グラド帝国軍
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「ファイアーエムブレム 聖魔の光石」の記事における「グラド帝国軍」の解説
クーガー (Cormag) /ドラゴンナイト 声 - 関幸司 グレンの実弟で、彼の副官。見た目は強面だが、実は温厚な性格。飛竜の名はゲネルーガ。 エイリーク編ではヴァルターに騙され、エイリークを兄の仇と誤解して命令を無視し王都を飛び出して戦いを挑んでくるが、彼女の言葉により、真の仇を殺すためにグラドを裏切って行動を共にする。エフラム編ではセライナと共にデュッセル討伐に向かうが、父親同然の存在であったデュッセルの離反を信じ切れず、エフラムと共に行動することになる。 普段は傷を負った猫を助けるなど心優しい性格の持ち主だが、戦場では人が変わる。デュッセルをはじめグラド出身者が自国に疑いを持つなかで、彼だけは常に自分がグラド帝国の人間であることを誇りとしていた。戦いの後は自由騎士を名乗り各地を放浪するが、ターナと支援関係がAの場合にはフレリアに一兵卒として仕えることになる。 アメリア (Amelia) /新人兵士 声 - 永野愛 グラド領シルバ村出身の少女。幼い頃、母を山賊に連れ去られたことをきっかけに強くなろうと決意し、グラド軍に入隊する。母の名前はミリアーナ。ロスとは同い年。 芯がしっかりした性格で装備品の手入れは毎日怠らないが、せっかく用意した松明を民家に忘れるなどのうっかり者な面がある。 自分が所属している軍から敵であるエイリークやエフラムの風評を聞かされていたが、実際に本人らに会って風評ほどの悪い人物ではなかったことと、かねてから軍のやり方に疑問を抱いていたことと相まって、彼らに投降する。 エフラム編では、かなり強気な性格として描写されている。 なお、実は山賊に連れ去られた母は、数年前に山賊を討伐したデュッセルにより救出されており、デュッセルとの支援がAになれば、母親と再会するというハッピーエンドを迎えることができる。 ナターシャ (Natasha) /シスター 声 - 小倉唯 グラドの神殿に所属するシスター。マクレガー司祭の遺言を受け、聖石に迫る危機を伝えるために国境を抜けようとしたところを見つかってしまい、反逆の罪でグラド軍に追われていた。当時グラドに雇われていたヨシュアとは、この頃から繋がりができ始める。 民の救済を何よりもまず第一に考えており、自分と同じグラドの人間と戦うことにも躊躇いを感じている。 全キャラクターのなかでは、唯一人彼女のみ死亡時の台詞が2種類存在する。 なお、彼女自身はエイリークとセレフィユの街中で遭遇するまでは直接の接点を持たなかったものの、彼女の師であるマクレガー司祭はリオンの教育係を務め、グラドに留学していた当時のエイリークやエフラムも指導しており、とりわけエフラムにとっては「ルネスの王位を継ぐ者としては不勉強」と叱責してくる頭の上がらない存在であった。 ノール (Knoll) /シャーマン 声 - 木島隆一 グラド帝国の宮廷魔道士の生き残りでリオン直属の研究員。今回の動乱の原因を知っておりリオンを止めようとするが、反逆罪の罪状でリオンによって処刑されかけていた。刑が執行される前日、エフラムたちに救出される。 リオンと共に闇魔道を用いてグラドの未来を予見し、災厄によるグラドの滅亡を目の当たりにした。民を救うために「魔石」に手を出したリオンを止められなかったことを悔いている。一般的に忌み嫌われがちな闇魔法の使い手ということであまりいい境遇にはおらず、物事を否定的にとらえがちである。その経緯からか、自軍に参戦するユニットの中では珍しく幸運の初期値が0(エイリーク編では稀に1)である。 ティラード(Tirado)/ジェネラル ヴァルターの副将で、参謀も務める。ヴァルターに劣らない冷徹な性格で、慇懃無礼な敬語を使う。策謀家であり、自分の計略には絶対的な自信を持つ。水城レンバールでエフラムたちを罠にはめ、エイリークたちを迎え討つ。策を破られ倒される際には、多少ながら敬意を見せてくる。 ベルナ(Beran)/フォレストナイト ヴァルターの部下。セライナに代わりデュッセルとエフラムの討伐をヴァルターより受けるが、時間が掛かり過ぎ失敗、ヴァルターの制裁を恐れて逃亡する。 アイアス/グレートナイト ケセルダの副将。傭兵時代からケセルダのそばで活躍していた。派手な功績はないが負けない慎重な戦いを得意としており、今まで一度も敗北を喫したことがない。エイリーク編で登場し、直接倒した場合は今まで破られなかった鉄壁の防御の陣を崩したことに対し、武人としての敬意をエイリークに払う。倒さなかった場合、ケセルダが押さえていたはずのロストン聖騎士団が駆けつけたため敗走、ケセルダの過去を知っているため、後々邪魔者になる可能性があると判断した彼によって始末される。 ゲブ(Gheb)/ウォーリア グラド帝国軍の部将。リグバルド要塞の司令官。部下を虫けらのように扱う非情な男。肥満体の大柄な男で「ぶふぅ」が口癖で、ターナに「気持ち悪い」と評されている。部下に対する扱いが非常に悪かったため人望は皆無に等しく、要塞の制圧後はとくに反乱も起きなかった。 ノベラ(Novala)/シャーマン アーヴの部下。表面上は上司であるアーヴに媚びへつらっているが、本心では自分に遠慮なく「小物」呼ばわりしてくる彼への忠誠心は欠片もなく、帝国将の地位を狙っている。勝利のためなら手段は選ばない卑劣な男で、村人を人質にとってエイリークに月の腕輪を渡すよう要求する。執着心が強いためか、シャーマンにしてはかなりHPが高い。 ゾンタ(Zonta)/傭兵 ティラードに雇われた傭兵隊の長。水城レンバールでティラードの計略で捨て駒に利用され、エフラムに倒された。 マーレイ(Murray)/ソシアルナイト ティラードの部下。シューターを使った作戦でレンバール城を防衛する。ティラードはもともとエイリークたちを城に誘い出すつもりだったため、彼もまたティラードに捨て駒にされたようである。 ザール(Saar)/アーマーナイト グラド帝国軍の忠義の部将。セレフィユ国境守備隊の隊長。帝国に絶対の忠誠を誓っており、皇帝の乱心に揺れるグレンを感服させた。 ブレゲ/アーマーナイト グラド帝国軍の中隊長。ルネスとフレリアの途中にあるミュラン城を占領し、ターナを人質に取るが、その直後エイリークたちに奪回される。 オニール/戦士 グラド帝国軍の小隊長。逃亡したエイリークとゼトを追撃する。
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