藤原公任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/01 16:00 UTC 版)
代表歌
- 小倉百人一首（55番）
- 滝の音はたえて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ
官歴
※注記のないものは『公卿補任』による。
- 天元3年（980年） 2月25日：元服、正五位下（直叙）、昇殿。3月3日：禁色[1]。7月1日：侍従
- 天元4年（981年） 正月7日：従四位下。正月10日：昇殿
- 天元5年（982年） 5月8日：従四位上
- 天元6年[34]（983年） 正月26日：兼讃岐守。12月13日：左近衛権中将、讃岐守如元
- 永観2年（984年） 2月1日：兼尾張権守。8月28日：昇殿
- 寛和元年（985年） 11月21日：正四位下（中宮御給）
- 寛和2年（986年） 3月5日：兼伊予権守。7月22日：昇殿
- 永延3年（989年） 2月23日：蔵人頭
- 永祚2年（990年） 4月5日：兼備前守
- 正暦3年（992年） 8月28日：参議、止左近衛権中将
- 正暦4年（993年） 正月13日：兼近江守
- 長徳元年（995年） 8月28日：兼左兵衛督。9月21日：兼皇后宮大夫（皇后・藤原定子
- 長徳2年（996年） 正月：兼讃岐守。7月14日：兼右衛門督・検非違使別当
- 長徳4年（998年） 1月25日：兼備前権守。10月23日：兼勘解由長官
- 長徳5年[35]（999年） 1月7日：従三位。閏3月29日：辞勘解由長官
- 長保3年（1001年） 8月25日：中納言。10月3日：兼左衛門督。10月10日：正三位。12月7日：辞検非違使別当。12月16日：辞皇后宮大夫（藤原定子崩御）、兼皇太后宮大夫（皇太后・藤原遵子）
- 寛弘2年（1005年） 7月21日[1]：従二位
- 寛弘6年（1009年） 3月4日：権大納言
- 寛弘9年（1012年） 2月14日：兼太皇大后宮大夫（藤原遵子太皇太后贈号）。12月22日[36]：正二位
- 寛仁元年（1017年） 6月1日：辞太皇太后宮大夫
- 寛仁5年（1021年） 1月28日：兼陸奥出羽按察使
- 万寿元年（1024年） 12月12日：辞権大納言、陸奥出羽按察使
- 万寿3年（1026年） 1月4日：出家
- 長久2年（1041年） 正月1日：薨去、享年76
系譜
- ^ a b c 『日本紀略』
- ^ 『扶桑略記』
- ^ a b c 『大鏡』
- ^ 『楽記』春日大社蔵
- ^ 村瀬 1959, p. 13.
- ^ 『本朝世紀』正暦4年12月4日条
- ^ 『栄花物語』みはてぬゆめ
- ^ 村瀬 1959, p. 23.
- ^ 『御堂関白記』長保元年5月6日条
- ^ 『権記』長保元年9月12日条
- ^ 『小右記』長保元年10月28日条
- ^ 村瀬 1959, p. 20.
- ^ 村瀬 1959, p. 27.
- ^ 『御堂関白記』寛弘元年12月15日条
- ^ 『袋草子』上、『古事談』第1
- ^ 『御堂関白記』
- ^ 村瀬 1959, p. 32.
- ^ 『三代集之聞事』
- ^ 村瀬 1959, p. 30.
- ^ 村瀬 1959, p. 35.
- ^ a b 『小右記』寛弘9年4月28日条
- ^ 『栄花物語』日かげのかづら
- ^ 村瀬 1959, p. 37.
- ^ 『小右記』寛弘9年5月1日条
- ^ 村瀬 1959, p. 42.
- ^ 『山城名勝志』
- ^ 『朝日日本歴史人物事典』
- ^ 『栄花物語』巻第27,ころものたま
- ^ 『左経記』長元5年5月,6月条
- ^ 『袋草子』上巻
- ^ 『春記』長久2年2月19日条
- ^ 『勅撰作者部類』
- ^ 豊永聡美『中世の天皇と音楽』吉川弘文館、2006年、24頁。ISBN 4-642-02860-9。
- ^ 4月15日永観元年に改元
- ^ 1月13日長保元年に改元
- ^ 異本：11月22日
- ^ 『栄花物語』巻第21,後くゐの大将
- ^ 『小右記』長和元年4月28日条
- ^ 『小右記』治安3年5月16日条
藤原公任と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 藤原公任のページへのリンク
