麹町学園女子中学校・高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 17:16 UTC 版)
概要
大築佛郎により1905年、現在の地に麹町女学校が創立された。気品ある女性らしい心、良妻賢母、豊かな心、すこやかな心身、確かな学力を身につけ、国際社会に貢献する自立した女子の育成が学園の教育目的である。
学園祭「葵祭」では、装飾委員会による校内装飾が催されるという[1]。
教育
- 麹町学園は6箇年の中高一貫教育とし、「ゆとりを持った学園生活を過ごしながら学力をきちんと伸ばす」をモットーに無理、無駄のない学習計画に基づいて、日々の学園生活を充分楽しみながら、実力をつけていく学習方法をとっている。中学と高校が分断されると学習内容のモレやダブリが起こり非効率になり易い。そこで、基礎期、充実期の4年間と進路に合わせた選択が中心となる発展期の2年間に分かれた「4+2型」のシステムで中高の連続性を重視した6箇年完全一貫教育を実施している。
- アドバンストSクラス、Aクラスを設置、中学から入学した生徒は入学時より先取り授業で学習しているので受験に有利になっている。中1から高1までの4年間をひとまとめにし、小学校で不足した領域を補うと共に4年間を無駄なく、より効果的に過ごすための独自のカリキュラムを工夫している。Aクラスでは英語(担当教師はネイティブスピーカー)、数学において少人数(15名程度)に分割し、進度に応じた習熟度別授業を行う。加えて週1回の補講を行い、習熟度の不足する生徒に対応している(※アドバンストSクラスとAクラスは中1より高1まで毎年クラス編成(入れ替え)を行う)。
- コース制に分かれての勉強法「特別進学コースI類」「特別進学コースII類」「大学進学コース」体制での学習を採り入れている。
- 受験講習、夏期講習、春期講習、スキルアップゼミ、10UPゼミ(5教科の偏差値を上げる為の集中ゼミ)、代ゼミ講師による講習などの学習プランもある。
- 日本の文化を知り、心を育てるために華道、茶道を授業として実施している。道徳の時間の一部の時間を使い、華道(草月流)と茶道(裏千家)を学習する(隔週、中学1年~中学2年の前半は華道、中学2年の後半~中学3年は茶道)。日本文化に親しみながら、女性らしい礼儀作法の正しさを身につける目的からである。
設置学科
- 全日制課程 普通科
- 特別進学コース I 類、II 類(国立大学進学、難関私立大学コース)
- 大学進学コース(4年制大学進学コース)
- ^ a b c d e 安田誠『図説 女子高制服百科』幻冬舎コミックス、2010年、24頁。ISBN 978-4344818910。
- ^ 高等学校生徒募集停止のお知らせ
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