くるみの新機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:18 UTC 版)
くるみの改造に際してちあきは、「インパクトが大きく」「無秩序」でかつ「不便」を、「主義」「思想」としている。 万能ナイフ(1巻 カラーページ) くるみの指10本が付け根から開き、手動工具が出てくる。仕組みは十徳ナイフとほとんど同じだが、ドライバーなどの回転工具は電動で回せる。くるみの意思では工具をしまうことができない。 充電器くるみ(1巻 #1 蟹) くるみは自ら体内電力(高電圧)を家庭用電力に変換することができ、スマートフォンの充電だけでなく、電子レンジ等のほとんどの家電が使用可能である。くるみは電気で動いている訳では無いが、電気を無限に生み出せる。また、ブレーカーが落ちるといったことが起きない。くるみ曰く、漫画を読んで出来るようになったらしい。最大の同時接続数が上半身のみで50台である。また、接続数のセキュリティロックを解除することで、下半身の50台が追加されて、最大同時接続数が100台になる。 タコ足怪人くるみ(1巻 #1 蟹) くるみが巨大タコ足配線から着想を得て思いつく。くるみ曰く、全知全能。 増殖くるみ(1巻 #2 増殖) ボタンを押すことで、くるみが増殖し、超個体を形成する。増殖の特徴として、個体ごとのくるみの人間的な意識(「個体意識」)が、全体のくるみ("〈我々〉")の全体的な意識(「主体意識」)として相互共有されていることが挙げられている。また、その特殊な相互共有(「集団的意識」)を用い、百人のくるみがダンスを考えだした。増殖したくるみの頭部のアホ毛を引き抜くことで、個体を消去することができる。消去すると実体が輝くもやのように変位(フェードアウト)し消える。増殖したくるみ個体(〈わたし〉)を消去しても、その個体ごとの記憶は最後に残ったくるみに複製保存される。複製保存された後、記憶の再構成を行うが、記憶量が多い場合頭痛が起こる。くるみは集合体での存在から個での存在への移行によって泣き出すほどの精神的な不安を抱いた。 くるみちゃんスイッチ(1巻 #3) 文字が1つずつ書かれたスイッチが5つある空き箱「くるみちゃんスイッチ」のスイッチを押すことで、頭文字が同じくるみの機能が現れる。スイッチの文字はひらがなだけでなくアルファベット、漢字などの計90文字ある。 五次元前頭葉(1巻 #3) 「くるみちゃんスイッチ」の「あ」を押し、くるみの頭頂部が半開すると現れる。五次元とリンクしており、宗円家の冷蔵庫の豚肉やブラックホールなどあらゆる物質をどこでも取り出せる。 小型お掃除ロボット(もーちゃん)(1巻 #5 掃除) 主食をゴミとする猫のような生命体。くるみの手をもぎ取り、スマホと接続し起動することで、くるみの手が変化しこのロボットになる。食べたゴミは排泄されず無に返る。1巻 #6 邪悪でたまに鳴く「モオ」の鳴き声から、「もーちゃん」とくるみに名付けられた。 うでマシンガン(1巻 #10 銃撃) くるみの右腕がマシンガンになる。ゲームに影響されたくるみがちあきに頼み、つけてもらった。弾は出ないが、外見を変えるスキンが30種類ある。 第3の腕(1巻 #11 体育) 背中の肉を使い生成し、うなじから出して使用する。ちあきがバレー用に施したものであり、細かい操作はできないが、ボールを弾くくらいはできる。指が6本ある。
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