎｔｓｕｂａｋｉ）

作者 宮尾登美子

初出 昭和52年

ジャンル 小説

ウィキペディア

寒椿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/16 06:55 UTC 版)

寒椿（かんつばき）は、椿を用いた冬の季語である。以下のタイトルなどに使われている。

ウィキペディア小見出し辞書

寒椿 （かんつばき）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/10 04:02 UTC 版)

「聖・はいぱあ警備隊」の記事における「寒椿 （かんつばき）」の解説

生徒会役員の1人。黒峰に心酔している。

寒椿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/29 07:17 UTC 版)

「四君子 (漫画)」の記事における「寒椿」の解説

『JUNE』1986年3月号に掲載。 涼（りょう）が手首を切り、飛び降り自殺をしたのは、東京に初雪が降った夜のことだった。社長の一人（かずと）は死んだ養父の愛人である涼のことが好きで、ひと月彼を監禁し、嫌がる彼を組み伏せてきていた。それに対し、涼は、自分の心に嘘をつく位なら死んだ方がましだと答えていた。怒りの感情に支配された一人は涼を客の接待の道具として用いるが、彼が暴行を受けていると知ると、態度を変え、寒椿の花を見舞いに贈った。涼はその花をすべてむしりとってしまった。その後、涼は自殺するが、ひと月後、彼の好きだった『星の王子さま』の本の中から寒椿の花びらが発見される。それを見た秘書の笹島は、涼は社長のことを実は愛していたのではないか、というが、一人は即座に否定する。

Weblio日本語例文用例辞書

「寒椿」の例文・使い方・用例・文例

• 寒椿という植物