高崎線 データ

高崎線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 14:59 UTC 版)

データ

路線データ

大宮駅を含む川越線との並行区間は大宮支社、宮原駅 - 高崎駅間は高崎支社の管轄である。支社境界は川越線と分かれた後の大成第六踏切付近(大宮起点3km地点)に設けられている。

混雑率の推移

2022年度の最混雑区間(宮原→大宮間)の混雑率は122%である[40]

上越新幹線を除いて競合路線がなく、埼玉県内の路線でも混雑率が高い。2012年度まで混雑率は180%を越えていたが、近年は輸送量の減少により混雑が緩和し、2016年度に170%を下回った。

年度 最混雑区間(宮原 → 大宮間)輸送実績[41][42][43][44] 特記事項
運転本数:本 輸送力:人 輸送量:人 混雑率:%
1985年(昭和60年) 11 18,150 46,610 257
1994年(平成06年) 12 24,500 51,500 210
1995年(平成07年) 12 24,500 51,560 210
1996年(平成08年) 12 24,500
1997年(平成09年) 12 24,500
1998年(平成10年) 12 24,500 51,300 209
1999年(平成11年) 13 26,300 51,310 195
2000年(平成12年) 13 26,300 51,000 194
2001年(平成13年) 13 26,740 51,300 192 湘南新宿ライン開業年度
2002年(平成14年) 13 27,010 51,200 190
2003年(平成15年) 13 27,010 51,400 190
2004年(平成16年) 14 27,670 50,300 182
2005年(平成17年) 14 27,670 50,200 181
2006年(平成18年) 14 25,224 48,350 192
2007年(平成19年) 14 25,224 48,450 192
2008年(平成20年) 14 25,224 48,360 192
2009年(平成21年) 14 25,224 48,310 192
2010年(平成22年) 14 25,298 48,350 191
2011年(平成23年) 14 25,298 48,250 191
2012年(平成24年) 14 25,594 48,100 188
2013年(平成25年) 15 27,660 48,100 174
2014年(平成26年) 15 27,660 48,100 174
2015年(平成27年) 14 25,816 44,390 172 上野東京ライン開業年度
2016年(平成28年) 14 25,816 43,570 169
2017年(平成29年) 14 25,816 42,820 166
2018年(平成30年) 14 25,816 42,300 164
2019年(令和元年) 14 25,816 41,880 162
2020年(令和02年) 14 25,816 28,740 111
2021年(令和03年) 14 25,816 29,390 114
2022年(令和04年) 14 25,816 31,620 122

注釈

  1. ^ 東海道線直通列車のみ。
  2. ^ 運行系統としての高崎線の路線記号で、宇都宮線と共通
  3. ^ 東北本線内では東北本線の中距離電車「宇都宮線」と線路設備を共有し、車両も共通運用であるが、別の系統として案内され、場面によって「宇都宮線・高崎線」などと併記される。
  4. ^ 宇都宮線と明示的に区別する必要がある場合は、宇都宮線が緑色を用い、当路線がラインカラーと同様のオレンジを用いている(詳細は、宇都宮線#概要を参照)。
  5. ^ 逆に宇都宮線側に、大宮駅始発・大宮駅終着が1本ずつ残っている。
  6. ^ ただし、子ども見守りサービス「まもレール」の導入区間に含まれておらず導入見込みもない[5]など、首都圏エリア他社管内と差別化されている部分も少なくない。
  7. ^ 東北本線(各支線と東北新幹線を含む)を中核とする鉄道路線群の総称名。本路線の他常磐線上越線などが系統路線として抱合されている[10][11]
  8. ^ なお、高崎駅 - 新潟駅間は、高崎駅 - 長岡駅間が上越線、長岡駅 - 新潟駅間が信越本線のそれぞれ別線扱いとなり、線路名称では「東北線」の高崎線に〔大宮 - 高崎〕・上越線に〔高崎 - 上毛高原 - 長岡〕、「信越線」の信越本線に〔長岡 - 燕三条 - 新潟〕と記載[12][13]され、名称公告ではJR東日本の高崎線・上越線・信越本線にそれぞれ前述の区間が記載された。なお、「日本国有鉄道の事業等の引継ぎ並びに権利及び義務の承継等に関する基本計画」[14](JR事業基本計画)および国土交通省鉄道局監修の『鉄道要覧』では、上越新幹線は独立した路線として記載されている[15]
  9. ^ 新橋と上野が結ばれたのは関東大震災後の1925年大正14年)である。
  10. ^ 行田市。なお現在の高崎線も行田市域を経由しているが、この地域はかつての忍町ではなく、開業後まもなく成立した太井村の村域であった。行田市の中心駅は旧忍町内にあった秩父鉄道行田市駅の方であり、行田市編入後の1966年(昭和41年)に高崎線行田駅が開業する前までは、行田市駅が「行田」駅を名乗っていた。
  11. ^ 「あけぼの」は、もともと東北本線・奥羽本線経由で運行されていたが、奥羽本線の山形新幹線秋田新幹線共用化に伴う標準軌化で同線を経由できなくなり、代替経路として高崎線・上越線・羽越本線経由で運行されていた。
  12. ^ 2014年11月から、ATOS導入区間で放送案内の更新が実施されている。
  13. ^ 現在は排水路として利用。現在の元荒川は直線化された。
  14. ^ ただし、鶴見線武蔵白石駅と同じで高崎線側も場内信号機、出発信号機があるため、高崎線乗務員の乗務用時刻表の駅名欄に記載されている。
  15. ^ ただし、ダイヤの乱れた時は籠原駅 - 本庄駅間も15両編成で運行されることもある。
  16. ^ このため、群馬県は関東地方では唯一、在来線で15両編成の列車の運行が行われていない都道府県となっている(新幹線は12両編成)。
  17. ^ 特急列車がかつては14両で運行されていた関係で、籠原駅(全列車通過)より先の特急停車駅の新町駅・高崎駅・新前橋駅のホーム有効長は14両分となっている。深谷駅1番線・本庄駅もかつては14両分であったが、2018年4月より15両対応となった。
  18. ^ 後に発車時間の記載に変更。また、後に高崎線に加え、常磐線各駅停車および成田線も同様の形態になっている。
  19. ^ a b 大宮駅 - 赤羽駅間は東北貨物線を走行。
  20. ^ ただし、日中と同様に前橋駅まで快速運転を行う快速も存在したほか、高崎駅 - 前橋駅間で各駅停車になる快速(井野駅停車)も存在した。
  21. ^ 2018年3月16日まではそれぞれ二宮・小田原発
  22. ^ 事実上2日後の15日より
  23. ^ 籠原駅を9時台に発車する1本を除く。
  24. ^ 品川行きは平日3本、休日4本。大船行きは平日朝1のみ。2017年10月14日のダイヤ改正により、同16日より運行開始。
  25. ^ 2021年5月現在 平日朝 藤沢駅 8:11発 上野駅行きのみ
  26. ^ 沼津発高崎線直通の設定は無し。
  27. ^ 熱海発列車の15両編成での運転距離は高崎線 - 東海道線直通系統では上野東京ライン・湘南新宿ラインを通じて最長。2018年4月より、深谷駅(1番線) - 岡部駅 - 本庄駅間のプラットホームが15両対応となったが、同駅間を15両編成のまま運行する定期列車は存在しない。
  28. ^ 2021年3月のダイヤ改正で上野発23時45分過ぎの下り終電は高崎行きから籠原止まり(0:59着)に短縮された。また、高崎駅への終電は上野23:25発となり、終点の高崎着は、1:14 となっている。
  29. ^ a b ただし、現在でもダイヤが乱れた場合には一部区間を運休にする形で大宮・池袋・新宿発着の列車が運行される場合がある。
  30. ^ 『JTB時刻表』2000年3月号では上野発伊勢崎行き、渋川行きとも記載されているが、同2002年12月号では上野発伊勢崎行き823Mは横川行きに、渋川行き899Mは籠原行きに運転区間が変更され、両駅行きともなくなっている。
  31. ^ 『JTB時刻表』2001年4月号では下り新前橋行き最終普通列車985Mは井野駅通過、同2002年12月号では同駅停車となっている。
  32. ^ 平日朝の深谷発は全区間で15両で運転。
  33. ^ 2015年3月14日から運用復帰。
  34. ^ a b この貸し出しは2006年2月に小山車両センターにE231系が追加導入されるまで続いた。その後、2006年3月18日改正から同年7月8日改正にかけて、同年1-2月に落成した小山車の一部が、2008年2月には一時的に小山車付属編成1本がそれぞれ国府津車両センターに貸し出され、当該編成は高崎線(湘南新宿ライン)の国府津車運用にも使用された。なお、貸し出し以外でもダイヤの乱れや車両トラブルなどの理由により小山車が国府津車運用に使用されたり国府津車が小山車運用に使用されることが突発的にあった
  35. ^ 現在のE231系・E233系では原則籠原駅(及び各路線の郊外駅)での増解結であるが、この時代は上野駅での増解結も行われており、15両編成で到着した上り列車2本からそれぞれ5両ずつ切り離し、それらを1つに結合することで10両編成を作り、合わせて10両編成3本として、下り列車に使用するといった柔軟な運用も行われていた。
  36. ^ 1972年3月15日-同年10月1日

出典

  1. ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』1959年9月17日、22頁。 
  2. ^ 東日本旅客鉄道公式ホームページ 『高崎線の駅』検索結果
  3. ^ 首都圏エリア|事業エリア|JR東日本:採用情報
  4. ^ 2001年11月18日(日)「Suica(スイカ)」デビュー!
  5. ^ JR東日本 子ども見守りサービス 『まもレール』のサービス対象を首都圏111駅に拡大します (PDF) - 東日本旅客鉄道、2017年12月8日
  6. ^ 川島令三著 『中部ライン 全線・全駅・全配線』【第10巻 上越・秩父エリア】、講談社、2011年1月20日、pp.55 - 58
  7. ^ 川島令三著 『中部ライン 全線・全駅・全配線』【第12巻 東京都心北部】、講談社、2011年3月20日、pp.45 - 47
  8. ^ 高崎線内の一部の駅におけるインターホン対応等の実施について - 東日本旅客鉄道高崎支社、2016年2月1日
  9. ^ JR東日本ステーションサービス 事業エリアマップ(2021年3月13日閲覧)
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  11. ^ a b 『官報 1909年10月12日』出版者:大蔵省印刷局(編)明治42年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ a b 日本交通公社『国鉄監修 交通公社の時刻表』1982年11月以降の各年各号「線名索引」掲載頁
  13. ^ a b 日本国有鉄道(謹呈版も含む)『時刻表』1982年11月以降の各年各号「線名索引」掲載頁
  14. ^ 『官報』昭和61年12月20日号(第17956号)
  15. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』各年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、「東日本旅客鉄道」上越新幹線掲載頁
  16. ^ 東京新聞浦和支局 (編) (1987). 埼玉事始―さいたまいちばんものがたり―. さきたま出版会. pp. 214p. ISBN 4-87891-033-X 
  17. ^ a b 川上幸義『新日本鉄道史』 〔下〕、鉄道図書刊行会、1968年。 
  18. ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 I』1998年(JTB発行)
  19. ^ a b 原口隆行著、宮脇俊三編 『時刻表でたどる鉄道史』1998年(JTB発行)
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  23. ^ 鉄道各線に大被害『朝日新聞』昭和22年(1947年)9月17日、4版、1面
  24. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5 
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  27. ^ 『JTB時刻表』2021年3月号、JTBパブリッシング。
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  30. ^ 東北縦貫線の開業時期、愛称について (PDF) - 東日本旅客鉄道、2013年12月9日
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  52. ^ 北本市が新駅検討含め南部地域を調査」『埼玉建設新聞』2019年10月18日
  53. ^ 平成12年第4回藤岡市議会定例会議事日程第2号一般質問初日(3) (PDF) - 藤岡市ホームページ
  54. ^ 高崎操車場跡地周辺土地区画整理事業』(高崎市ウェブサイト)より
  55. ^ はばたけ群馬・県土整備プラン2013-2022 高崎土木事務所 事業箇所図 (PDF) - 群馬県県土整備部 p.1、2019年3月1日閲覧。
  56. ^ 新町駅立体交差化事業(平成31年3月) - 高崎市広報広聴課・都市計画課、2020年1月1日閲覧。
  57. ^ ぐんま・県土整備プラン2020 高崎地域 (PDF) - 群馬県県土整備部 建設企画課 p.105、2021年12月26日閲覧。
  58. ^ 高崎市新町支所 地域振興課「令和2年度 第2回高崎市新町地域振興協議会 次第」(PDF)『地域振興協議会』議事録、2021年1月22日、9頁。2021年12月26日閲覧。






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