『逆転のレシピ』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:45 UTC 版)
「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事における「『逆転のレシピ』」の解説
須々木 マコ(すずき マコ)[マコ] 被告人。前作の事件が原因で警察を退職し、フレンチレストラン「吐麗美庵(とれびあん)」のウェイトレスとして勤務している。本作の時点で23歳。成歩堂を装った偽者の弁護で殺人罪の有罪判決を受けている。自身の体型を「悩ましいボディライン」と言っている。 岡 高夫(おか たかお) 被害者。株式会社「バグダス」社員で優秀なコンピュータープログラマー。左目にモノクルを付け、ニット帽を被っている。享年28。無類のギャンブル好きだったらしく、特に競馬に熱を上げていた。名前が回文になっている。 本土坊 薫(ほんどぼう かおる)[ホンドボー] 目撃者。「吐麗美庵」店長。39歳。話の節々にフランス語を交え、その口調や態度こそ女性だが、誰がどう見ても筋骨隆々のれっきとした暑苦しい男性(いわゆるオネエ)。ポエムとアロマテラピーに凝っている。料理の腕はひどく、成歩堂は法廷記録にてそのランチのことを「想像を絶するマズさ」と表記しており、ゴドーもコーヒーについて「こんなにすっぱいコーヒーは初めて」「ヒトクチ飲む以上の価値はない」と発言している。おまけに割高で、通常のランチでも2980円(さらにドリンクやデザートやお土産をつけると6400円で、成歩堂は驚愕している)、コーヒー一杯が980円もする。『蘇る』第5話では糸鋸が御剣に送った捜査の報告書として「吐麗美庵」の開店予告チラシの裏が使われた(御剣はその際、「吐麗美庵」を「うまいフランス料理のレストランらしい」と語っている)。名前の由来は、「『フォン・ド・ヴォー』が薫る」という意味から。 五十嵐 将兵(いがらし しょうへい)[ジーサン][イガラシ] 目撃者。「吐麗美庵」の常連客。熟練の紋章上絵師だが、時代ゆえ本職はなかなか上手くいかず、ハンバーガー屋のバイトなどをしている。真っ赤で大きな鼻をしており法被に腹掛け、角刈りにねじり鉢巻という格好をしており、江戸っ子を絵に描いたような人物。68歳。非常に頑固な一方で卑屈な面があり、気に入らない事があると枡に入った豆を投げつけてくる。その一方「吐麗美庵」のウェイトレスの制服が好みで、それが目当てで高いコーヒーを飲みに「吐麗美庵」に通い詰めている。名前の由来は特に無い。 小池 ケイコ(こいけ ケイコ)[コイケ] 「株式会社バグダス」社長。ロボットを髣髴とさせる容姿と教育番組の司会者のような説明口調が特徴で、無機質な雰囲気を漂わせている。年齢不詳。彼女含め「バグダス」社員は全員名前が回文になっており、左目にモノクルと呼ばれるコンピューターを装着して社員にも左目にモノクルを装着させる。 芝九蔵 虎ノ助(しばくぞう とらのすけ)[ゼニトラ][シバクゾー] 金融会社「カリヨーゼ」社長。通称「ナニワのゼニトラ」。42歳。大柄で龍と虎の刺繍が縫い込まれたワイルドな朱色のスーツを着込み、鬼のような風貌と恐ろしい怒鳴り声を持つ極めてガラの悪い人物。ただしうらみの前では非常におとなしくなる。信条は「三日坊主」。これは「一度捕まえた客は、3日で丸ボーズにムシるべし」という経営理念。名前の由来は、「芝九蔵」は「しばくぞ」(関西弁で「叩くぞ」あるいは「殴るぞ」という意味)、「虎ノ助」は成歩堂龍一の「龍」との対比にある「虎」から。 鹿羽 うらみ(しかばね うらみ)[ウラミ] 金融会社「カリヨーゼ」社員。虎ノ助を「トラ様」と呼び慕っている女性で、強大な勢力を持つ組織「鹿羽組」組長の孫娘。25歳。頭に包帯を巻いている。恐ろしく恨めしげで湿っぽく、影があるどころか影そのもののような人物で、来客に差し出すお茶などに何かを一服盛ったかのような発言を好む。『123』では目元に影が出来て更に不気味さが増している。名前の由来は「屍」で、仮設定段階での名前は「ナンバミナミ」や「シカガネ」(「鹿」の下に「金」(鏖)で「皆殺し」と読む事から)。 鹿羽 権太(しかばね ごんた) うらみの祖父。「鹿羽組」組長で、街の闇金融の総元締。78歳。本人は物語に登場せず、人物ファイルで登場。スキンヘッドで頭に傷がある。名前の由来は、サザンオールスターズのツアー名である「ゴン太君のつどい」から。
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