都立家政駅 都立家政駅の概要

都立家政駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 13:56 UTC 版)

都立家政駅
南口(2013年)
とりつかせい
Toritsu-Kasei
SS07 野方 (0.9 km)
(0.5 km) 鷺ノ宮 SS09
所在地 東京都中野区鷺宮一丁目16-1
駅番号 SS08
所属事業者 西武鉄道
所属路線 新宿線
キロ程 8.0 km(西武新宿起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[利用客数 1]15,151人/日
-2021年-
開業年月日 1937年昭和12年)12月25日
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ホーム(2011年3月)

歴史

駅名の由来

駅名は、「東京府立中野高等家政女学校」(旧・東京都立中野高等家政女学校、現・東京都立鷺宮高等学校)に由来する。昭和13年(1938年)に学校が中野区桃園町から現在地に移転するのに先立って、移転先が辺鄙な場所であった家政女学校の父母と学校長が西武鉄道に新駅の開設を陳情し、地主による土地提供を得て、西武鉄道が「府立家政駅」(現・都立家政駅)を新設した。そのため、鷺ノ宮駅の東側500メートルに位置し、両駅のホーム間はわずか300メートルしか離れておらず、両駅ホームから隣駅が見える。西武鉄道の10両編成の電車が200メートルである事からも駅間が比較的近い事がわかる。家政女学校が鷺宮高等学校へ校名改称された後、西武鉄道から「東鷺ノ宮駅」へ改称打診を受けたものの、駅前に「家政銀座商店街」が誕生していたことや、地元の愛着もあり、引き続き旧来からの「家政」が入る駅名を採用している[3]

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム有効長は8両編成分である。各ホーム間は地下道により連絡している。この地下道は1984年春に完成し、使用開始までは構内踏切により連絡していた。現在ある駅横の踏み切りは夕方から夜にかけての時間帯にかけ長時間開かない、いわゆる開かずの踏切りの一つである。

駅舎は下りホーム側の南口と上りホーム側の北口の2か所で、いずれもホームの鷺ノ宮寄りに位置する。北口改札は係員を配置していない。北口の開設時間は6:45から21:30までであったが、2010年3月30日より初電から上り終電まで利用可能となった。トイレは南口駅舎改札内に設置されており、多機能トイレも併設されている。

鷺ノ宮側のホームがカーブしているため、近年では上り西武新宿行ホームに注意喚起放送が導入されている。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1 新宿線 下り 所沢本川越拝島方面
2 上り 高田馬場西武新宿方面

  1. ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
  2. ^ 西武池袋線 街と駅の1世紀(彩流社 2014年)19頁
  3. ^ 94年の歴史を閉じた「としまえん」 最寄り駅の豊島園駅はどうなる?”. AERA. 朝日新聞出版 (2020年9月22日). 2020年9月22日閲覧。
  4. ^ 練馬区統計書 - 練馬区
  5. ^ 中野区統計書 - 中野区
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  8. ^ 駅構内通路を利用した「開かずの踏切」対策に関する実証実験について - 国土交通省 2008年1月28日
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧


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