十二神将関連とは? わかりやすく解説

十二神将関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 13:45 UTC 版)

少年陰陽師関連語句」の記事における「十二神将関連」の解説

十二神将の理じゅうにししょうのことわり) 十二神将達に課せられた、人を傷つけたり殺したりてはならない、という理。心の自由を奪われ操られていても、死体憑依し生きているかのように動かしていたモノであっても人間を傷つければ理を犯したことになるという。十二神将達は神の末席連なる者たちでありながら、人の想い具現として人に似た姿をとるようになった。彼らはその、「神でありながら人の子でもある」という特別な立場ゆえに他の神々にはない与えられた。 ただし、騰蛇は敏次を蹴りつけたりそのときの姿はもっくん朱雀は昌浩に平手打ちしたりしている描写見られ、「人を傷つけてはならない」という境界は、少々曖昧である。 闘将とうしょう十二神将中でも桁違い通力生命力有する神将のこと。騰蛇勾陣青龍六合該当し、「四闘将」とも言う。激情駆られる瞳の色変化する瀕死の状態に陥った場合に自らの通力開放して死を回避しようとする、などの特徴がある。彼ら四闘将にだけ、晴明から二つ名与えられている。 凶将きょうしょう紅蓮勾陣該当する。他の神将比べて苛烈神気のために、本能むき出しにする赤子凶将気配察知すると火がついたように泣く。特に騰蛇はそれが顕著である。 十二神将の死じゅうにししょうのし) 十二神将不死ではなく、人と同様に付き場合によっては死に至る事がある命を落とした神将はすぐに異界甦るが、それまで培った記憶何もかも全て失い、その姿・性情異なった形で再生される。それは人の想い刻一刻変化し、その想い具現化したもの神将であるが故である。十二神将の中で唯一天一のみが過去落命した経験を持つ。 血濡れの咎(ちぬれのとが) 神将の理(上述)を犯す罪のこと。この咎を負っているのは、騰蛇六合。この咎を負った神将は「血濡れ神将」と呼ばれる二つ名ふたつな若き日晴明が、晴明自身願い込めて闘将与えた名前。騰蛇勾陣青龍六合それぞれ紅蓮、慧斗、宵、彩煇という二つ名をもつ。こめられ願いそれぞれで、その身に宿る強大な通力振り回されることなくおだやかであれ、という共通の願いがある。ただし、勾陣六合二つ名は、彼らの心の奥底潜む烈しさ戒める呪であるため、晴明勾陣六合二つ名で呼ぶことは稀である。勾陣曰く真綿呪縛」。 移し身うつしみ天一のみが持つ能力相手の傷や呪詛自分の身に移し替え浄化する能力。ただし、傷が深すぎたり、呪詛あまりにも強力だったりする場合肩代わりした天一自身が死ぬこともある。 水鏡みずかがみ水将である玄武天后がもつ能力空中水の波動によって水鏡創生し、声と映像やりとりすることができる(ただし、通信ができるのは二人同時に水鏡使った場合のみ)。また、二人が昔見た風景対象物位置把握している場合その場所を映し出すともできる風読み(かざよみ) 風将である太陰白虎がもつ能力風将同士風にこめられ意思読み取ったり、風が伝えてくる周辺の音とその発信源把握することができる。白虎はよくこの能力使っているが、太陰は苦手とするためかあまり使用しない風将以外でも風に乗せてきた意思を、多少理解できることがある風流ふうりゅう風将である太陰白虎がもつ能力竜巻によって長距離移動することができる。速度太陰が、安全性白虎優れている霊布(れいふ) 六合甲冑の上に身につけている霊布。それ自体が力を持っており、傷の痛み和らげたり、術や妖気などを跳ね返すともできる六合から離れても、徒人見えるようにすることも可能で、昌浩が正体ばれないようにかぶり、敏次を助けにいったこともある。 封印の金冠 紅蓮施され晴明封印50年前事件きっかけにその強大な通力大部分封じるために、紅蓮晴明願ったもの。精神的な衝撃受けたり激昂したりして、紅蓮通力封印抑制力超えると、金冠にひびが入った砕けたりすることがある危機に陥ってもはずすことはないが、必要だ判断した場合晴明許可、または自分意思ではずすことができる。

※この「十二神将関連」の解説は、「少年陰陽師の関連語句」の解説の一部です。
「十二神将関連」を含む「少年陰陽師の関連語句」の記事については、「少年陰陽師の関連語句」の概要を参照ください。

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