石井ふく子 出演

石井ふく子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 18:35 UTC 版)

出演

テレビ番組

ラジオ番組

映画

受賞・受章歴

著書

共著編

  • 『東芝日曜劇場名作集』上下 編. 文陽社, 1975-76
  • 『女たちの忠臣蔵 橋田寿賀子作品集』編. 大和山出版社, 1983
  • 『渡る世間は… 橋田壽賀子石井ふく子対談エッセイ』TBS東京放送, 2001

注釈

  1. ^ 経緯は読売新聞・2015年1月29日付け朝刊に掲載されたインタビュー記事「時代の証言者」で述べている。父の死後、相続税の支払いに大金が必要となり、他局でプロデューサーを務めようとするもTBSの社長に怒られたが、大金が必要だと説明するとTBSが用立てることになった。社員に大金を貸与することは難しく、退社後にTBSの専属になり多額の契約金を受け取る経緯とした。大金を前渡しするために「退職+専属契約」とした。
  2. ^ 女優。後に船越英二と結婚し、船越英一郎の母となる。
  3. ^ 戦後の混乱期で親から小遣いをもらえない石井のために、裕見子は東映の女優として得たギャラの中から小遣いをくれた。このことは、石井にとって今(2022年)も「一生の恩」としている[5]
  4. ^ 実際には当初、歌舞伎町の営業所で庶務として採用されたが、ほどなくして視察に来た本社社長が“石井が元女優”と知ったことで、銀座の本社宣伝部に配置換えとなった。
  5. ^ 川口松太郎原作の『人情馬鹿物語』を単発で放送した所、好評だったことからレギュラー化が決定し、当初の俳優の数では足りなくなった。
  6. ^ 当時の俳優たちの多くが映画会社所属だったため、石井は松竹などの配給会社に訪れた。そこで「一人でもいいのでラジオ番組に貸してください。その代わり封切りの作品をラジオで宣伝させてもらいます」と頼んだ
  7. ^ 社長から「君の才能はテレビで伸びるかもしれない。うちの会社とテレビの仕事掛け持ちでやってみろ」と背中を押された[5]
  8. ^ 俳優たちに撮影の合図を出す役で、現場スタッフの中の一番下っ端が担当する仕事とされる。
  9. ^ 石井は後年、「平岩さんの小説を読んで『あんなに美しいセリフを書ける方はいない』って惚れちゃったんです。橋田(壽賀子)さんは構成がすごく上手い方なんですけど、平岩さんにはまた別の才能を感じました。それで平岩さんに『シナリオを書いてみませんか?先生なら書けると思います』と伝えました」と回想している
  10. ^ 当時の日曜劇場は1時間の単発ドラマ枠で、本ドラマは年に2、3回のペースで15年間に渡り放送された。(詳しくは『女と味噌汁』を参照)
  11. ^ 井上順と一緒に出演した。
  12. ^ 高峰秀子が演じた。
  13. ^ 原節子演じる女性記者の後輩社員。

出典

  1. ^ a b Ms Wendy in This Month 注目の人 プロデューサー/石井ふく子さん”. 月刊ウェンディ(Wendy). 合人社グループ出版局 (2011年4月15日). 2021年11月4日閲覧。→アーカイブ→PDF版(PP.1 - 2)
  2. ^ a b “石井ふく子さん、「最多舞台演出本数」で自身3つ目ギネス記録(全2頁中2頁目)”. SANSPO.COM(サンスポ). (2015年8月30日). http://www.sanspo.com/geino/news/20150830/geo15083005030005-n2.html 2015年9月6日閲覧。 《→アーカイブ(P1P2)》
  3. ^ 池田理代子宮城まり子石垣綾子ほか『わたしの少女時代』岩波書店岩波ジュニア新書 3〉1980年、130頁。
  4. ^ [1]「東京文化学園」(後の新渡戸文化学園)の2001年頃のウェブサイトより。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 週刊文春2022年3月17日号・阿川佐和子の「この人に会いたい」・石井ふく子p114-119
  6. ^ a b c 石井ふく子著「想い出かくれんぼ」1993年・集英社
  7. ^ 「石井ふく子被告脱税で有罪判決」1997年7月15日 福井新聞 朝刊
  8. ^ 東京地方裁判所 平成9年(特わ)633号 判決
  9. ^ 『官報』第2922号10-11頁 平成12年7月31日号
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 84歳の今も現役プロデューサー。『人に恵まれる日』に生んでくれた母に感謝です”. マンション生活情報「Wendy-Net」の記事 (2012年8月16日). 2021年4月24日閲覧。
  11. ^ a b 橋田壽賀子(1)夫の死 肺がん 病名明かさず 唯一の家族失い天涯孤独 私の履歴書 - 日本経済新聞 2019年5月1日
  12. ^ 池田理代子、宮城まり子、石垣綾子ほか『わたしの少女時代』岩波書店〈岩波ジュニア新書 3〉1980年、140頁。
  13. ^ 放送日などはWikipedia日本語版「肝っ玉かあさん」を参照。
  14. ^ 放送ライブラリー 番組ID:000789
  15. ^ 放送ライブラリー 番組ID:000905
  16. ^ 放送ライブラリー 番組ID:003060
  17. ^ 放送ライブラリー 番組ID:003061
  18. ^ 横浜市にある放送ライブラリーでは、第一回「結納の日」(1980年4月24日放送分)の閲覧が可能である。 放送ライブラリー 番組ID:0003984*
  19. ^ 第3シリーズは井上靖央がプロデューサーを担当。詳細は放送ライブラリー 番組ID:010011を参照。
  20. ^ 放送ライブラリー 番組ID:008511
  21. ^ 放送ライブラリー 番組ID:008536
  22. ^ 放送ライブラリー 番組ID:011458
  23. ^ 放送ライブラリー 番組ID:016603(最終回のみ放送ライブラリー 番組ID:016604
  24. ^ 放送ライブラリー 番組ID:202813(最終回のみ放送ライブラリー 番組ID:202814
  25. ^ “宮崎あおい、石井ふく子さんと2年ぶりタッグ…TBS系新春ドラマ「あしたの家族」主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年11月1日). https://hochi.news/articles/20191031-OHT1T50196.html 2019年11月1日閲覧。 
  26. ^ http://www.ints.co.jp/hanayome2016/
  27. ^ “一路真輝と西郷輝彦がいたわり合う父娘に「君はどこにいるの」演出は石井ふく子”. ステージナタリー. (2016年9月22日). https://natalie.mu/stage/news/202677 2016年9月23日閲覧。 
  28. ^ “石井ふく子さん、テレビで初めて語る。「家族のようだった」橋田壽賀子さんとの60年”. テレ朝POST. (2021年9月8日). https://post.tv-asahi.co.jp/post-163258/ 2021年9月9日閲覧。 
  29. ^ 【追悼2015】女優・原節子さん 最期まで貫いた伝説 生涯独身 隠とん生活 スポーツ報知 2015年12月30日
  30. ^ 第8回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月13日閲覧。
  31. ^ 歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日閲覧。
  32. ^ 『東京都広報』第17671号17・18頁 令和4年10月3日号






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