日本の公務員 日本の公務員の概要

日本の公務員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 20:23 UTC 版)

日本においては、ないしは地方公共団体に現にある者すべてを言う。その者の職の選任方法の如何を問わず、また職が立法司法行政のいずれの部門に属しているかも問わない。保護司消防団員のような、ボランティア的要素を持つ非常勤の、また公立図書館やハローワークの一般職員のような非正規雇用の公務員も存在している[1]


注釈

  1. ^ 第19条 この法律は、国家公務員及び地方公務員については、適用しない。
  2. ^ 「職務上の命令」には、現場における命令や、組織の長等による通達等による組織の指揮監督としての命令、上部機関による訓令国家行政組織法14条2項)を含む。
  3. ^ ただし、上司の職務上の命令は、その内容が法規に抵触しないことの要求を具備することを要する。この事に反し、その内容が法律上不能である場合、重大かつ明白な瑕疵がある場合(法に反し重大かつ明白な瑕疵がある例としては、例えば、検事正が公務員の汚職の罪の告発を受理しないよう検察官に命じる等)は、職務命令は無効となり、受命公務員を拘束する力を持たない。この事が示されたものとしては、例えば、昭和25年1月30日付人事院公平局世話課長世話甲第19号での「法第九十八条の職務命令に従う義務について」や、東京高裁昭和47年(行コ)第22号 免職処分取消請求控訴事件 昭和49年5月8日 判決 棄却(上告審 最高裁判所第三小法廷 昭和49年(行ツ)第79号 懲戒免職処分取消 昭和53年11月14日 判決 棄却 集民125号565頁)(伊藤校長事件)、などがある。
  4. ^ それぞれの宮家で私的に雇い、雇用者である皇族の「御手元金」から給料が出る家庭内労働者の人達は宮内庁職員ではない。

出典

  1. ^ WEB特集 「非正規公務員」の声に向き合ってほしい - NHK
  2. ^ 国家公務員法第十六条
  3. ^ 労働基準法第二条、第十四条第二項及び第三項、第二十四条第一項、第三十二条の三から第三十二条の五まで、第三十八条の二第二項及び第三項、第三十八条の三、第三十八条の四、第三十九条第六項から第八項まで、第四十一条の二、第七十五条から第九十三条まで並びに第百二条の規定
  4. ^ a b OECD goverrnment at a glance 2019, OECD, (2009), doi:10.1787/8ccf5c38-en. 
  5. ^ Public employment and management Production costs in general government
  6. ^ OECD.StatExtracts LFS by sex and age
  7. ^ Government at a Glance 2013 PUBLIC SECTOR EMPLOYMENT AND PAY
  8. ^ a b 国家公務員法 第六十条, 地方公務員法 第二十二条の三
  9. ^ 地方公務員法 第二十二条の二
  10. ^ a b OECD Factbook 2014: Economic, environmental and social statistics, OECD (2014)





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