すおう〔すはう〕【周防】
す‐おう〔‐アヲ|‐ハウ〕【素×襖/素×袍】
読み方:すおう
直垂(ひたたれ)の一種。裏をつけない布製で、菊綴(きくとじ)や胸ひもに革を用いる。略儀の所用で、室町時代は庶民も日常に着用した。江戸時代には形式化して長袴(ながばかま)をはくことが普通になり、大紋と同じように定紋をつけ、侍烏帽子(さむらいえぼし)に熨斗目(のしめ)小袖を併用し、平士(ひらざむらい)や陪臣の礼服とされた。
す‐おう〔‐ハウ〕【×蘇▽芳/×蘇▽方/×蘇×枋】
吸おう
艦艇(多用途支援艦「ひうち」型)
蘇芳 (すおう)
すおう (蘇芳)
●インドからマレー半島に分布しています。高さは5~10メートルになり、幹や枝には小さな棘があります。葉は2回羽状複葉で、小葉は長楕円形です。5月から6月ごろ、円錐花序をだし、黄色い花を咲かせます。心材は「蘇木(そぼく)」または「蘇芳木(すおうぼく)」と呼ばれ、古代より赤色の染料として利用されてきました。わが国へも飛鳥時代に中国から渡来しています。また漢方でも収斂剤や止瀉薬として用いられてきました。
●ジャケツイバラ科ジャケツイバラ属の常緑小高木で、学名はCaesalpinia sappan。英名は Sappan wood。
カワラケツメイ: | 肥やし 花センナ |
ジャケツイバラ: | カエサルピニア・メキシカーナ 蘇芳 蛇結茨 |
パーキンソニア: | パーキンソニア・アクレアタ |
ブラウネア: | 大宝冠木 |
周防
姓 | 読み方 |
---|---|
周防 | すおう |
すおう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/24 09:53 UTC 版)
すおう
- すおう (多用途支援艦) - 日本の艦艇。周防に由来。
- 素襖 - 日本の男性用民族衣装の一。
- スオウ(蘇芳、蘇方、蘇枋) - 赤色の染料となる小高木。
- 蘇芳色 - 黒味を帯びた赤色。スオウの染料の色。
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