Jak 3 キャラクター

Jak 3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 15:49 UTC 版)

キャラクター

主要登場キャラクター

Jak(ジャック)
前作でメタルコールを倒し、ヘブンシティに安息を取り戻した英雄。しかし、その力を危険視するヴェーガー伯爵の陰謀によりウェイストランドへと追放され、Spargus Cityで生活を送ることになった。本作では18歳。前作のダークウォーリアー計画の後遺症であるダークジャックへの変身能力は健在。今作では、オラクルの力で新たにライトジャックへ変身能力を授けられ。真の敵であるDark Makersに立ち向かっていく。
Daxter(ダクスター)
今作でもイタチの姿で登場。ジャックと共にSpargus Cityで暮らす。これまでと比べ、ダクスター1人で活動するミッションが目立つ。最終的には念願のパンツ(ジーパン)を手に入れる。
Errol(エロール)
前作、レースでジャックに負けたショックから暴走してエコに突っ込み、爆死したと思われていたが、「Cyber Errol(サイバーエロール)」として、体の大半が機械で構成されているグロテスクな姿となり生存していたことが発覚。その性格もDark Makersと手を組むなど、さらに凶暴さを増している。本来の「エロール」の綴りは「Erol」だが、サイバーエロール状態の綴りは意図的に「Errol」に変えられている。
The Oracle(オラクルの像)
ウェイストランドの南端にある寺院の最深部にいる。これまでのオラクルとは容姿が異なる。ジャックにLight Jakの力を与えてくれる。

スパーガスシティの住人

Damas(デイモス)
Spargus Cityの厳格な王。かつてはヘブンシティの支配者だったが、バロン・プラクシスの裏切りに遭い、ウェイストランドに追われた。ジャックの戦士としての非凡な才能に興味を示し、深く信頼するようになる。また、行方不明となった息子の面影を重ねてもいる。
Kleiver(クリーヴァー)
スパーガスシティにいる体格の良い中年男性。Damasの右腕で、Off-Road Vehiclesの乗り方等、砂漠での生活と仕事をジャックに教える。気難しく嫌みな性格で、ジャック達の事を若造と見下している。
Seem(シーム)
プリカーソル文明を信奉、調査している修道士の一員。闇の力を秘めたジャックを警戒している。
Sig(ジーグ)
第2作にも登場した勇ましく頼りになる戦士。Spargus CityのArena(円形闘技場)で意外な形でジャックと再会し、Spargusの出身者あった事が明らかになる。今作では主にSpargus Cityを拠点に活動する。

ヘブンシティの住人

Count Veger(ヴィーガー伯爵)
バロン亡き後にヘブンシティを統治する評議会の中心人物。プリカーソル文明の神秘を得て世界の救世主となる野望を抱いており、計画の障害となるジャックらをヘブンシティから追放した。その後もブリカーソルロボットにジャックを襲わせる等、多くの策を巡らせる。
Samos the Sage(セイモス・ザ・セイジィ)
ジャックとダクスターの師匠の緑の賢者。ヘブンシティでジャックらの帰りを待つ。
Keira(ケイラ)
ジャックとダクスターの幼馴染でセイジィの娘。メカニックの才能に溢れている。本来ヒロインだが今作では出番が少なく、主にジェットボードを使ったミッションで通信機越しに指令を送ってくる。今作のシティでのミッションは戦闘に比重が置かれているため、非戦闘員のケイラではサポート役としての活躍の場を得難いというのがその主な原因。
Torn(トーン)
前作でアンダーグラウンドのナンバー2だった戦士。ジャックらがヘブンシティに戻ってきて間もない頃は、かつてのクルーの店であったヒップホッグ・サロンを拠点に活動していた。
Ashelin Praxis(アシュリン・プラクシス)
かつてはクリムゾンガードの部隊長だった。ウェイストランドのオアシスにてジャックと再会し、彼にジェットボードを渡す。
Tess(テス)
かつてアンダーグラウンドで活動していた女性。今回は、ヘブンシティのポートエリアのガン・トレーニングコースでジャックらに新しいガンを授けてくれる。動物好きな性格は変わらず、今作でもダクスターをかわいがっている。
Vin(ビン)
ヘブンシティの優秀なエンジニア。前作の終盤に殺されたが、パワーステーションのコンピュータに彼の意識がプログラムとして残されていたため、今作にも顔のみでホログラムの立体映像として登場する。
Onin(オニン)
ヘブンシティの盲目でしゃべれない預言者。前はシティのバザールエリアにテントを建てていたが、バザールエリアが廃墟と化したため、現在はダスティエリアにテントを建てている。
Pecker(ペッカー)
オニンの通訳として働く鳥だったが、ジャックらと共にウェイストランドに連れてこられた後、Spargus Cityで暮らす。中盤でようやくオニンのもとに戻ることができた。
Jinx(ジンクス)
爆薬の扱いに長けた工作員。前作ではクルーの部下の1人として登場していた。いくつかのミッションでジャックと同行する。

その他

Precusors
ジャックたちの住む世界を作り上げた古代文明の担い手たち。その正体はダクスターと同じ姿をした小動物。外見で他の種族から侮られるのを防ぐと共に、自分たちをより偉大で神秘的な存在に見せるため意図的に姿を隠し、遺物にも記録しなかった。
Ottsel Leader
Precursors3人組のリーダー。オラクルの像を介してジャックを導いてきた声の主。杖を持っており、3人のPrecursorsの中で最も威厳がある。また、他の2人に比べて太っている。
Ottsel Dummy
Precursorsの1人。ダクスターと同じくottsel。無造作に生えた前歯が特徴的で、結構ラフな格好をしている。頭に帽子のようなものを着用し、目を隠している。
Ottsel Surfer
Precursorsの1人でottsel。ヤンキーな格好をしている。




Yak-3 (航空機)

(Jak 3 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 16:28 UTC 版)

Yak-3 / Як-3

駐機中のYak-3 (1944年撮影)

Yak-3Yakovlev Yak-3 / Jak-3 ヤク3 / ロシア語:Як-3 ヤーク・トリー)は、ヤコヴレフ設計局が開発し、国土防空軍などで運用された戦闘機。

Yak-1の主翼を小型化し、空力的洗練や軽量化を行った低高度用の戦闘機

概要

開発

元々Yak-3と言う名称は、1941年に開発されていたI-26(Yak-1の原型機)の火力強化型であるI-30に使われていたが、こちらは採用されることはなく開発中止となっている。 アントーノフ設計局の創始者であるオレーク・コンスターンチノヴィチ・アントーノフによって、1943年からYak-1の改良計画が開始された。この新しい機体はYak-1Mと命名され、主に軽量化と空力洗練に焦点を当てた改修が施された。主翼はそれまでより小型のものが採用され、胴体下部にある主冷却器や機首下部にあった滑油冷却器の位置の変更も行われた。各部装備の軽量化や燃料搭載量を減らした事もあり、試験では高い性能を発揮した。Yak-1Mは量産されることが決定し、開発中止により使用されていなかったYak-3の名称を再利用し正式に採用された。量産化に際しVK-105PFからVK-105PF2への換装が行われており、これにより性能は更に向上した。

Yak-3は低高度での上昇や加速に優れ、また操縦も容易なことから新米パイロットでも扱える優秀な機体であった。実戦においては最も優れたソ連戦闘機とも言われたほどの働きを残した。生産は、ロシアウクライナで行われた。

装備

初期生産モデルの武装は12.7 mm UBS機銃1挺と20mm ShVAK機関砲1門であった。1944年8月からは火力強化としてUBS機銃が1挺増設された。後に武装の換装や大口径機関砲の搭載による火力強化が行われた機体がいくつか試作されたが、正式採用に至ったものは少ない。戦後の生産型では新型の20 mm機関砲であるB-20が搭載されている。これはそれまでのShVAK20 mm機関砲と同性能でありながら遥かに軽量であった。これにより戦後型では機首に多連装とすることが可能となり、大きな火力増強となった。

防弾装備としては、後方パイロット後部に64 mmの防弾ガラス、9 mm鋼板で作られた座席を備えており、翼内の燃料タンクは内装式の積層ゴムにより自動防漏タンクとなっていた。風防正面には防弾ガラスを備えていなかったが、その代わりに良好な視界が得られていた。

この頃には無線機は多くの機体に搭載されるようになっていたが、初期生産ロットでは送信機を備えた機体は2機に1機程度だった。これは後に改善されている。

派生型

Yak-3M(オリジナル機とはエンジン周りや風防、降着装置が異なる)
Yak-3M(オリジナル機とはエンジン回りや降着装置が異なる)
Yak-3 VK-107A (Як-3 ВК-107А)
設計段階で予定していたVK-107Aを実際に搭載したモデル。結局このエンジンはYak-3の機体には適さないとされ、少数が生産・配備されたに留まった。
Yak-3 VK-108 (Як-3 ВК-108)
さらに高出力なVK-108を搭載したモデル。非武装とし燃料を減らした状態での計測ではあったが、ソ連のレシプロ戦闘機で最速となる745 km/h(6,290 m)を記録した。
Yak-3K (Як-3К)
Yak-9Kと同様にNS-45機関砲を搭載した強化型。Yak-9の方がよいとされ量産はされなかった。1943年初飛行。
Yak-3T (Як-3Т)
新型の37 mmのN-37機関砲と20 mm機関砲各1門を搭載した火力強化型。N-37自体の信頼性が低かった為採用はされなかった。他の37 mm機関砲搭載機と同様コクピットの位置が40 cm後方に下げられている。1944年初飛行。
Yak-3U (Як-3У)
ASh-82FN空冷エンジンを搭載したモデル。La-7を上回る速度性能を発揮したが、大戦の勝利が見えていた事から採用されなかった。1945年5月12日初飛行。
Yak-3P (Як-3П)
戦後に開発されたモデル。新型のB-20機関砲を3門備えていた。火力が強化されたが、重量はむしろ軽減された。596機が生産された。
Yak-3PD (Як-3ПД)
M-105PDエンジンを搭載した高高度戦闘機化したもの。実用上昇限度は13,300 mにも達したが、与圧キャビンを備えておらず、また高高度戦闘機も必要とされる状況でなかった為採用されていない。1944年初飛行。
Yak-3RD (Як-3РД)
尾部にRD-1ロケットモーターを搭載したモデル。緊急時に加速が出来るようにしたもので、1945年5月11日の試験では高度7,800 mで782 km/hを記録した。武装はプロペラ軸内のNS-23のみ。1945年初飛行。
Yak-3UTI (Як-3УТИ)
複座の練習機型。のちエンジンを換装したYak-11へと発展した。
Yak-15 (Як-15)
Yak-3にRD-10(ドイツのユモ004の複製)を搭載したジェット戦闘機が戦後開発され、Yak-15として1946年4月24日に初飛行を行った。
Yak-3M (Як-3М)
1992年に初飛行を行った、Yak-3の復元再生産機。Yak-9UMに生産が移行するまでの間、数十機が生産された。アメリカ合衆国製のアリソンV-1710レシプロエンジンを搭載している為、機首上部のラインが僅かに異なっている。

スペック(Yak-3)

Yak-3
  • 初飛行:1943年
  • 翼幅:9.20 m
  • 全長:8.50 m
  • 全高:2.42 m
  • 翼面積:14.85 m2
  • 空虚重量:2123 kg
  • 通常離陸重量:2692 kg
  • 発動機:クリーモフ VK-105PF-2 液冷式レシプロエンジン ×1
  • 出力:1240 馬力
  • 最高速度(地表高度):567 km/h
  • 最高速度:646 km/h
  • 実用航続距離:648 km
  • 上昇力:1111 m/min
  • 実用飛行上限高度:10400 m
  • 乗員:1 名
  • 武装:20 mm ShVAK機関砲 ×1(120発)、12.7 mm UBS機銃 ×2(各150発)

使用国

現存する機体

  • Yak-3Mは、1990年代にヤコヴレフ公社ヤコヴレフ氏の子である米国人、サーゲー・ヤーコヴレヴ氏(Sergey Yakovlev)の資金提供と同一の設計図面によって製造されたYak-3Uの現代生産機で、しばしば区別のためYAK-3YAK-3Mと大文字で表される。型名末尾のMは英語で表すところの「Modern」である。この型は搭載エンジンによって以下のようにもう1つ型名がある。
  • この他にも機体があるとされる。
型名      番号     機体写真     所在地 所有者 公開状況 状態 備考
Yak-3 2530 フランス セーヌ=サン=ドニ県 ル・ブルジェ航空宇宙博物館[1] 公開 静態展示 現存する2機のうちの1機と説明されている。[2]
Yak-3 YAF 2252
8545
セルビア ベオグラード 航空博物館[3] 公開 静態展示 世界で唯一保存されている機体と説明されている。[4]
Yak-3 115450123 ロシア モスクワ州 ヴァディム・ザドロズヌイ技術博物館[5]
(Technical Museum of Vadim Zadorozhny)
公開 静態展示 2013年まではミュージアム・オヴ・フライングにあった。[6]
Yak-3 "12" ロシア モスクワ州 ヴァディム・ザドロズヌイ技術博物館 公開? 静態展示? 上記の115450123号機が博物館に移されるまで展示されていたが、現在は不明。現存する機体ではあると考えられている。
Yak-3M
Yak-3UA
02-03 写真 イギリス ケント州 クリストファー・エドワード・ベルハウス氏
(Christopher Edward Bellhouse)
非公開 保管中
Yak-3M
Yak-3UA
0172890 フランス セーヌ=マリティーム県 ケヌ・ステファーヌ氏
(Canu Stephane)
非公開 飛行可能 旧塗装
Yak-3M
Yak-3UA
0470101 アメリカ テキサス州 キャヴァナー飛行博物館[7] 公開 飛行可能 第二次世界大戦中にアフリカでフランスの亡命軍パイロットとしてYak-3に乗っていたルイ・デルフィーノ乗機の塗装がされている。[8]
Yak-3M
Yak-3UA
0470102 写真 アメリカ ネヴァダ州 国際航空サーヴィス社
(International Air Services Inc Trustee)
非公開 飛行可能
Yak-3M
Yak-3UA
0470103 アメリカ ヴァージニア州 軍事航空博物館 公開 飛行可能 旧塗装[9]
Yak-3M
Yak-3UA
0470104 写真 アメリカ カリフォルニア州 記念空軍南カリフォルニア支部[10] 公開 飛行可能 [11][12]
Yak-3M
Yak-3UA
0470105 写真 ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州 メイア・モータース社[13]
(Meier Motors)
公開 飛行可能 胴体の中央部は1944年に製造された6500号機。この他にも光学照準器などのオリジナル部品が使用されている。[14]
Yak-3M
Yak-3UA
0470106 ニュージーランド マールバラ地方 ファイター・フライツ社[15] 公開 飛行可能 [16]
Yak-3M
Yak-3UA
0470107 イギリス ケンブリッジシャー州 フライング・レジェンズ[17] 公開 飛行可能 [18]
Yak-3M
Yak-3UA
0470108 ロシア モスクワ市 大祖国戦争中央博物館 公開 静態展示
Yak-3M
Yak-3UA
0470109 ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州 フライト・トゥ・ファン
(Flight for Fun)
非公開 飛行可能
Yak-3M
Yak-3UA
0470110 フランス アルプ=マリティーム県 ウィクストーム・ミシェル氏
(Wikstrom Michel)
非公開 飛行可能 現在は複座に改造されている。
Yak-3M
Yak-3UA
0470202 イギリス ウェストサセックス州 ウィリアム・ハワード・グリーンウッド氏
(William Howard Greenwood)
非公開 飛行可能
Yak-3M
Yak-3UA
0470204 写真 ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州 メイア・モータース社 公開 飛行可能 [19]
Yak-3M
Yak-3UA
1701231 ニュージーランド ドーヴェイ航空コンサルティング社(Dovey Aviation Consulting Limited) 公開 飛行可能
Yak-3M
Yak-3UA
Y-337 フランス パリ パリ航空公団[20] 公開 飛行可能
Yak-3M
Yak-3UR-2000
001-3/2005 ニュージーランド マールバラ地方 マーク・ケヴィン・オ=サリヴァン氏
(Mark Kevin O'Sullivan)
非公開 飛行可能
レプリカ ウクライナ キエフ ウクライナ国立航空博物館 公開 静態展示 旧塗装
(Yak-3UTI-PW)
Yak-11
フランス ランド県 マーケイデル・ジョージズ氏
(Mercadal Georges)
非公開 飛行可能
(Yak-3UR-2000)
C-11
写真 ポーランド ポトカルパチェ県 マテウス・ストラマ氏
(Mateusz Strama)
ピョートル・コワルスキ氏
(Piotr Kowalski)
非公開 飛行可能 [21][22]
(Yak-3UA)
C-11
アメリカ カリフォルニア州 プレインズ・オヴ・フェイム航空博物館 公開 飛行可能 [23]

脚注

注釈

  1. ^ 冬戦争時に空軍内で発足した空軍防空部隊が独立したもの。後身は国土防空軍。

出典

  1. ^ ヤクーボヴィチ(Yakubovich) 2011, p. 59.






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