広浜線 沿革

広浜線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 06:19 UTC 版)

沿革

  • 1919年(大正8年):浜田にあった川崎旅館が個人経営で旅館前から今市までの乗合自動車路線を開設。その後、事業をS・H自動車株式会社に売却。路線を浜田広島間に延伸。[6]
  • 1934年(昭和9年)
    • 3月26日:省営自動車広浜本線 広島 - 亀山北口間が開業する[7][8]
    • 6月16日:亀山北口から大朝まで延伸される[9]
    • 9月1日:経営不振に陥ったS・H自動車が路線の運行権を鉄道省に譲渡。大朝から浜田港まで延伸される[10]
  • 1937年(昭和12年)12月18日:坂本峠(現在の浜田市旭町)にて事故が発生。およそ40名が死傷。
  • 1948年(昭和23年)
    • 6月:急行便2往復の運行を開始する。
    • 9月10日:石見今市の営業範囲を一般運輸営業に変更する。
    • 12月26日:石見今市 - 和田本郷間の支線が開業する。
  • 1952年(昭和27年)5月:夜行便「明星号」の運行を開始する。
  • 1954年(昭和29年):有料道路で改修された幕ノ内峠を経由するようになる。
  • 1962年(昭和37年)8月:夜行便を廃止する。マイクロバスによる特急ワンマンカーの運行を開始する。
  • 1964年(昭和39年) - マイクロバスの運行を中止する。
    • 10月9日:横川 - 七軒茶屋前間を廃止する。
    • 10月10日:停車場新設および横川 - 安芸今津 - 七軒茶屋前間が開業する。
  • 1981年(昭和56年)3月1日:金城町今福にて事故が発生。運行中のバスが凍結路によりスリップし対向から来たトラックと衝突。29名負傷。
  • 1985年(昭和60年):新幹線連絡を目的とした半夜行便の運行を開始する。
  • 1989年(平成元年)12月10日:浜田道旭IC - 浜田IC間の開通に伴い、特急便を国道186号、県道5号経由から浜田道経由に変更
  • 1990年(平成2年)3月14日:広島 - 浜田間にG特急(停車駅は広島新幹線口、広島バスセンター、バイパス八重、大朝、石見今市、浜田)2往復の運行を開始する。
  • 1991年(平成3年)12月8日浜田自動車道開通にともないいさりび号が運行開始され、都市間連絡の役割を事実上失う。県境の上大塚 - 瑞穂IC入口間を廃止する。
  • 1998年(平成10年)2月3日:広島駅の発着場が新幹線口から南口に変更する。安芸線からの直通系統の運行を開始する。
  • 1999年(平成11年)4月1日:安芸線との直通便、森城団地を経由しない槇原橋経由および川本線への直通普通便を全廃し、半数の便を文教女子大前発に短縮する。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月1日:島根県側の浜田 - 瑞穂IC入口を廃止する(石見交通が路線を承継)。
    • 4月30日:新大朝駅が完成し乗り入れを開始するとともに、従来の大朝駅は大朝車庫となり駅機能を停止する。
  • 2005年(平成17年)7月1日:広島 - 大田市・江津の特急バス廃止に伴い千代田IC - 大朝車庫間の区間便を運行開始する。
  • 2007年(平成19年)12月3日:従来の可部駅前バス停を可部駅西口広場に移設し、乗り入れを開始する。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月26日:ICカード乗車券『PASPY』当路線での供用を開始する。
    • 3月:JR西日本発行のICカード乗車券『ICOCA』当路線での供用を開始する。
  • 2021年(令和3年)4月1日:ダイヤ改正により、千代田IC - 大朝車庫間の区間便が廃止となる(大朝交通大朝千代田線で代替)。
  • 2023年 (令和5年) 4月1日:全区間廃止、同日に広島交通に移管(可部駅前~千代田~八重有間に短縮)

  1. ^ バスラマ・インターナショナル24号「特集・国鉄~名神 東名・名神ハイウェイバス」p37
  2. ^ a b 種村直樹「さよなら国鉄最長片道きっぷの旅」(1987年・実業之日本社)p72-73
  3. ^ バスジャパン・ハンドブックシリーズ5「中国ジェイアールバス」p20
  4. ^ 広島駅と大朝地域結ぶバス路線広浜線、90年の運行に幕 利用者減少で | 中国新聞デジタル”. 広島駅と大朝地域結ぶバス路線広浜線、90年の運行に幕 利用者減少で | 中国新聞デジタル. 2023年4月3日閲覧。
  5. ^ 中国ジェイアールバス広浜線の再編について” (PDF). 北広島町. 2023年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月7日閲覧。
  6. ^ 旭町誌
  7. ^ 「鉄道省告示第107号」『官報』1934年3月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 『全国乗合自動車総覧』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 「鉄道省告示第263号」『官報』1934年6月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「鉄道省告示第405号」『官報』1934年8月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 広島県バス協会 路線バス”. 広島県バス協会. 2018年6月10日閲覧。
  12. ^ 共通定期券制度開始のお知らせ”. 中国ジェイアールバス (2018年6月29日). 2018年7月15日閲覧。





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