機動戦士ガンダムUC episode EX

機動戦士ガンダムUC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/29 08:23 UTC 版)

episode EX

福井晴敏による脚本で、アニメ版『UC』の物語を補完する「episode EX」という括りで2作品が発表されている。

百年の孤独

構成・脚本:福井晴敏、上映時間:約25分。

『機動機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』の全国劇場公開の際、宇宙世紀ダイジェスト『機動戦士ガンダムUC episode EX「百年の孤独」』として同時上映された。episode 7のプロローグも兼ねた内容となっているため、episode 7の前に上映された。

ラプラス事変の最終決戦直前、故人となったカーディアス・ビストの魂は、まもなく100歳をも越えるその寿命を全うしようとしているサイアム・ビストと共に、バナージらの旅の終着点「インダストリアル7」への到着を待ちながら、宇宙世紀における人類の戦いの歴史に想いを馳せる。

episode 7「虹の彼方に」Blu-ray Disc初回限定版の特典ディスク[153]や、2019年2月26日に発売された「機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX Complete Edition [初回限定生産]」[154]には、劇場公開版よりも長尺となる『機動戦士ガンダムUC episode EX「百年の孤独」〈完全版〉』(上映時間:約46分)が収録されている。

獅子の帰還

機動戦士ガンダムUC episode EX2「獅子の帰還」』は、『機動戦士ガンダムUC』の登場人物であるリディ・マーセナスを主人公に据え[155]、福井晴敏の書き下ろしによりアニメ版『UC』の後日譚を描いた作品。『UC』と同じく福井が脚本を手掛ける映画『機動戦士ガンダムNT』の前日譚にもなっており、2作品を繋ぐ物語となっている[155]

2019年1月26日に発売された『月刊ガンダムエース』2019年3月号に、先行公開という形で冒頭の内容が掲載され[156][157]、2019年2月に発売された『機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX Complete Edition[初回限定生産]」の特典として脚本が付属[158]。同年5月に発売された『機動戦士ガンダムNT Blu-ray特装限定版』および『同 Blu-ray豪華版』の特典として、同脚本をもとにしたドラマCDが付属した[159]。脚本には映像に関する指示を含んだ内容となっており[156]、ドラマCDもアニメとして映像化する場合のカット割を想定した収録がされている[160]

また、玉越博幸によるコミカライズ版が、『月刊ガンダムエース』2019年12月号の予告編を経て、同誌の2020年1月号から[161]7月号にかけて全6話が連載された。全1巻の単行本が2020年7月に角川コミックス・エース(KADOKAWA)より発売された。


  1. ^ a b c d テレビシリーズ版のオフィシャル表記は全角カタカナ表記の「ユニコーン」になっている(EPGでも同様の表記)。
  2. ^ 角川文庫版の方が設定されている発売日の関係上、1週間ほど早く店頭に並んだ。
  3. ^ カバー表紙面および背表紙、扉の書名の下には、小さい文字で『機動戦士ガンダムUC ○○』と明記されている(○○には巻数が入る)。また、カバー表紙面でもデザイン処理によって目立たない形ではあるが『MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN』の文字が入り、『機動戦士ガンダムUC-○○』(○○は巻数表記)の文字も帯に隠れる形で配されている。
  4. ^ Vol.3からVol.5は『月刊ニュータイプ』の増刊号として発売。
  5. ^ 「獅子の帰還」に関連する日付は、ドラマCDのチャプター・タイトルによる[18]
  6. ^ 脚本では「バナージらしきパイロットスーツの人影」と表現されるが、単に「バナージ」と表記している箇所もあり、リディもバナージであると認識している。
  7. ^ 小説版ではバンクロフトの生死は言及がないものの、該当場面の爆発は核爆発と表現されており[20]マリーダが「よりにもよって」と不運を嘆くが、それでも反応炉炉心保護のためのIフィールドによって、放射線が漏れることだけは防がれたという描写となっている[20]。アニメ版では爆光が他と描き分けられているのみで、特に言及はない。
  8. ^ 原作小説では、物語序盤でビスト財団の館に飾られた「まっすぐな瞳」を向ける羊飼いを描いた油絵を見たオードリー(ミネバ)が、バナージと少し面影が似ているという印象を受ける描写があり[30]、油絵に描かれた羊飼いがサイアム自身であるとは明言されないものの、サイアムは過去に羊飼いであったと言及されている[27]。また物語の終盤、サイアムから見せられた映像に登場するラプラス事件当時の彼に対し、バナージがその横顔を「自分とよく似た」と形容する場面がある[31]。アニメ版でもサイアムの過去(ラプラス事件前後)の姿はバナージと似た容姿で描かれている。
  9. ^ 名前は不明。カーディアスとマーサの実父であり、アルベルトとバナージの祖父。サイアムの跡目候補筆頭であり、生真面目な男であったとされる。連邦政府の議員や官僚に焚き付けられ、クーデターまがいの財団の乗っ取りを計画していた。
  10. ^ 名前については、小説版4巻でのマーサとアルベルトとの会話中にのみ登場。
  11. ^ 小説版9巻において、マーサの思考の中に肩書きと名前のみ登場。父方か母方かは語られない。
  12. ^ フル・フロンタルの声がシャア・アズナブルと酷似しているという原作小説での設定から、アニメ版ではシャアの担当声優である池田秀一がフロンタル役に起用された。
  13. ^ その経緯の詳細は、福井晴敏が書き下ろした朗読劇『赤の肖像』でも語られている。
  14. ^ アニメではストーリーを担当した福井は、フロンタルに宿っていた残留思念についてシャアの「納得できずにそのまま滞留した“怨念”のような一部分」で、シャアそのものではなく、アニメ版でのフロンタルの最期にシャア本人の魂が現れたのは「“落とし物”を回収しに来た」と述べている。
  15. ^ 実際にタイムトラベルした訳ではなく、“宇宙の記憶”を精神的イメージとしてフラッシュして垣間見たとの事。
  16. ^ シャアがジンネマンを選んだ理由と、当時ジンネマンがシャアの周辺にいた理由は描写されていない。
  17. ^ 『機動戦士ガンダムUC パーフェクトガイド』97頁より。小説版では「ヤス」とのみ記載。名前の由来は漫画家の徳光康之から。
  18. ^ どちらも『ガンダムユニコーンエース Vol.3』に掲載された。
  19. ^ 『ガンダムユニコーンエース Vol.3』までは『E.F.S.F. 星月の欠片』表記。
  20. ^ スタッフロールでは役名は表記されずノンクレジット扱い。だが、テレビシリーズ『RE:0096』本放送の際の字幕放送では、台詞に三者の役名が表記されており、また各所インタビューの際にも演者三人や制作者らが、上記三人のキャラクター名を挙げている。
  21. ^ 同年6月7日付の週間ランキングで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』が35.7万枚で、アニメ・BD総合の最高記録を更新。
  22. ^ 同一アニメ作品のダブル1位獲得は『コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01』(2008/9/1付)、『サマーウォーズ』(2010/3/15付)に続く3作目。
  23. ^ 上映期間中の2011年3月11日に東日本大震災が発生し、それに伴う計画停電により、一部劇場では3月10日までの上映となった。
  24. ^ 配信、劇場での公開日。
  25. ^ Blu-ray / DVDの発売日。
  26. ^ メ〜テレは3週連続放送ではなかったため、「地上波初!『機動戦士ガンダムUC』完結記念スペシャル」と題して放送した。
  27. ^ DVDではドルビーデジタルの5.1チャンネルサラウンドである。
  28. ^ 第1話で例を挙げると、ユニコーン初搭乗時のバナージの掌の作画の修正、工専講義中のカメラの回転方向が左回転から右回転へ変更、などがある。
  29. ^ ANNフルネット局が存在しない山梨県富山県福井県鳥取県島根県徳島県高知県佐賀県宮崎県を除く。
  30. ^ プラモデル「MGユニコーンガンダム専用ビーム・ガトリングガン2丁セット」が付属する。
  31. ^ プラモデル「MGシナンジュ専用バズーカ」が付属する。
  32. ^ プラモデル「MGユニコーンガンダム専用シールド増加ユニット【アームド・アーマーDE】」が付属する。
  33. ^ プラモデル「MG フルアーマー・ユニコーンガンダム専用シールド増加ユニット【アームド・アーマーDE(発動仕様)】」が付属する。
  34. ^ プラモデル「HGUC ガンダムユニコーン2号機バンシィ・ノルン(デストロイ・モード)専用【ハイパー・ビーム・ジャベリン】」が付属する。






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