KTMインターシティ 運賃

KTMインターシティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 04:35 UTC 版)

運賃

普通運賃

運賃は、等級・キロ程ごとの運賃に、列車の種類・設備などで加算料金が付加される。実際には、列車ごと、区間・等級・座席(寝台)位置別に公示されている。列車単位の運賃設定であり、列車を乗り継ぐ場合には列車ごとに乗車券を購入する必要がある。

クラス Kmあたり運賃
(リンギット)
1等 0.15
2等 0.065
3等 0.036

運賃はリンギット建てであるが、シンガポール側で販売する場合に限りシンガポールドル建てとなる。通貨換算されるのではなく通貨単位が変わるだけである[5] ため、レートの関係で2倍以上の実質価格差が発生する。シンガポールから北上する列車に乗る場合、バスなど他の公共交通機関JBセントラル駅へ行き、JBセントラルからの乗車券を購入し乗車すると安い[6]

割引制度

以下のような割引があるが、マレーシア人・シンガポール人向けである。

レール・パス

マレーシア、シンガポール以外の外国人を対象にした、KTMインターシティ全線(タイ国内は除く)に乗り放題のパスである。料金は米ドル建てで公示されるが、購入時はマレーシア・リンギット(シンガポール駅はシンガポール・ドル)に換算されて発売される。

  • パス購入時、座席予約時にパスポートを提示する必要がある。
  • 寝台車を利用する場合は、追加料金が必要である。

販売額

有効期間 大人
(USD)
子供
(USD)
5日間 35.00 18.00
10日間 55.00 28.00
15日間 70.00 35.00

寝台車追加料金

  • 以下の料金の通貨単位は、マレーシア国内発はリンギット、シンガポール発はシンガポール・ドルである。
クラス 下段 上段
豪華1等(ADNFD) 71.80 51.80
1等(ADNFB) 26.00 19.00
2等(ADNS) 17.00 12.00

販売駅

レール・パスは、以下の箇所で発売している。


  1. ^ 9208、9209列車。
  2. ^ 公式WEBページの Seat Abailability から各列車の時刻や運行日程を確認できる。
  3. ^ http://www.ktmb.com.my/images/KenyataanMediaTrenShuttleJBWoodlands.pdf
  4. ^ http://www.ktmb.com.my/index.php/2013-10-22-03-44-57/east-south-route
  5. ^ たとえば、マレーシア国内で 5MYR で購入できる同一区間が、シンガポールで購入すると 5SGD となる。
  6. ^ 2015年7月より、JBセントラル駅を境に運行が分断されたため、シンガポール発の列車はすべてJBセントラル駅行きの列車のみである。


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