信楽焼とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 工芸 > 陶器 > 信楽焼の意味・解説 

しがらき‐やき【楽焼】

読み方:しがらきやき

信楽地方から産する陶器鎌倉初期のころ成立室町時代茶の湯勃興(ぼっこう)とともに注目された。現在は雑器から茶器までが作られる

信楽焼の画像
狸の置物が有名

信楽焼

読み方シガラキヤキ

滋賀県甲賀郡信楽町中心として中世から現代まで焼かれる陶磁器通称長石含んだ白色信楽胎土良質で、高火度酸化炎により焦げて赤褐色堅い焼締め肌になり、本来は無釉だが、焼成中にの灰がかかる自然釉淡黄、緑、暗褐色などを呈し器物景色豊かにする。また、水簸をおこなわない胎土中の粗い長石粒が溶けて乳白色ツブツブになる景色も信楽焼の一つ特徴となっている。特に茶人武野紹鴎は信楽焼を愛好し茶器を焼かせ、また、千利休は自らの意匠による利休信楽作り桃山期には信楽焼による茶道具の優品が制作された。

信楽焼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 01:30 UTC 版)

信楽焼(しがらきやき)は、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、日本六古窯のひとつに数えられる。一般にはの置物で知られているが、後述のように多様な発展を遂げている。中世に生産された(うずくまる)でも知られる。




「信楽焼」の続きの解説一覧

信楽焼(滋賀県甲賀市信楽)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 15:08 UTC 版)

登り窯」の記事における「信楽焼(滋賀県甲賀市信楽)」の解説

日本六古窯のひとつであり、中世末期頃より窖窯によって壺、甕、擂鉢などの焼き物づくりが始められた。近世では茶器多くつくられ幕末には陶器灯明具の一大産地であった

※この「信楽焼(滋賀県甲賀市信楽)」の解説は、「登り窯」の解説の一部です。
「信楽焼(滋賀県甲賀市信楽)」を含む「登り窯」の記事については、「登り窯」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「信楽焼」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「信楽焼」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



信楽焼と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「信楽焼」の関連用語

信楽焼のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



信楽焼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
伝統的工芸品産業振興協会伝統的工芸品産業振興協会
Copyright (C) 2024 (財)伝統的工芸品産業振興協会 All rights reserved.
陶芸三昧陶芸三昧
Copyright 2024 TOUGEIZANMAI All rights reserved.
陶芸三昧陶芸用語辞典
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの信楽焼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの登り窯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS