手弱女

実用日本語表現辞典

たおやめ

別表記：手弱女、たわやめ、たをやめ

しなやかで優美な女性。たおやかな女。歌の優美で女性的な風情を「たをやめぶり」という。男性的で逞しい調子は「ますらをぶり」という。

（2011年4月10日更新）

デジタル大辞泉

たおや‐め〔たをや‐〕【手^▽弱女】

読み方：たおやめ

たおやかな女性。なよなよと優美な女性。たわやめ。⇔益荒男(ますらお)。

たわや‐め【手^▽弱女】

読み方：たわやめ

《「たわや」は「撓(たわ)」に接尾語「や」の付いたもの。「手弱」は当て字》なよなよとした女性。たおやめ。

「—の思ひたわみてたもとほり我(あれ)はそ恋ふる舟梶(ふねかぢ)をなみ」〈万・九三五〉

難読語辞典

手弱女

読み方：タオヤメ（ｔａｏｙａｍｅ），　タワヤメ（ｔａｗａｙａｍｅ）

やさしい女

短編小説作品名辞典

手弱女

作者岡松和夫

収載図書手弱女
出版社文芸春秋
刊行年月1989.11

桜図鑑

手弱女

手弱女(タオヤメ) Prunus lannesiana ‘Taoyame’ 花は中輪、八重咲きで淡紅色。開花期は４月中旬。 京都の平野神社にある、花時はとても美しい桜です。

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「手弱女」の例文・使い方・用例・文例

• 手弱女振りという,女らしい歌風