なにわ筋線
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なにわ筋線(なにわすじせん)は、大阪府大阪市北区の大阪駅から同市浪速区のJR難波駅まで、および同市西成区の新今宮駅までを、なにわ筋の地下を経由して結ぶ予定の鉄道路線(予定線)。関西高速鉄道が第三種鉄道事業者として整備し、完成後に西日本旅客鉄道(JR西日本)および南海電気鉄道(南海)が第二種鉄道事業者として運行を行う計画である[1]。
停車場・施設・接続路線[18] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注釈
- ^ a b 大阪駅(うめきたエリア)地下ホームの供用開始以前は、同駅は「(仮称)北梅田駅」とされていた[4]。
- ^ 事業主体となる関西高速鉄道への出資金(総事業費の20%=660億円)の半額(330億円)、および国庫補助対象額1620億円の地方負担分約52.5%(850億円)の合計[21]。
- ^ これはJR東西線およびおおさか東線整備時における府市の負担割合が1:1であることを踏まえたものとなっている。
- ^ 難波入堀川(埋立。阪神高速1号環状線北行き)に架かっていた賑橋 - 叶橋間の地下に設けられる予定で、地上には大阪シティバスのなんばバスターミナルがある。西にOsaka Metro難波駅の四つ橋線ホーム、東に御堂筋線ホーム、北に千日前線ホームおよび近鉄難波線・阪神なんば線の大阪難波駅、南東端に南海難波駅という位置関係になる。
出典
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- ^ a b なにわ筋線推進へ合意 - 日本経済新聞 2009年4月18日
- ^ “関空アクセス改善の切り札、実現なるか…なにわ筋線 大阪知事「黒字見える」「共同運行でサービス向上を」”. 産経WEST (産業経済新聞社). (2016年10月31日) 2016年11月5日閲覧。
- ^ 大阪市:平成29年1月26日 大阪市長会見全文
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- ^ 「なにわ筋線」平成43年春開業、「北梅田」「中之島」「西本町」「南海新難波」計4駅新設 関空アクセスは「20分」短縮 - 産経新聞、2017年5月23日
- ^ “環境影響評価手続き実施事業一覧 - 大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線”. 大阪市環境局 環境管理部 環境管理課 環境影響評価グループ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b c d なにわ筋線事業計画に係る都市計画素案説明会(2019年3月) (PDF) - 大阪市都市計画局計画部交通政策課、2019年5月19日閲覧。
- ^ “「なにわ筋線」整備で大筋合意 関空へのアクセス向上”. 朝日新聞DIGITAL (朝日新聞社). (2017年3月17日) 2017年3月17日閲覧。
- ^ “阪急も「なにわ筋線」乗り入れ…関空へ時間短縮”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2017年3月16日). オリジナルの2017年3月16日時点におけるアーカイブ。 2017年3月16日閲覧。
- ^ a b なにわ筋線について (PDF) - 平成29年度第2回大阪府戦略本部会議 資料 2017年9月19日
- ^ “なにわ筋線、大阪府市の負担同額に 590億円ずつ”. 日本経済新聞. (2017年9月19日) 2017年9月21日閲覧。
- ^ 『「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅」の改札内連絡通路の整備並びに「うめきた(大阪)地下駅」の駅名について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年3月25日。 オリジナルの2021年2月17日時点におけるアーカイブ 。2021年2月17日閲覧。
- ^ “JR大阪駅「うめきたエリア」開業 地下ホームに3線乗り入れ、顔認証改札機も”. 梅田経済新聞 (2023年3月20日). 2023年5月5日閲覧。
- ^ 「南海高野線の汐見橋-木津川間を地下化 なにわ筋線竣工時に」 - 朝日新聞(大阪朝刊3頁) 1990年8月17日
- ^ “大阪と関空結ぶ、なにわ筋線 検討3ルートすべてで実現可能”. 産経新聞. (2009年12月18日). オリジナルの2010年3月31日時点におけるアーカイブ。
- ^ “南海難波駅との接続が有力 なにわ筋線”. 産経関西. (2011年3月25日). オリジナルの2011年3月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ “大阪都心-関空短縮 なにわ筋線 難波ルートに”. 読売新聞. (2012年3月22日). オリジナルの2012年3月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ 地下鉄四つ橋線、阪急・南海と接続 新大阪-関空直結へ構想 - 日本経済新聞、2012年5月8日、2013年11月25日閲覧。
- ^ 草町義和 (2017年5月23日). “「なにわ筋線」建設推進、JR西日本・南海など一致 2031年春開業目指す”. Response. 2017年6月14日閲覧。
- ^ “阪急、十三と新大阪を結ぶ連絡線 長期計画に盛り込む”. 朝日新聞. (2017年5月20日) 2017年6月14日閲覧。
- ^ 神山, 純一 (2019年10月23日). “なにわ筋・新大阪連絡線、実現へ一歩 阪急などが協議へ”. 朝日新聞DIGITAL. 2019年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月28日閲覧。
- ^ “阪急など鉄道3社、新規2路線の事業化を府・市と協議へ”. 日本経済新聞 (2019年10月23日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “阪急など、新規2路線の事業化へ大阪府・市と協議開始”. 日本経済新聞 (2020年2月5日). 2020年2月6日閲覧。
- ^ “<独自>阪急十三駅と新大阪、うめきたを結ぶ新線、13年開業へ”. 産経新聞 (産経新聞社). (2022年12月27日) 2022年12月27日閲覧。
- ^ “<独自>阪急、2031年に関空直通へ 急行を乗り入れ”. 産経新聞 (産経新聞社). (2023年8月16日) 2023年8月16日閲覧。
- ^ なにわ筋線について
- ^ なにわ筋線事業計画に係る都市計画素案説明会説明資料 - 大阪市・関西高速鉄道、2019年3月
- ^ 鉄道ジャーナル2001年8月号『都市鉄道調査 最終報告(続)』(佐藤信之)
- 1 なにわ筋線とは
- 2 なにわ筋線の概要
- 3 運行形態
- 4 脚注
なにわ筋線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:46 UTC 版)
詳細は「なにわ筋線」を参照 新今宮駅 - (仮称)西本町駅 - (仮称)北梅田駅(大阪駅) 新大阪と難波を結んで関空アクセスの利便性を高める路線として1980年代からなにわ筋線の計画があった。長らく構想自体が停滞していたが、2017年3月、大阪府と大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者が新たな事業計画で大筋合意したと報じられた。 同年5月には、JR難波駅 - (仮称)西本町駅 - (仮称)中之島駅 -(仮称)北梅田駅(大阪駅)間および、南海新今宮駅 - (仮称)南海新難波駅 - (仮称)西本町駅 - (仮称)中之島駅 - 北梅田駅(大阪駅)間を第三セクターが整備(建設)し、南海新難波駅、西本町駅、中之島駅および北梅田駅の4駅を新設すること、JR難波 - 北梅田間をJR西日本、新今宮 - 北梅田間を南海が営業主体となって営業する(西本町 - 北梅田間はJR西日本・南海が共同営業)こと、2031年春の開業を目標としていることが5者から発表された。大半が地下線で、南海は新今宮駅から南海本線に乗り入れる。阪急も北梅田駅 - 十三駅間を結ぶなにわ筋連絡線の新設を調査・検討するとしており、なにわ筋線と直通運転する協議を進める。 なにわ筋線計画が具体化したことにより、悲願であった「梅田進出」が達成される。過去3度、梅田までの延伸を申請していたが、いずれも大阪市に却下されている。また競合するJR西日本が難色を示したことで断念していた。
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なにわ筋線
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「大阪圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」の記事における「なにわ筋線」の解説
新大阪駅からJR難波駅及び汐見橋駅までを結ぶ計画。2004年の近畿地方交通審議会答申にも盛り込まれている。詳細は「なにわ筋線」を参照。
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なにわ筋線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 17:55 UTC 版)
2017年5月23日に大阪府・大阪市・西日本旅客鉄道(JR西日本)・南海電気鉄道(南海)・阪急電鉄(阪急)の5者共同リリースにより明らかにされたなにわ筋線の建設計画では、途中に中之島駅(仮称)を設ける計画が明らかにされている。 大阪市が2019年3月に示した都市計画素案説明会の資料によれば、なにわ筋線は堂島川と土佐堀川の護岸基礎の下を横断するため地下30-40mの深さを通過する計画で、駅は地下4階と5階に単式ホーム1面1線を上下に並べた構造が想定されている。第三セクターの関西高速鉄道が事業主体となり、JR西日本と南海が第三種鉄道事業者として運行を行うことが予定されている。 なお、京阪中之島駅構内ではなにわ筋線との接続駅とする前提で既に連絡通路の建設が行われている。
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