ダイコン フィルムとは? わかりやすく解説

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DAICON FILM

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 07:28 UTC 版)

DAICON FILM(ダイコンフィルム)は、1981年から1985年にかけて活動したアニメ特撮を中心とする自主映画の同人制作集団。アニメ制作会社ガイナックスの母体となった。


  1. ^ a b 吉本たいまつ『おたくの起源』NTT出版、2009年、p.152
  2. ^ 岡田斗司夫、山本弘小牧雅伸「オタクの歴史徹底大研究」『空前絶後のオタク座談会1 ヨイコ』音楽専科社、2001年、p77.
  3. ^ 長山靖生「僕がSFでマンガでアニメで、おたくと呼ばれた頃 記憶の中の80年前後SFファンダム史 中篇」『S-Fマガジン』2011年6月号、p.95
  4. ^ 長山靖生『戦後SF事件史 日本的想像力の70年』河出書房新社、2012年、p.189
  5. ^ 長山靖生「僕がSFでマンガでアニメで、おたくと呼ばれた頃 記憶の中の80年前後SFファンダム史 中篇」『S-Fマガジン』2011年6月号、p.96
  6. ^ 吉本たいまつ『おたくの起源』NTT出版、2009年、p.160
  7. ^ 長山靖生『戦後SF事件史 日本的想像力の70年』河出書房新社、2012年、pp.189-191
  8. ^ 牧真司「日本SF第一世代作家年表」『S-Fマガジン』2011年11月号、p.63
  9. ^ 牧真司「日本SF第一世代作家年表」『S-Fマガジン』2011年11月号、p.73
  10. ^ 筒井康隆「エリマキトカゲのサンバ」(『玄笑地帯』新潮社、1985年に所収)
  11. ^ 岡田斗司夫 (2005年7月12日). “「OTAKING SPACE PORT」 過去の日記”. 岡田斗司夫公式サイト. 2011年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月14日閲覧。
  12. ^ インターロップで高千穂遥先生とセッションをやることになりました。 村濱章司のブログ 2008年6月5日
  13. ^ 日本アニメ(ーター)見本市 第35話『カセットガール』メイキング、カラー デジタル部の中核スタッフが来福”. CGWORLD.jp (2016年2月12日). 2016年11月21日閲覧。


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ダイコン フィルム

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アオイホノオ」の記事における「ダイコン フィルム」の解説

庵野らを中心としたグループが、DAICON FILMとしてSF大会オープニングアニメ制作するまでの過程主人公である焔が一切登場しない)や、その後の彼らの動向は、本作の主要パート一つとなっている。 庵野秀明あんの ひであき雰囲気独特だが、クラスメイトを突然締め上げてショッカー基地のありかを吐かせようとするなど、奇行が目立つ眼鏡をかけた男。異常な密度描き込まれパラパラ漫画や、ウルトラマン題材とした特撮フィルムで、焔の自信完膚なきまで打ち砕くメカから女性まで、あらゆる作画が可能で、一度仕事入れば周囲が心配するほど、寝食最小限になる驚異職人気質風呂嫌い。 大学1回生から3回生まで、それまで制作した映像まとめて上映するフィルムコミッションで、ペーパーアニメ「じょうぶなタイヤ」を上映し、焔の自信をまた打ち砕いたその後ステレオ大型テレビ持っているヤツがいるという理由で、山賀と共に赤井のいる寮に引っ越す。 デビュー後島本和彦初めサイン求めた男であり、本作で焔のデビュー作掲載された『増刊少年サンデー』にサイン求めシーンは、ドラマ版では最終回クライマックスシーンひとつになっている。後にこのシーン描かれ原作では、デビューして誰からもサイン求められ自信喪失しかけている中で初サイン求められたことで焔は張り切ってサインを書いているが、庵野自身何を考えてサイン求めたかは明確に描かれておらず、横で見ていた赤井は「庵野くんも物好きだなあ」「(庵野は)なんでも集めておきたい性分の男だからな」と内心思っていた。 山賀博之(やまが ひろゆき映像製作実習庵野実力のある生徒をまとめ上げ、後に有名になる庵野ウルトラ」を作る自分はまったく絵が描けないし描くつもりもないが、描け人間操ってアニメ業界一儲けしよう目論むプロデューサー気質の男。作中では年齢似合わぬ巧妙な交渉術を当然のように使いこなす隠れた才能見抜く特技があり、すぐに庵野赤井取り巻きにし、誰も評価しない制作アニメすらうまいと言及した諸星ダンによく似ている作品上では、庵野秀明と同じ寮に住んでおり、部屋には大きなテレビがある。最近1980年ごろ)のアニメは全く見ておらず、関連知識全くないフィルムコミッション後、今の寮がボロ騒音うるさかったため、庵野と共に赤井のいる寮に引っ越す。薬師丸ひろ子似の妹がいる。 DAICONアニメ制作では目立った活躍がなく、アニメ関係者からのスカウト山賀にはかからなかったにかかわらず上京決意スタッフ手放したくない岡田建前上は惜しみながらの承諾だったが、本心は「君やったら別にええわ」であった単身マクロス制作スタジオにほぼ押しかけのような形で入り込んでしまう。 赤井孝美(あかい たかみ) 出っ歯の男。初回登場時には庵野秀明ショッカー基地はどこだと、いきなり首を絞められ落とされる短編映画課題山賀チーム入りその後も、庵野山賀と共に3人組行動している。1話から登場しており登場回数も多いが、作中説明があったのは夏休み終わりになってから。フィルムコミッションまでは、庵野山賀とは別の寮で暮らしていたが、自分の寮に2つ空き部屋ができたので2人を寮に呼び寄せる。すぐに落ち込む欠点があるが、女性作画得意なため自主制作アニメ任されることになる。 武田康廣たけだ やすひろ帽子・ジャケット・ズボンと全身黒革製で固めた太め青年。後のガイナックス取締役統括本部長第20回日本SF大会通称ダイコンIII」の責任者SF小説だけのものとい先人たちの固定観念覆し漫画アニメ、特撮SFであることを主張するため、庵野たちにオープニングアニメーション制作依頼する沢村さわむらメタルサングラスをかけた青年。後のガイナックス代表取締役武田同じくダイコンIII責任者岡田斗司夫(おかだ としお) 秘密基地のような怪しげな家に住み両親譲りの「俺って凄いやろ」オーラ放つ太目の青年。後のガイナックス初代代表取締役武田によれば「完全にどうかしてしまってる男」。

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