東京都立第一商業高等学校 東京都立第一商業高等学校の概要

東京都立第一商業高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 09:06 UTC 版)

東京都立第一商業高等学校
北緯35度39分0.7秒 東経139度41分54.9秒 / 北緯35.650194度 東経139.698583度 / 35.650194; 139.698583座標: 北緯35度39分0.7秒 東経139度41分54.9秒 / 北緯35.650194度 東経139.698583度 / 35.650194; 139.698583
過去の名称 東京府立第一商業學校
国公私立の別 公立学校
設置者  東京都
設立年月日 1918年4月10日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 商業科
学期 3学期制
学校コード D113299902156
高校コード 13187D
所在地 150-0035
東京都渋谷区鉢山町8-1
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設置学科

  • ビジネス科

概要

東京で初期に設立された公立の商業学校。戦前の旧制第一商業学校時代は、多くの生徒が旧制東京商科大学はじめ、旧制第一高等学校などへ進学した[1]。また、多くの卒業生が財界で大企業の重役を務める等功績を残し、天下の一商と呼ばれるようになった[2][3]

現在では都立商業高校の中でも先進的な商業教育(簿記商学会計学、英語教育、生活指導等)をしているとして、躍進する商業高校の牽引役を担うリーディングコマーシャルハイスクール2005年平成17年)から指定されている[4][5]。令和4年12月首都圏ネットワークで東京都の「地域探究推進校」(伝統校)として報じられている[6]

校章

初代校長である陶山斌二郎が作成。三種の神器の一つである八咫鏡の中に「商」の字を戴く。

沿革

コース

第2学年からコース制を採用。A~Fまでのクラスの内、A組が進学コースで、残りのB~F組がビジネスコースである。

進学コース 簿記・英語を軸に学ぶ進学者向け教育
ビジネスコース 商業経済系知識を学ぶ就職者向け教育

  1. ^ 第18期から第23期卒業生の進学記録によると、一期平均10人以上が旧制東京商科大学はじめ一高へ進学している。第23期の記録では旧制東京商大の当時の定員は130名だが内24人が一商卒。
  2. ^ 東京都立第一商業高等学校同窓会「母校の著名人
  3. ^ 東京都立第一商業高等学校「学校長挨拶
  4. ^ 目指せスペシャリスト(スーパー専門高校):文部科学省が、「将来のスペシャリスト」の育成に資することを目的として平成15年度からスタートさせた研究開発事業。専門高校の活性化の促進を図る観点から、バイオテクノロジーやメカトロニクスなど先端的な技術・技能等を取り入れた教育や伝統的な産業に関する学習活動を重点的に行っている専門高校を指定し、技能の修得法や技術の開発法、学校設定科目などのカリキュラム開発、大学や研究機関等との効果的な連携方策についての研究等を推進している。
  5. ^ 文部科学省「都立高等学校等の種類と内容
  6. ^ 渋谷と育てる高校生の未来 東京都立第一商業 地域を生きた教材に
  7. ^ 商学部 - ウェイバックマシン(2024年3月9日アーカイブ分)
  8. ^ もしくは東京市立商業学校出身。この「東京市商」は、のちに廃校。但し、1943年出陣学徒壮行早慶戦の集合写真では「東一商」と表記されている。


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