手引書とは? わかりやすく解説

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てびき‐しょ【手引(き)書】

読み方:てびきしょ

手引き4をする案内書入門書マニュアル


マニュアル

(手引書 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 16:47 UTC 版)

マニュアル:Manual)ないし手引書(てびきしょ)とは、ある条件に対応する方法を知らない者(初心者)に対して示し、教えるために標準化・体系化して作られた文書である[注釈 1]


注釈

  1. ^ まるで知らない人に専門用語を使って教えることは標準化されていることにならずマニュアルの文章を難しくする。海老沢泰久はそうした現状を憂いて『これならわかるパソコンが動く』(NEC1996年)で実践してみせた。

出典

  1. ^ 望月照彦「時代を考える-8-若者はどこにいる--腸詰世代とマニュアル世代」『エコノミスト 1977年3月1日号』 毎日新聞出版 1977年
  2. ^ マニュアルと手順書に違いはある?分かりやすいマニュアル・手順書を作成するポイントも紹介!”. Teachme Biz (2019年7月9日). 2020年12月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 規格検索”. 日本規格協会. 2019年6月19日閲覧。
  4. ^ ISO/IECの規定・政策等 アーカイブ”. 日本規格協会. 2019年6月19日閲覧。【2-1】ISO/IEC専門業務用指針(ISO/IEC Directives)【2019年版のご意見照会】仮和訳版 B.4.2.9
  5. ^ IEC規格について”. 日本規格協会. 2019年6月19日閲覧。
  6. ^ a b c d 「トリセツ本」不安な夫の救世主? 妻の不倫、相談増加 朝日新聞 2019年5月7日
  7. ^ 妻のトリセツが説く脳の性差 東大准教授は「根拠薄い」 朝日新聞 2019年4月7日
  8. ^ さだまさしかよ!西野カナの新曲『トリセツ』の歌詞がリアルすぎて震える【動画】 AOL 2015年8月19日



手引書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 23:34 UTC 版)

マニュアル」の記事における「手引書」の解説

行動方法論示した手引書やマニュアルは、状況即してどのように対応すべきかを説明したもので、これは所定社会組織企業などを含む)における各個人の行動明文化して示し全体一貫性のある行動とらせるのである組織巨大化すると構成員の数も増え相対的にそれらの対応は無視できないコスト発生させるその構成員の各々自身役割理解している必要があり、これらを個別口頭言い聞かせて訓練し所定役割行わせることは労力が必要ともなる。これを補助し労力軽減させるのが手引書の文章である。組織内での行動状況に応じてとめられており、最初その都度参照し、それらはできれば暗記し従うことが求められる。 これら手引書やマニュアル様々な状況想定して、それらの状況対応する方法示したのであるが、往々にして想定外記載されていない現象発生する。この場合マニュアルは全く役に立たなくなるため、問題解決のための手段として組織統率者(または責任者)がその都度判断し個別指示を行うなどして対応するが、優秀な手引書の場合そういった漏れ落ち少ない。組織柔軟性もたせる場合には、事細かに規定存在する実際の状況合った活動制限発生し、かえって邪魔になることもあるため、あまり細かく定めないケースもある。 似たような「予め想定して明文化しておく文章」にはガイドライン存在する。ただしこちらは状況への対応方法列挙してある訳ではなく所定状況における考え方を予め指し示しておくという性質があり、これは手引書のように状況ごとに予め定められた行動のみに限定する性質は無い。手引書の場合具体的な行動内容示されているため、理解容易く従い易いが想定外状況に対応させ難くガイドライン場合考え方理念という抽象的概念理解しなければならないため扱い難しいが、想定外状況には類似する部分から類推し対応できるなど柔軟性がある。

※この「手引書」の解説は、「マニュアル」の解説の一部です。
「手引書」を含む「マニュアル」の記事については、「マニュアル」の概要を参照ください。

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