remain
別表記:リメイン
「remain」とは、とどまる・残ることを意味する英語表現である。
また、形容詞を目的語としてつなげることで、ある状態が変わることなく元の状態のままであることを意味する。「He remains silent.(彼は依然として黙ったままだ。)」「He remains single.(彼は独身のままでいる。)」
名詞として使用する場合、遺骨や遺体、遺筆、遺品といった意味で使われる。「I decided to keep the remains at home.(遺骨を自宅で保管することになった。)」
「remain」の覚え方としては、残り物を意味する「reminder」と語源が同じであることに注目するとよい。
・原形「remain」「(主語がhe/she/itの場合)remains」
・過去形「remained」
・過去分詞形「remained」
・現在分詞形「remaining」
「remain to be」は、後ろに過去分詞をつなげることで「まだ~されていない」「まだ~ではない」という意味になる。たとえば「It remains to be seen that he will win.(彼が勝つかどうかはまだ分からない。)」「The case remains to be solved.(事件はまだ解決されていない。)」のように用いる。否定を表す言葉が使われていないにもかかわらず、否定の意味となることに注意が必要である。
「remaining time」は残り時間という意味である。「The remaining time is 10 minutes.(残り時間はあと10分です。) 」「I decided to spend the remaining time of my life leisurely.(人生の残り時間をのんびりと暮らすことにした。)」
アメリカでは、警察に逮捕された際に被疑者が黙秘することを「remain silent」という。「You have the right to remain silent.(あなたには黙秘する権利がある。)」
「remain a rare event」は直訳すると「依然としてまれなこと」となる。このことから転じて、めったに起きないことを表す。「Four times in a row remains rare event.(4連覇なんてめったにあることじゃない。)」
「remain a prisoner」とは、束縛されている状態が続いていることを表す表現である。
そのことから、戦争などで捕虜になっていることを意味する。「He remains a prisoner in the previous war.(彼は前の戦争で捕虜になったままだ。)」
また、放射線の研究によって二度のノーベル賞を受賞し、キュリー夫人の通称で知られる化学者マリア・スクウォドフスカ=キュリーによる次の言葉も有名である。「One never notices what has been done; one can only see what remains to be done.(人がすでになされたことに気づくことはありません。人はまだなされていないことに気づくのです。)」
そのほか、「ゲルニカ」や「泣く女」などの作品で世界的に知られる芸術家パブロ・ピカソによる次の言葉もよく知られている。「Every children is an artist. The problem is how to remain an artist once we grow up.(すべての子どもたちは芸術家です。問題は、どうしたら成長した後も芸術家のままでいられるかということなのです。)」2368
「remain」とは、とどまる・残ることを意味する英語表現である。
「remain」とは・「remain」の意味を詳しく解説
「remain」はある状態にとどまっていたり、あるものやことが残っていたりすることを意味する動詞である。be動詞ではないものの、言葉としての働きはbe動詞に似ており、とどまっている、残っているといったニュアンスを付加していると考えるとよい。「A food remained on his plate.(彼の皿にはまだ料理が残っていた。)」「Only the last inning remains.(あとは最終回を残すのみだ。)」また、形容詞を目的語としてつなげることで、ある状態が変わることなく元の状態のままであることを意味する。「He remains silent.(彼は依然として黙ったままだ。)」「He remains single.(彼は独身のままでいる。)」
名詞として使用する場合、遺骨や遺体、遺筆、遺品といった意味で使われる。「I decided to keep the remains at home.(遺骨を自宅で保管することになった。)」
「remain」の覚え方としては、残り物を意味する「reminder」と語源が同じであることに注目するとよい。
「remain」の発音・読み方
「remain」の発音記号は「riméin」である。カタカナ読みだと「リィメェィン」となる。「remain」の活用変化一覧
「remain」の活用変化一覧は以下の通りである。・原形「remain」「(主語がhe/she/itの場合)remains」
・過去形「remained」
・過去分詞形「remained」
・現在分詞形「remaining」
「remain」の語源・由来
「remain」の語源は後に残る、とどまるといった意味であるラテン語の「remanere」である。「re」は後ろを、「manere」はとどまるを意味する。「remain」を含む英熟語・英語表現
「remain」を含む英熟語・英語表現としては、以下のものが挙げられる。「remain to be」とは
「remain to be」は、後ろに過去分詞をつなげることで「まだ~されていない」「まだ~ではない」という意味になる。たとえば「It remains to be seen that he will win.(彼が勝つかどうかはまだ分からない。)」「The case remains to be solved.(事件はまだ解決されていない。)」のように用いる。否定を表す言葉が使われていないにもかかわらず、否定の意味となることに注意が必要である。
「remaining time」とは
「remaining time」は残り時間という意味である。「The remaining time is 10 minutes.(残り時間はあと10分です。) 」「I decided to spend the remaining time of my life leisurely.(人生の残り時間をのんびりと暮らすことにした。)」
「remain silent」とは
アメリカでは、警察に逮捕された際に被疑者が黙秘することを「remain silent」という。「You have the right to remain silent.(あなたには黙秘する権利がある。)」
「remain a rare event」とは
「remain a rare event」は直訳すると「依然としてまれなこと」となる。このことから転じて、めったに起きないことを表す。「Four times in a row remains rare event.(4連覇なんてめったにあることじゃない。)」
「remain a prisoner」とは
「remain a prisoner」とは、束縛されている状態が続いていることを表す表現である。
そのことから、戦争などで捕虜になっていることを意味する。「He remains a prisoner in the previous war.(彼は前の戦争で捕虜になったままだ。)」
「remain」の使い方・例文
「remain」を用いた名言として、映画「メリー・ポピンズ」や「サウンド・オブ・ミュージック」の主演女優として知られるジュリー・アンドリュースの次の言葉がよく知られている。「If you remain calm in the midst of great chaos, it is the surest guarantee that it will eventually subside.(この混沌とした時代の真っただ中では、冷静に落ち着き続けることこそが終息へと向かう一番のカギになるのです。)」また、放射線の研究によって二度のノーベル賞を受賞し、キュリー夫人の通称で知られる化学者マリア・スクウォドフスカ=キュリーによる次の言葉も有名である。「One never notices what has been done; one can only see what remains to be done.(人がすでになされたことに気づくことはありません。人はまだなされていないことに気づくのです。)」
そのほか、「ゲルニカ」や「泣く女」などの作品で世界的に知られる芸術家パブロ・ピカソによる次の言葉もよく知られている。「Every children is an artist. The problem is how to remain an artist once we grow up.(すべての子どもたちは芸術家です。問題は、どうしたら成長した後も芸術家のままでいられるかということなのです。)」2368
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