デビル・ジョーカーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 01:52 UTC 版)
「ジゴロ次五郎」の記事における「デビル・ジョーカーズ」の解説
石川九州男をリーダーとするローライダー系を中心とするアメ車系チーム。主に土曜の夜の高乃坂パーキングで活動している。入会も自由で規則というものがなく自由奔放に活動しているが、いざという時は統率された行動をとり、エンドレスの窃盗騒動の時は九州男の指示の元、窃盗グループのアジトを即発見した。 石川九州男(いしかわ くすお) 石川家の長男。年齢は24歳。次五郎の兄で元暴走族鬼族総会長。亡き父に代わる石川家の大黒柱で、親戚が経営する運送会社「石川運送」の大型トラックドライバー。己の生きる信条も兼ねて「最大積載量 夢いっぱい」と記載したステッカーを貼っている。ローライダーのチーム「デビル・ジョーカーズ」のリーダーであり、愛車はキャデラック。暴走族「鬼族」時代はKawasaki Z IIに乗っていた。運送会社では日野・プロフィアや、いすゞ・ギガなどに乗っていた。また、一回だけだが三菱ふそう・スーパーグレートにも乗っていた。無免時代はワークス仕様のハコスカに乗っていたらしい。走り屋としての実力もかなりのもので、直線道路で後部を振らせる事ができるほど。若いころは暴走族の「鬼族」のリーダーとして君臨しており、今でもその人間離れした実力によって暴君と恐れられている。社会人になった今でもその力は絶大で、族の集会は石川邸前ではエンジンを切って通過する事が地元のお約束になっている(さもないと九州男に血祭りに上げられる)。作中最強の人物であり、その喧嘩の強さは人間とは思えないほどの化け物級。固定設置されている自動販売機を無理やり投げ飛ばしたり、500円玉を指で引き千切る等腕力も凄まじい。元族や現ローライダーのチームリーダーではあるが、昔から仲間に頼る事は殆ど無く大抵の揉め事は自分の腕力と強引さで切り抜けてしまう(チーム全員より九州男一人の方が強いため)。幼い頃から食料調達のために釣りをしていたためにその腕もプロ級で、現在でも地元の月一回開催される鯉釣り大会に出場し賞金の米一俵をかっさらう事で「コイ仙人」と呼ばれている(次五郎曰く「漁師の域」)。 イケメンだが下品で性格は最悪。弟の絡んだトラブルに面白半分で乗り込み解決していく。また金と女性が絡むと必ず首を突っ込んでくる。しかし兄弟の血は争えず、かっこつけようとして痛い目に遭ったり、キマらなかったりすることもしばしば。日頃の行いの悪さが災いして、瀕死になりかねないダメージを受けたことも一度や二度ではない。末弟勇夫に対してだけは甘い。また、次五郎を財布代わりにしながらも一応認めていたりする。唯一の弱点は、女性に不自由しなかったが故に、女性を性欲の対象としてしか見られない事(つまり本当に心から恋をした事がない)。一度この事で女の子にこっぴどくフラれており、現在は少し反省している。 ある時、変な方向で覚醒して市長選に立候補する。しかし、出演したTVでの演説でイチモツをさらけ出して大恥をかいたりと、常識ではありえない行動に出るなどの点は健在。選挙演説中に因縁を付けてきたヤクザを倒し市民の共感を得たが、ワイセツ未遂行為が災いし(シルビアからの制裁を食らって)一度目は敢えなく落選してしまった。だが二度目では見事に当選を果たし、次は県知事当選の野望を抱いている(罷免されていない所を見ると、市政は割とマジメにやっている様子であり、「絶対安全都市宣言」のとおりに片っ端からその筋の者たちをシメている模様。また、最終話での部下の発言を聞く限り、その手の連中への対応は部下達から完全に一任されていることが伺える)。 初盤では右のこめかみに族時代の喧嘩でできた傷があったが、中盤タイムスリップした際に族時代の九州男と対決し、「その時にできた傷」という時間修正が発生、左こめかみに傷が移った。 作者の別作品『くろアゲハ』に24歳時の姿で登場する。山本信愛に酷似しているようである。 誠 「デビルジョーカーズ」副リーダー的存在。巨漢でスキンヘッドと口ひげが特徴。左官系の仕事をしているらしく、仕事帰りにニッカ姿で九州男と時々ラーメン屋に行っている。
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