重戦機エルガイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 19:13 UTC 版)
登場人物
特記がない限りはテレビシリーズでの設定・事柄とする。また、これらの人名はいずれも日本式の「苗字が先、名前は後」表記である。 身長・体重や3サイズなどの情報は『エルガイム大全』より。
ダバ一行と関係者
- ダバ・マイロード
- 声 - 平松広和
- 本作品の主人公。身長180cm、体重62kg。ヤーマン族カモン王朝の王子(カモン・ワーラーVとカモン・レナーテの間の生まれた息子)(角川書店・1985年発行より)。15年前にヤーマン族がポセイダルにより滅ぼされた際、養父となるダバ・ハッサーに連れられ脱出。以後、ダバ姓を名乗る。自身がカモン王朝の後継者であることはダバ・ハッサーから知らされていた(幼少時から王都陥落の際の記憶をもっている)が、自身には王朝再興の意志はなく、ダバ・ハッサーの今際においても「自分はダバ・マイロードでありカモンなど知らない」と断言する。
- 比較的おとなしく真面目な性格だが、掴み所がなく思考が読めない。また優柔不断な一方で激情に駆られやすく、初対面のアマンダラを殴打したりもする。キャオほど開放的ではないながらも女性への興味はそれなりにあり、自身に好意を寄せるアムとレッシィのいさかいに振り回されたり、彼女たちのあられもない姿に照れたりする。
- 行方不明となった義妹で許婚であるクワサン・オリビーの捜索と立身出世を望むキャオに付き合うかたちで故郷を旅立ち、ポセイダル正規軍への入隊を志向するが、成り行きから反乱軍に身を投じることとなる。ポセイダルの治世への疑問から現体制の打倒を志向するようになり、ステラ・コバンの死後に反乱軍を統べるシンボルとしてカモン王朝の継承者であることを明かし、カモン・マイロードを名乗るようになる。ただし、なじみの人物たちからは誰もカモンとは呼ばれない。
- 終戦後は新世界の建設に関わることなく、精神崩壊したオリビーを介護するために故郷のコアムに帰還・隠棲する。
- 漫画版ではオリビーの精神崩壊もなく、仲間やオリビー、ギャブレーたちとともに新体制の指導者となるところで終わっている。
- 乗機は物語前半はエルガイム、物語後半はエルガイムMk-II。
- ミラウー・キャオ
- 声 - 大塚芳忠(ナレーションも兼任)
- 18歳、身長182cm。ダバの幼なじみで、すけべかつ脳天気なお調子者。スリムな体型に似合わない怪力かつ大食漢。外界に興味を示さないダバを旅に連れ出す。軟派で軽薄な言動からアム、レッシィら女性陣からはまったく相手にされない。一方で優秀なメカニックの技術をもち、一行のHMや艦船のメンテナンスを引き受けつつ、みずからHM(ディザード)に搭乗することもある。鹵獲したADスタックをメッシュ・メーカーとともに改修してエルガイムMk-IIを作り上げる。
- 物語終盤で原子炉を止めるためリリスとともに放射能被爆する(第45話)。戦乱終結後はリリスと「ミラリー探し」の旅を始める約束をする。
- 小説版では暴走しかけた原子炉を止めるために放射線を大量に浴び、終盤に放射線障害で死亡する。
- 初期設定として、ダバと同性愛カップル扱いされると喜ぶ、というものがあったが、作品には反映されていない(5話でダバとキスをする場面はある)。
- ファンネリア・アム
- 声 - 本多知恵子
- 17歳、身長170cm、B80・W58・H83、血液型O型。黒髪の美しい美少女で本作品のヒロインのひとり。舞台女優志望だったが、ミヤマ・リーリン一家にその才能を買われて盗賊家業を営んでいた。ダバ一行を襲った際にダバに惚れ、彼らの旅に同行する。その後に一行に加わったファウやレッシィに対して、ダバをめぐる女の争いを演じる。役に立ちたい一心で行動するもうまくいかず、反乱軍入隊後は苦労しながらもHMの操縦を習得する。乗機はエルガイム、スペース・アローン"ゴロンゴ"など。ダバがエルガイムMk-IIを手に入れて以降はエルガイム専任となる。ダバに対してはしなを作って猫撫で声で迫るが、キャオやレッシィに対しては口汚く罵ったり態度も荒い。けなげで一途であり、終盤ではアムがダバに寄せるその思いがフラットの心を動かすことになる。
- 小説版ではフル・フラット(=ポセイダル)に親子関係を暗示されていたが、フラットの死亡により決定的な証拠の提示はなされなかった。
- リリス・ファウ
- 声 - 川村万梨阿
- 本作品のヒロインのひとり。年齢不詳。身長30cm、体重0.1kg。核爆弾で故郷を失ったこの世界ではほとんど絶滅した有翼人「ミラリー」(妖精)の数少ない生き残り。キャオの故郷では、「天下を取るなら妖精と笑え」という言い伝えがある一方、ギャブレーの故郷ではミラリーは災いのもとであると信じられている。見世物小屋に捕らわれていたところを救い出してくれたダバに好意を抱き、彼らの旅に同行する。当初は争いを嫌うおとなしい性格だったが、後半以降はダバを戦いに駆り立てる言動も多い。
- 終盤でキャオとともにパラータ・スターの原子炉爆破を防ぐためにパラータ・スターの中心部に突入。爆発の危機を目前にしたとき、滅びたミラリーたちの魂が集まり原子炉の爆破を辛うじて防ぐ。その際にキャオとともに被爆(第45話)して体調を崩すが、最終決戦で復帰する。戦乱終結後はみんなと帰郷するダバたちを見送り、キャオと同族探しの旅に出る約束をする。裁縫が得意で、普段着から宇宙服に至るまで、自身が着用する衣服はすべて自作である。また、料理や潜入工作など、さまざまな活躍をみせる。
- 池原しげとによるコミカライズ版では暴走しかけた原子炉を止めるために放射線を大量に浴びたあとに死亡する。
- 名前の「ファウ」や容姿など、前作「聖戦士ダンバイン」に登場した「チャム・ファウ」と酷似しているが、作品が作られる段階でチャム・ファウを気に入っていた富野の一存で最初から登場することになっていた[12]。声優もすでにレッシィ役のオーディションに合格して出演が決まっていたチャム役の川村が2役を演じることになった。川村はレッシィとリリスを演じ分けるため声のキーを変えるなど苦労している[13]。ちなみに本作品が縁となり永野護と川村万梨阿は夫婦となっている。服装はチャムが着用していたレオタード調のものから、北爪宏幸デザインのカジュアルなものに変わっている。登場当初はほとんど台詞がなかった。
- ガウ・ハ・レッシィ[注 1]
- 声 - 川村万梨阿
- 本作品のヒロインのひとり。身長170cm、体重50kg。B87cm・W55cm・H90cmと優れたスタイルをもち、アムから嫉妬される一因にもなっている。ポセイダル陣営の名家ガウ家の出身。家柄に加え実力も兼ね備えており、若くして13人衆に取り立てられ将来を嘱望されていたが、ダバに惹かれポセイダル軍を離脱する。向こう見ずで気が強い一方で、精神的にもろい面もある。
- 当初は乗艦を占拠されてやむを得ずダバたちに従っていたが、みずからの信念でポセイダル軍を離反すると決意すると身の証を立てるためダバたちの前で全裸になり、長かった頭髪を短く切ってダバたちへの恭順を示す。
- 序盤ではダバをめぐる女の争いを演じつつ、深紅のディザードを駆って一行の戦いを支援する。しかし、馴れ合いのチームではポセイダル軍を打倒することは困難であるとして、アマンダラのもとで後方支援を行うようになる。再登場後は性格も大人びて落ち着きを見せるようになり、髪型もショートボブからボリューム感のあるセミロングに変更され、髪の色も真っ赤から赤褐色に変わる。
- 兵士が「いい女」と評する場面もある。
- 乗機はスペース・アローン"ゴロンゴ"→ディザード→ヌーベルディザード。
- ダバ・ハッサー
- 声 - 池田勝
- ダバの養父で、元カモン王朝の家臣。王都陥落の際に幼少のダバを連れて脱出後、ポセイダル軍の目を逃れながらダバを育て上げた。逃亡時に持ち出したオリジナルHMガイラムを単身でエルガイムに改良したが、志半ばで病没する。
反乱軍
- ステラ・コバン
- 声 - 立沢雅人
- ミズン反乱軍のリーダー。ミズンの貴族出身(ヤーマン族ではない。小説版ではコアム王朝遠戚筋、王位継承順位16番目の大公。)で、故郷をポセイダルに滅ぼされていた。エルガイムをヤーマン系の技術と看破するなど知識やあるものの、度量が狭いがゆえの失敗が多く、金をばらまく悪癖があった。根拠地のリトル・セイをチャイ・チャー率いる正規軍が襲撃したときに重傷を負い(第15話)、乾坤一擲の反撃を挑むも敗死(第16話)。彼の死によって反乱軍は瓦解寸前となる。
- シェラ・リーフ
- 声 - 山崎哲成
- ステラの部下のひとりで、元はコアム貴族の出身。ステラに接触したばかりのダバの案内役を務める。
- キャボット・ササ
- 声 - 佐藤正治
- リトル・セイの老メカニックで、ダバがカモン王家の生き残りだと最初に見抜いた人物。ヤーマン族の生き残りでもある。カモン家の存在は災いを呼ぶとしてダバを遠ざけようとするが、チャイ・チャーの画策した離反工作によって暗殺される(第15話)。
- ロンペ、マルシェ
- 声 - 塩屋浩三、佐藤正治
- アロン・ジェルバ
- 声 - 船戸健行(テレビシリーズ) / 菊池正美(OVA版)
- ターナのクルーで、アムがハッシャ・モッシャとともに連れてきた昔の仲間。最初はハッシャの子分として行動していたが、ハッシャ離脱後はダバたちの良き仲間となる。おもにオペレーター・砲手などを務める。
- セムージュ・シャト
- 声 - 玄田哲章(テレビシリーズ) / 大林隆介(OVA版)
- トライデトアル反乱軍のリーダー。クワサン・オリビーを追ってトライデトアルを訪れたダバを旗頭として迎え入れる。当初はダバたちを名目上のお飾りとして反乱軍の実権を握ろうとしていたが、ダバの活躍を目の当たりにしていくうちに真の指導者と認めるようになり、単独行動を取ることの多いダバに代わって参謀格として反乱軍をまとめてゆく。実はフル・フラットに通ずるスパイでアマンダラともコネクションをもっていたが、すべてを知られて以降はダバに臣従するようになり、スパイ活動も止め、フラットとは直接会話を経て決別を選択する。テレビシリーズでは、最終決戦後に隠棲したダバに代わる新たな統治者となる。
- メッシュ・メーカー
- 声 - 島田敏
- 惑星トライデトアルのドヴァ基地の技術者。A級HMアモンデュール「スタック」の開発をしていた。ギャブレーからスタックを酷評されたところにキャオにスカウトされ、技術者としての興味からスタックの開発が継続できるとしてダバの一行に加わり、ダバ一行が正規軍から強奪していたADスタックをキャオと共同でエルガイムMk-IIに改良する。メカニック全般の開発と整備を担当する。
- 有能である一方で、Mk-II組み立てのためにエルガイムの部品を勝手に取り外したり、フル・フラットの使者が乗っていたベアズを無断で調査しようとする。
- ムト
- 声 - 島田敏
- アジーン
- 声 - 飛田展男
- 資源衛星パラータ・スターの労働者の青年。悪代官ボンサーンスの圧政下で強制労働を強いられていたが、偶然立ち寄ったダバ一行と決起してパラータ・スターを解放する。その後パラータ・スターは反乱軍の拠点のひとつとなり、終盤のガストガル強襲作戦「スターダスト作戦」の基地となる。
- タック
- 声 - 二又一成
- クワサン・オリビーとリョクレイが指揮していた正規軍所属の偽装商船イプシオンの乗組員。船内で捕らえられたダバたちの言葉に動かされて一行を救おうとしたが、リョクレイによって殺される。
- クロソ
- 声 - 曽我部和恭
- 反乱軍の大立者で、「クロソ将軍」と呼ばれるほどの人物。実はダバが出会ったクロソはネイの送り込んだスパイで、本物はすでに死亡していた。しかし、ダバの誠意と反乱軍の人々の熱意に動かされて本物のクロソ将軍として戦うことを選び、ネイからダバをかばって命を落とす。
- モーブ
- 声 - 広森信吾
- トライデトアル・マレーニキ市の反乱軍の幹部。クロソの正体を知ったために殺される。
- ニコマコス
- 声 - 山野史人
- トライデトアルの反乱軍のひとつのリーダーで、セムージュとは懇意。当初はダバをリーダーと認めていなかったが、やがてセムージュ同様ダバに従うようになる。
- ルコ・マイト
- 声 - 立木文彦
- レッシィが指揮官となったホエールの艦長。作中後半のレッシィがダバと一定の距離を置いていたため、ダバとの交信を代行することが多い。
- カロモン
- 第1話のみ登場するリーリン一家のメンバー。医学を専攻しており、ダバに片腕を斬り落とされたリーリンに義手を取り付ける手術を施した。第1話終盤のエルガイムとの戦闘で重傷を負い、ダバ一行に100万ギーンの手形をアマンダラ・カマンダラに手渡すよう頼み死亡する。
ギャブレーと関係者
- ギャブレット・ギャブレー
- 声 - 速水奨
- 20歳。身長210cm。ダバの宿敵。長身長髪の美丈夫。コアムのモーレ・タウン、アラドの出身。家族は両親と妹、そして元ポセイダル軍大隊長だった祖父。地方の田舎貴族出身だが、成績優秀だったため故郷の村からの期待を背に立身出世のためポセイダル軍に仕官しようとする。故郷を出立する際に中古のアローンを贈られている。尊大だが真面目で情に厚く、惚れやすい性格。天然ボケで精神的に幼い面もあり、他者の目には間の抜けた行動を取ったり、嘲笑的な意味で「ギャブレーくん」と呼ばれたりもする。キザでクールなのだか熱血漢なのだかよく分からない難儀な男。ダバと同様に性的な事象に敏感な面があり、表情がいやらしく崩れることもある。
- 盗み食いが縁でダバとは因縁をもつ。真っ直ぐポセイダル軍に参加するはずが成り行きでリーリン一家に加わり、ミヤマ・リーリン亡き後の盗賊団首領になる。その際の縁で一時ダバたちのもとに身を寄せ反乱軍に加わったあとに離反したハッシャ・モッシャを自身の副官に迎える。その後、アマンダラの推薦でポセイダル軍に入りチャイ・チャーの部下になる。軍人としては有能だが、行く先々で問題を起こしては上官を困らせ、自身が指揮官となると今度は部下たちを困らせる結果となる。チャイの戦死後にネイの配下となり、やがてはポセイダル13人衆に序せられる。
- クワサン・オリビーに横恋慕するあまりに近衛軍とギワザ軍のあいだを行き来しては双方からの信用を失い、ガストガルでの決戦ではポセイダル軍、ギワザ軍、反乱軍の三つ巴の戦いを静観していたが、最終的に「クワサンを助け出す」という目的が一致したダバに協力するため反乱軍に寝返り、ダバとの共闘でアマンダラやギワザを撃破するなど戦乱の鎮静に尽力する。結局、精神が崩壊したオリビーを自分では支えきれないと判断してみずから身を引く。乗機はアローン、グライア、バルブド、バッシュ、アシュラ・テンプル、グルーン、アトールなど。
- ポセイダルを倒したあとに設立した新政権の樹立にも加わっていたらしく、テレビシリーズの後日談である「白いヘビーメタル」では治安部隊の司令官となっており、ペンタゴナ・ワールドで初めて異星人とのファーストコンタクトを果たす。その一方、OVA版『レディ・ギャブレー』では女たらしのダバをあざむくため女装して接近するが、キャオに熱烈に言い寄られるという結果を招く。
- 『UNDER THE SUNS』では未登場。
- キャラクターデザインのモチーフは、イエスのベーシスト、クリス・スクワイア。永野が尊敬し自身の愛称ともしている人物である。
- なお、富野の過去作である『戦闘メカ ザブングル』にもミス・ギャブレット・ギャブレイという登場人物がいるが、見た目やキャラクター設定は後述のミヤマ・リーリンに近い。
- ハッシャ・モッシャ
- 声 - 戸谷公次
- 盗賊団リーリン一家の副頭だったが、ドンに成り上ろうとしてリーリンを戦闘のどさくさに紛れて殺害する。しかし一家の後継者の座はギャブレーに奪われ、一家を脱走する。人手不足でアムに誘われて反乱軍に参加するが、反乱軍が劣勢に陥ると即ギャブレーのもとに寝返る。以降は前線におけるギャブレーの副官的な立場となって最終決戦も生き残り、ラストで隠棲するダバを見送る列にも加わる。乗機はゼッタ、スペースリスタ、グライア、カルバリー・テンプル。
- ミヤマ・リーリン
- 声 - 島津冴子
- 盗賊団リーリン一家のリーダー。第1話のクレジットではミアマ・リーリンと表記されていた。
- テレビシリーズでは序盤で部下のハッシャの裏切りで落命するが、小説版ではギャブレーの世話女房的な立場でラストまで活躍する。
- イレーネ・イルス
- 声 - 神田和佳
- ポセイダル軍に加わったギャブレーに供与された、女性のみで構成されたミサイル巡洋艦プラネット・ボマー「スレンダースカラ」のキャプテン。そのままギャブレーの副官となる。大きく逆立てた赤毛が特徴。ヘッドライナーとして前線に出ることが多いギャブレーに代わり、艦の指揮を執ることが多い。当初はギャブレーを成り上がりの若輩と侮るような言動もあったが、戦いを重ねていくなかでギャブレーの才能を評価するようになる。ギャブレーのいい加減な態度に終始振り回され、呆れつつも影からフォローする。ギワザとの決戦の際は「ギャブレー君に最後のご奉公だ」と称し、ギワザ軍への総攻撃を敢行する。貯金が趣味らしく、キャプテンシートのコンソールにピンク色の象の貯金箱を収納している。この貯金箱はカラーリングと若干のデザイン変更を行ったあとにトイズプレス社から期間限定で発売されたほか、『ファイブスター物語』でファティマ・ダイオードがMMオージェのファティマコクピットに持ち込んだファンシーグッズのひとつとして登場する。各艦船のブリッジにも置かれており、プラネットボンバーのトリガーとのこと。
- パメラ・ビロレッジ
- 声 - 藤井佳代子
- スレンダースカラのブリッジ要員。ネイが派遣した目付役で、ギャブレーの動きを止めるためのハニートラップをしかけるが、本気でギャブレーに好意を抱くようになり、彼の協力者となる。フル・フラットとの戦いで戦死する。
- テレビシリーズの後日談である「白いヘビーメタル」では完全に死亡する前にフラットによって蘇生され、戦役終結の2年後に彼女の遺臣によりギャブレーに引き渡される。その際、蘇生の代償として怪力体質に変化しており、再会を喜んで抱き合った拍子にギャブレーを意識不明になるほど締め上げる。
- ミヤマ・アスフィー
- 声 - 原えりこ
- リーリンの一人娘。ハッシャに母の仇だと吹き込まれてHMパードナーでダバを襲撃するが、誤解だと悟って和解する(第24話)。最終回では終戦の祝賀会に姿を見せる。
- ドモ、バラ
- 声 - 広森信吾(ドモ)、戸谷公次(バラ)
- リーリン一家のメンバーで、サングラスをかけてターバンを頭に巻いているのがドモ、インディアンのような容貌をした大男がバラ。リーリンの死後はギャブレーに率いられてポセイダル軍に入隊。ギャブレーが遊撃軍司令官になるとスレンダースカラのブリッジ要員となる。
アマン商会
- アマンダラ・カマンダラ / オルドナ・ポセイダル(オリジナル)
- 声 - 豊田真治(第4話 - 第33話)→堀部隆一(第43話 - 第54話) / 仁内建之(OVA版) / 中尾隆聖(ゲーム『SUNRISE WORLD WAR』)
- 公称31歳。身長190cm。体重85kg。トレードマークはサングラスと口髭。星団でも屈指の規模を有する「アマン商会」(アマンダラ・コンツェルン)の当主であり、いわゆる「死の商人」。しかし、それはあくまで表舞台での姿であり、その正体はオリジナルのオルドナ・ポセイダルである。自身に対するミアンの愛情に付け込み、自分の影武者ポセイダルに仕立ててサンズに君臨させ、統治の重責と反乱軍の始末を押しつけ、みずからは影で好き放題に何の責任も取らずに暗躍する。また、若いころに自身の家族を虐殺したヤーマン族を憎み、その根絶を行う。そうした一方で、ダバやギャブレーといった前途ある若者たちに目を掛けて彼らを支援する。
- 実益と道楽を兼ねてHMの発掘・設計・開発に携わっており、オージェ、バッシュ(それぞれ原型機は真のポセイダルとしての彼が手がけたもの)といったポセイダル軍のHMのみならず反乱軍のHMであるADスタック(エルガイムMk-II)、ヌーベルディザードなどは彼の手によるもの。技術の喪失により次第に本来の力を失っていくHMの継承者という役割も担っている。
- かなりの高齢である(第43話以降の「地声」に現れている)にもかかわらず、バイオリレーション・システムにより無限の若さを手に入れている。みずからが操縦するHMオリジナル・オージェ(オージ)もまた、バイオリレーションにより無限のエネルギーを得てあらゆる攻撃を受け付けなかったが、最終的には「完全に操っていた」はずのミアンにダバとの戦いの最中に裏切られ、システムを停止されたことで急激に老化して衰弱し、ダバたちとの戦闘中にあっけなく死亡する。
- ただし、レッシィによればヤーマン族根絶という執念はオリビーが廃人となったことでダバが介護をするために隠棲するという道を選んだため、図らずもアマンダラの目的は達成されることになったとのこと。
- 普段は金髪の長髪にサングラス姿で、長い顎鬚を生やしていたが、真の姿を現した時は女性と見紛うほどの美貌と紫色の長髪を見せており、両目の瞳も金と紫色のオッドアイであった。
- なお、ネーミングの着想はアンドレ・カンドレから得ている。
- 小説版ではただの武器商人。戦後は新国家建設評議委員会の議長として活躍することになる。
- エイマン
- 声 - 佐藤正治
- アマンダラの執事。アマンダラの正体についても知っていた模様。アマンダラとともにミアンを取り押さえるべくスヴェートに潜入するが、最終決戦の混乱で死亡する。
サートスター
- フル・フラット
- 声 - 土井美加(テレビシリーズ) / 勝生真沙子(OVA版)
- ポセイダルからサートスターを自治領として与えられている有力者。アマンダラ、ミアンらとともにバイオリレーションで若さを保っている。かつてミアンとともに、ポセイダルのために戦った同志であり恋人だった。ダバとアム、レッシィの関係を、かつてのポセイダルと、ミアン、そして自分の関係に見立てており、アム、レッシィに忠告を与えたりするが、逆に自分たちが失ったものを見いだしてポセイダルから離反。だが、ミアンを解放しようとして失敗し、彼女をかばって絶命する。設定によると195cmという長身の持ち主。
- サートスターには旧カモン王朝で鹵獲された複数のHMガイラムが動態保存されており、搭乗した際にはダバやギャブレーを軽くいなす。
- 小説版ではテレビシリーズとは異なり、彼女こそが真のポセイダルであり、かつての恋人を傀儡として操っていた。また、アムが隠し子であるかのような描写もされていたが明言はされていない。
- スー・アザン
- 声 - 入江雅子
- フル・フラットの部下。
ポセイダル軍
- オルドナ・ポセイダル(ミアン・クゥ・ハウ・アッシャー)
- 声 - 島津冴子
- ペンタゴナ・ワールドの支配者。美貌と知性を兼ね備えており、63歳とは思えない若く瑞々しい姿をしている。金と銀のオッドアイ。
- その素性は本物のポセイダル(アマンダラ)のかつての恋人・ミアンであり、影武者として彼に代わりポセイダルとして君臨している。
- その美しい姿はバイオリレーションシステムの恩恵によるものであり、操られるがままにポセイダルを長年演じてきたため、やがて自分自身がポセイダル本人だと思い込むようになっていく。そして、自身もまたクワサン(後述)をバイオリレーションシステムによって意のままに操るようになる。
- しかし、最終決戦の中でついに真実を思い出し、アマンダラとの愛がとうに終わっていたこと、これ以上芝居を続けることの無意味さを悟り、みずからの意思でバイオリレーションシステムを停止させたことによる急激な老化現象で肉体自体が維持できず砂状に崩れさり最期を迎える。
- クワサン・オリビー
- 声 - 木下由美 / 内川藍維(スーパーロボット大戦シリーズ)
- 15歳。身長160cm。第22話から登場する本作品の真のヒロイン[注 2]。ダバの義妹で婚約者。物語の始まる3年前に盗賊に攫われて行方不明になるが、ヤーマン族の生き残りであることを見抜いたポセイダルによって洗脳され、正規軍の近衛師団の司令官としてダバの前に現れる。逐次ポセイダルから指令を受けて動いていた。
- 物語終盤あたりから、精神改造による負担からか精神崩壊の兆候が現れ始め、最終回ではついに人格が崩壊。結局、精神はもとに戻らぬまま、ダバと静かにコアムへ去る。
- 乗機はカルバリーテンプル。
- 『UNDER THE SUNS』では正統派のヒロインとなっており、小説・テレビシリーズとは全く異なるラストを飾っている。
13人衆
EX13とも呼称される。ポセイダル軍中でも屈指の精鋭で構成されており、ポセイダルの意向を直接受け、それを実行する最高意思決定機関。
序列は席次順だが、テレビシリーズ当時は第1席次のサイ・クォ・アダー及び第2席次のプレータ・クォイズは設定自体が存在せず、実質的に実権を握っていたのは第3席次のギワザであり、その職権・職責は事実上の宰相に近い。13人衆の名称は、「設立時のメンバーが13人だったから」という理由での命名でメンバーの定数はなく、リーダーであるギワザ以外に序列は「表立っては」存在しない。13人衆の中にはポセイダルには従わず、13人衆のリーダーであるギワザに臣従する者もいた。また13人衆のうちガウ・ハ・レッシィのみが反乱軍へと離反する。
ただし、「定数がない」という設定は作中では語られなかったため、「なぜ13人登場しないのか?」などといった疑問が浮上し、のちのOVA作成時に、新たに2人が追加されるとともに13人衆ではなかった人物も含められ、定数13の席次設定が公開された。
小説版ではギワザがポセイダルに成り代わりペンタゴナ・ワールドを支配しようという野望のために組織した。
- 第1席次
- サイ・クォ・アダー
- 声 - 柴田秀勝
- 前大戦をポセイダルらとともに戦った歴戦の勇士で13人衆最古参だが、本作品中では第一線からは退いており存在が象徴化している。レッシィのことを幼少より知っており、彼女がポセイダル軍を裏切ったあとも孫娘のように思う気持ちは変わっていなかったが、ダバ一行を追撃した際は歴戦の勇士らしい猛攻を見せる。ダバの信念と人間性を認め、クォイズに連れ去られたレッシィがバイオベース「ゼルダ」にいることを教える。
- ヘビーメタルに搭乗するシーンは無いが、エルガイムを見て一目でガイラムと看破するなど高い洞察力をもつ。
- 第2席次
- プレータ・クォイズ
- 声 - 速水奨
- A級HM以上の強力なHM・パコーダに搭乗する。皮肉屋なうえに野心家で、ポセイダルに対し常軌を逸するまでの忠誠心を抱いている。また地方豪族の出身ゆえに名門であるサイやその孫のレッシィなどに敵意を燃やす。13人衆の会談時、自分からしつこく難癖をつけたにもかかわらず、自身を殴ったサイを逆恨みし、レッシィを人質に取って晒しものにする。その後、ダバをバイオベース「ゼルダ」へ誘い込み、ヘビーメタルでの1対1の戦いを展開。試作型とはいえバイオリレーションシステムの恩恵によってエルガイムを圧倒するものの、最終的にはわずかな隙を突かれて敗れ、半ば自滅に近いかたちで爆死する。
- 乗機はパゴータ。
- 第3席次
- ギワザ・ロワウ
- 声 - 西村知道
- 13人衆の実質的なリーダー。有能な野心家で、自己の野望のために利用価値がなくなった愛人のネイを捨て駒にするなど、冷酷な性格。地位を生かしてポセイダル軍内にみずからの派閥を形成し、ポセイダル正規軍、反乱軍が戦闘により疲弊したところで双方を撃破し、星団の実権を握ろうと画策するが、その企みはダバ、ギャブレーに見透かされ、最終決戦で新時代の統治者の器ではないと喝破され撃破される。政治力に長けているだけでなくセイバーや射撃の腕前も一流で、ネイに片腕を切断されながらも逆手の射撃で返り討ちにし、旗艦に侵入したダバとセイバーで渡り合う。
- テレビシリーズでは戦域からシャトルで離脱しようとしたところを、エルガイムに搭乗したダバにMk-II用のバスターランチャーで撃破され、小説版ではネイの殺害を恨んだギャブレーとネイの副官に最終決戦前に暗殺される。
- 第4席次
- ネイ・モー・ハン
- 声 - 竹内久美
- 物語序盤の難敵として第4話から登場。21歳。身長185cm。非常に優秀なヘッドライナーで、たびたびダバらを窮地に追い込む。ギワザの愛人であり、その愛情からギワザの野望を知りつつ協力していたが、度重なる失敗をとがめられ、物語中盤で事実上、ギワザから切り捨てられる。スヴェートに招聘されたときはポセイダルへの反逆を疑われるも最終的には無罪放免となる。しかし、そのことでギワザからスパイの嫌疑をかけられて死刑宣告を受けたために逆上し、セイバーでギワザの片腕を斬り落とすも、ギワザの反撃で倒される。乗機はオージェ、グルーン、サロンズ(サロンズの登場はOVA『フルメタル・ソルジャー』のみ)。細身ながらも体術に長け、鞭を武器にする。また常に化粧バッグを持ち歩くほどにお洒落にまめで、アイスクリームが好物という女性らしさを見せる。
- 当初、名前はワーザン・ルーンになる予定だった[14]。
- 第5席次
- ワザン・ルーン
- 声 - 堀部隆一
- 13人衆でも古参にあると思われる老戦士。武人的な性格の持ち主。作戦失敗で捕らわれた際に出会ったダバの姿に初陣で戦死した息子ミザンの面影を重ねて見ていた。円熟した人格と歴戦の武人としての風格から多くの兵士に慕われており、その人望の篤さはギャブレーから感心される。エルガイムMk-IIのバスターランチャーの直撃からリィリィをかばって戦死する。
- 第6席次
- チャイ・チャー
- 声 - 島田敏
- プリャーモ・ベースの司令官で、ギャブレーの上司にあたる人物。傲慢で陰湿な性格。反ギワザ派だったために乗機がB級HMのバルブドだった。リトル・セイ奪回作戦中に戦死する。
- マーハル・セヌーマ
- 声 - 佐脇君枝
- チャイ戦死後の第6席次。
- 物語終盤にてポセイダル側につき、実質ギワザ陣営と対立。スキンヘッドが特徴の女性。最終回でいとこであるハンス・アラハートとともに、ポセイダル(ミアン)をラキシスの心臓まで連れて行く手助けをするが、バイオリレーションの影響で死亡し、遺体も灰燼化する。OVA版2巻の女子プロレス対決では、パメラとイレーネと正規軍代表チームを組み、反乱軍代表のレッシィ、アム、リリスのチームと対戦する。
- 第7席次
- テッド・デビラス
- 顔の傷跡が特徴の13人衆メンバー。作中では台詞はない。名前の由来はプロレスラーのテッド・デビアス。
- 第8席次
- マフ・マクトミン
- 声 - 銀河万丈
- 普段は貴族口調だが精神不安定な面をもっており、HM搭乗時は異常な言動の持ち主となる。ギワザのポセイダル反逆に随行し、ギワザに心酔している。アトールV・マクトミンビルドという、アトールを独自にカスタムした機体を使用。スヴェード降下作戦にヘッケラーとともに先陣を務め、バスターランチャーでポセイダル像を破壊する。最終決戦でダバに敗死。キャラクターデザインのモチーフはクラウス・ノミ。
- 第9席次
- リョクレイ・ロン
- 声 - 若本紀昭
- 13人衆だったが、クワサン・オリビーがポセイダルの手によって洗脳、近衛師団の師団長となると、副官兼監視役として近衛師団に移り、結果的にギワザ陣営と対立する。HMの操縦以外にも拳法のような格闘技にも精通している。最終決戦後の生死については言及されていない。乗機はカルバリー・テンプル、アトール(OVA版)。
- 第10席次
- リィリィ・ハッシー
- 声 - 向殿あさみ
- ギワザのポセイダル反逆に従ったが、気分屋で忠誠心は薄く、戦略眼に欠けている。以前は普通の女性だったが、男で酷い目に遭った過去があるらしく、徹底した男嫌いに変貌し、なおかつ男のために戦う女には激しい怒りを燃やす。冷酷非情な性格で、逆らう部下には反逆の汚名を着せて家族に不遇を与えると脅迫して特攻を命ずることもいとわない。戦闘中にペディキュアを塗るなどマイペースな性格で、「永遠の若さ」にあこがれを持っていた。乗機はグルーン。アムとは捕虜にした経緯から因縁の相手となり、いくども戦闘を繰り返したのち、スヴェートの決戦でアムのエルガイムに敗死する。
- 第11席次
- バーン・ガニア・キラーズ
- 声 - 高宮俊介(テレビシリーズ) / 石塚運昇(OVA版)
- ギワザ側についた13人衆だが、ネイとは仲が良くないらしく、OVA序盤ではコアムに左遷されたギワザを揶揄する台詞をネイに投げかける。テレビシリーズ最終回ではポセイダルを倒した直後のダバに肉薄するも、あと1歩のところでキャオとの連携で敗れる。乗機はアシュラ・テンプル、バッシュ(OVA版)。名前の由来はプロレスラー((のちにAWAプロモーター)のバーン・ガニア。
- 第12席次
- ハンス・アラハート
- 声 - 高宮俊介
- 物語終盤にてポセイダル側につき、実質ギワザ陣営と対立。乗機は黒いカルバリー・テンプル。最終回でマーハル・セヌーマとともにバイオリレーションの犠牲となって死亡。マーハルとはいとこ同士。
- 第13席次
- ガウ・ハ・レッシィ
- 声 - 川村万梨阿
- ガウ・ハ・レッシィを参照。
- 小説版では13人衆候補生の将校として位置付けられている。
- ギャブレット・ギャブレー
- 声 - 速水奨
- ギャブレット・ギャブレーを参照。
- レッシィの寝返り後に13人衆に序せられるが、上記の事情からポセイダル軍・ギワザ軍双方を敵に回すかたちになり、事実上脱走する。
- 小説版オリジナルキャラクター
- ホーテ・ケット
- キャット
- カ・ワール
- ハングー・モー・バー
その他の軍人
- アントン・ランドー
- 声 - 島田敏
- 顔面に入れ墨のような紋様が施されている。ネイの副官として初期より登場していたが、ネイの戦線離脱後はギワザの副官的な立場に立ち、後方で艦隊の指揮を取る。
- ヘッケラー・マウザー
- 声 - 塩屋浩三
- 右目の眼帯が特徴で、ネイの副官としてアントンと初期より登場。ギワザのポセイダル反逆時には、ガストガル攻撃の先陣を、マクトミンとともに任される。バッシュを鬼神のように操り、壮絶な最期を遂げる。名前の由来は、銃器メーカーのヘッケラーとモーゼル。
- ボンサーンス
- 声 - 玄田哲章
- 資源採掘衛星・パラータ・スターを管理していた軍人。パラータを強制収容所のように扱っていた悪代官で、蜂起したダバ一行と労働者たちによって倒される。
注釈
- ^ EDクレジットではガウ・ハ・レッシーとも表記。
- ^ 第22話で登場して以降しばらく出ていなかったが、第35話から再登場。
- ^ このほかミラウー・キャオ(第31話)、セムージュ・シャト、また第12話に限りリリス・ファウも一時的に操縦する。
- ^ 宇宙空間での過剰電力を効率よく放出するための放電板であり、この放電で相手をショートさせるくらいのことはできるが、設定資料には「つのの放電は武器ではありません!」と但し書きがある[18][17]。
- ^ 設定資料集では言及されていないが[17][16][18]、第36話と第38話でリィリィが使用する。
- ^ 第44話以降を除く。
- ^ ただしナレーション上では“プリャーモ・スキャンダル”と説明。
- ^ 同話数よりサブタイトルの背景が変更され(第1話 - 第25話:宇宙 → 第26話 - 第54話:エルガイムMK-IIの頭部のアップ)、第54話までサブタイトルの画面表示時に話数が表示されなくなる。
- ^ (時差ネットで放送していた)北陸放送では、この回でネット打ち切り
- ^ ナレーションでは“ドリーマーズアゲイン”と発音している。
出典
- ^ 角川書店刊 ザテレビジョン別冊・重戦機エルガイム-2 83頁より
- ^ 小牧雅伸(編)「エルガイム」『アニメック』1984年3月号、ラポート、1984年3月1日、97頁、雑誌 01509-3。
- ^ 大全, p. 133, 池原しげと版『重戦機エルガイム』(大都社)の世界.
- ^ 『Ζガンダム』LDBOX ライナーノートより。
- ^ 漫画情報誌『コミッカーズ』1997年8月号 「アメコミのある部屋」内「永野護先生と『スターウォーズ特別編』を見る」
- ^ 大全, pp. 12–18, 富野由悠季インタビュー.
- ^ 月刊ニュータイプ1985年6月号より
- ^ EB大図鑑 1990, p. 34.
- ^ a b c EB大図鑑 1990, p. 44.
- ^ EB大図鑑 1990, p. 52.
- ^ EB大図鑑 1990, p. 50-51.
- ^ 大全, pp. 140–143, 渡辺由自インタビュー.
- ^ 大全, pp. 169–171, 川村万梨阿インタビュー.
- ^ 小杉修造(編)「重戦機エルガイム」『ジ・アニメ』1984年7月号、近代映画社、1984年7月1日、43頁、雑誌コード 05317-7。
- ^ a b c d e バンダイ「魂SPEC XS-10 エルガイム」付属説明書・機体解説より。
- ^ a b c d e f 大全, p. 58, グルーン.
- ^ a b c d e f g 大事典, p. 78, グルーン.
- ^ a b c d ヘビーメタル完全設定資料集, p. 39, グルーン.
- ^ 大事典, p. 74, オージェ.
- ^ 「comic新現実 vol.2 p371」における元アシスタントの証言。
- ^ 『模型情報・別冊 MJマテリアル3 H.M L・GAIM スーパー・メカニック・ガイド』、バンダイ、1985年、52頁
- ^ 『サンライズロボットアニメ大解剖』(2019年1月27日、三栄書房発行)45ページより。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1985年3月号、徳間書店、126 - 127頁。
- ^ 「テレビ局ネットーワーク」『アニメディア』1986年2月号、学研、86頁。
- ^ 『北國新聞』1984年7月17日付 - 1985年8月20日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1984年5月10日付、1985年2月21日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1984年5月号、学習研究社、98頁。
- ^ 『サンライズ アニメ大全史』 辰巳出版、1997年、71頁。
固有名詞の分類
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