長谷川伝次郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/05 09:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動はせがわでんじろう 長谷川伝次郎 | |
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| 生誕 | 長谷川傳次郎 1894年3月3日 東京 |
| 死没 | 1976年1月15日 鎌倉 |
| 国籍 |  日本 |
| 職業 | 写真家 |
経歴
1894年、東京府日本橋小伝馬町に家具工芸店の子として生まれる。東京高等師範学校附属小学校（現・筑波大学附属小学校）を経て、1911年に東京高等師範学校附属中学校（現・筑波大学附属中学校・高等学校）を卒業した。
1923年の関東大震災で罹災。兄弟3人で北海道の釧路原野の鶴居村にて牧場経営を始める。
1925年、美術研究のためインドのビシュババラティ大学芸術科に留学する。1927年にチベットのカイラスを巡礼。1928年にはカシミールを旅行した。1932年、写真集『ヒマラヤの旅』を刊行。
著書
- 『ヒマラヤの旅』中央公論社 1932
- 『クリスチヤニア スキー写真と技術』大熊勝朗共著 目黒書店 1937
- 『印度』目黒書店 1939
- 『仏蹟 印度、緬甸、泰国、仏印 故伊藤次郎左衛門氏仏蹟巡拝の記録』編 目黒書店 1941
- 『滿洲紀行 寫眞と隨想』目黒書店 1941
- 『法隆寺の彫刻』久野健文 中央公論美術出版 1958
- 『コナラクの彫刻』圭文館 1964
- 『ヒマラヤの旅』国書刊行会 1975 （復刊）
- 『満洲幻想 伝説の写真家長谷川伝次郎』東京経済 1988 『満洲紀行』の改題複製
- 『蘇る大和の仏像』東京経済 1988
関連項目
- 筑波大学附属中学校・高等学校の人物一覧
- 堀田弥一 - 長谷川のカシミールに関する講演を聴いてヒマラヤに興味を抱き、1936年に日本最初のヒマラヤ登山遠征（ナンダ・コート）隊長となる。
外部リンク
- 長谷川伝次郎『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』 - コトバンク
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