亀仙人
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テーマソング
- 武天老師の教え
- 歌:亀仙人(宮内幸平) / 作詞:吉田健美 / 作曲:菊池俊輔 / 編曲:神保正明
- 劇中で現実音楽として冒頭部分のみ『ドラゴンボール』第130話で使用された。
- お達者ポルカ
- 歌:亀仙人(宮内幸平)、一朗さんちの仲間たち / 作詞:岩室先子 / 作曲:田中公平 / 編曲:岩崎文紀
ゲーム
ファミリーコンピュータゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』、スーパーファミコンゲーム『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではHPを回復するおたすけ(アイテム)カードして登場。
『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズでは隠しキャラクターとして登場。Ifストーリー「真・天下一武道会」にて、クリリンと孫悟空(少年期)と対決する。悟空との対決で勝利した後「このまま現役で行こうかな」と呟くが、悟空の本気を出していないかのような発言に「やっぱり、引退しようかな…」と現役は諦めるような言動を取った。
『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』からはMAXパワー版の亀仙人も登場。なお、服装は普段のオレンジの服の他に、ジャッキー・チュンの服装も再現されている。また『Sparking!』では舞空術が使用可能だが、『NEO』以降は空中に上がると、徐々に降下し、落下してしまう。
『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』のドラゴンヒストリーモードの1シナリオ『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』ではブロリーに苦戦する悟空と交代する形で参戦し、酔っ払った状態ではあるがそのままブロリーを倒してしまうルートが存在する。
桃白白と戦わせると「鶴仙人のクソじじいの差し金かの?」と言い、亀仙人が勝利した場合は「まったく、あのクソじじい(鶴仙人)は碌なことさせんのぉ」と鶴仙人のやり方に呆れている言葉を言っている。また、孫悟飯(悟空の育ての親)と戦わせると「たまにはじじい同士で戦おう」と悟飯の手合わせに応じる。勝利した後は「武天老師としての威厳を保つのは疲れる」と呟いている。
ビーデルや人造人間18号などの女性と戦わせるとセクハラしようとする。ただし、パンと戦わせると「お主じゃまだ早いかの…」とセクハラはしない。
キャスト
- 声優
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- 宮内幸平(『ドラゴンボール』『Z』初代〈第260話まで〉)
- 増岡弘(『Z』二代目〈第288話以降〉、『GT』)
- 愛川欽也(映画『最強への道』)
- 佐藤正治(映画『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』、『改』『超』以降の関連作品)
- 石森達幸(ゲーム『ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー』)
- 磯部勉(映画『DRAGONBALL EVOLUTION』吹き替え)
- 俳優
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- チョウ・ユンファ(映画『DRAGONBALL EVOLUTION』)
アニメ版声優の変化
初代声優の宮内幸平は、初登場からアニメ第2作『ドラゴンボールZ』末期(260話)まで、約10年間担当する。西尾大介によれば、『Dr.スランプ』に登場した神様が宮内であったことと、同じ頃に『ドラゴンボール』の連載で亀仙人の姿を見て、周囲の人物とともに「あれは宮内さんしかいない!」と思っていたため、それで決定したと話している[25]。
しかし、『ドラゴンボールZ』の終了前の1995年6月に、宮内が急逝。これにより『Z』第288話以降を増岡弘が、映画『ドラゴンボール 最強への道』では愛川欽也が、『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では佐藤正治がそれぞれ担当する。佐藤は後のアニメシリーズにて後任キャストを務めている。
注釈
- ^ 実際の描写では、ブルマ以下妙齢の女性キャラクターたちより低身長に描かれる。
- ^ 剃っているのではなく、高齢によるただの禿。
- ^ 亀仙人の弟子となった悟空たちに初めて早朝の修行をつけさせた回では、就寝時でもアイマスクの下にサングラスを着用していた。ピッコロ大魔王編では、ピッコロ大魔王と対峙する時にはサングラスを外していた。なお、最末期は角張ったサングラスを使用している。
- ^ アニメにて映された運転免許証より[5]。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』1989年31号掲載「究極戦士大集合!!カード」には、戦闘力180と掲載されている[6][7]。
- ^ 幼稚園時代に先生のパンツを盗んで退園となった。
- ^ しかし、第21回天下一武道会では、本戦出場者に女性選手のランファンがいたため、彼女の手を引いて対戦を希望したり、ナムとの試合で彼女が下着姿でお色気攻撃に出たときには、下品な言葉を連発したあげく、そのことからヤムチャに正体を疑われるなど、スケベ根性丸出しであった。
- ^ 初期にブルマに「カメの仙人なのに、なんで雲を持っているのか」と聞かれた際は「細かいことは言いっこなしじゃ」と発言していた。
- ^ ただし、かめはめ波を撃った瞬間は見ていない。
- ^ アニメでは少なくとも4時間以上は戦った設定。
- ^ 亀仙人の仲間にかつて食中毒で死んだという不死鳥が存在した模様だが不老不死の薬や不老不死の水との関連は不明。
- ^ その状態でも、パラガスに罠としておびき寄せられた新惑星ベジータに対して、なぜこの星に帝国を築き上げるのか分からないと指摘したり、この星から離れた方が良いと危機感を抱いたりしていた。
- ^ ダーコリに使用した時にはキテラから「試合に道具を持ち込んだ」と抗議がきたが全王は「面白いから」と使用を認められた。
出典
- ^ a b c d 冒険SPECIAL 1987, pp. 35, 「DRAGONBALL 徹底全激闘史 男の履歴書」
- ^ a b 後藤広喜(編)「永久保存版!! JUMPオールキャラクター総勢148名!! 名鑑」『週刊少年ジャンプ』1986年37号、集英社、1986年8月25日、12頁、雑誌 29934-8/25。
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 138, 「鳥山先生に完全密着取材Q&A!!なるほど!?ザ・ドラゴンボール」
- ^ a b c 超EGC 2009, pp. 23, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 10 亀仙人」
- ^ テレビアニメ『ドラゴンボール』第7話「フライパン山の牛魔王」
- ^ 後藤広喜(編)「創刊21周年記念奇蹟イベント2 究極戦士大集合!!カード」『週刊少年ジャンプ』1989年31号、集英社、1989年7月17日、6-8頁、雑誌29933-7/17。
- ^ 超史集 2016, pp. 52, 「DRAGON BALL SECRET FILE 週刊少年ジャンプ なつかしの特集ページ」
- ^ a b 大全集7巻 1996, pp. 18, 「第1章 ドラゴンボール年代記」
- ^ 孫悟空伝説 2003, pp. 195, 「五 THE SECRET IN Z 知られざる『Z』」
- ^ Vジャンプ編集部 編「鳥山明的超会見追加版」『ドラゴンボール超画集』集英社〈愛蔵版コミックス〉、2013年5月14日、224頁。ISBN 978-4-08-782520-6。
- ^ テレビアニメ『ドラゴンボールZ』第210話「ハンパじゃないぜ!!チビトランクス」
- ^ FOREVER 2004, pp. 159, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
- ^ 鳥山明「其之二 鳥山明 直筆コメント入り! 『復活の「F」』超Z設定画ギャラリー」『DRAGON BALL 鳥山明描き下ろし脚本完全収録F』集英社〈ジャンプ コミックス〉、2015年4月18日、14頁。
- ^ 2017年2月5日(日)より鳥山先生原案による新章スタート! 「宇宙サバイバル編」メインビジュアル・あらすじ解禁ドラゴンボール超公式サイト 2016年12月16日掲載
- ^ 「其之三十九 孫悟空覚醒の"兆"」『ドラゴンボール超 第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年12月4日、ISBN 978-4-08-881649-4、130-131頁。
- ^ 大全集4巻 1995, pp. 108, 「鳥山明が選ぶ究極のベスト 武道のまき」
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 36, 「必殺技模範技」
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 37, 「必殺技模範技」
- ^ 鳥山明「其之四十八 猿マネ孫悟空」『DRAGON BALL 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年10月15日、ISBN 4-08-851834-9、178頁。
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 40, 「必殺技模範技」
- ^ 鳥山明「其之四十九 武天老師の逆襲」『DRAGON BALL 第5巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年1月15日、ISBN 4-08-851835-7、15-17頁。
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 44–45, 「必殺技模範技」
- ^ 鳥山明「其之五十 悟空最大のピンチ!!」『DRAGON BALL 第5巻』23-24頁。
- ^ 大全集7巻 1995, pp. 138, 「第4章 技事典」
- ^ 尾形英夫(編)「座談会「よみがえる伝統・東映動画第1期"演出"研修生」」『アニメージュ』1986年9月号、徳間書店、1986年9月10日、29頁、雑誌 01577-9。
- ^ 鳥山明「とりやまさんのDRAGON BALLなんでもかんでもコーナー」『DRAGON BALL』 第3巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年6月15日、190頁。ISBN 4-08-851833-0。
- ^ さくまあきらホームページ 仕事人裏日記
「ベーマガ」ライターから漫画編集へ “響あきら”がMMRイケダ隊員になったわけ(MMRインタビュー番外編) - ねとらぼ - ^ 鳥山明「とりやまさんのDRAGON BALLなんでもかんでもコーナー」『DRAGON BALL』 第8巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年7月15日、188頁。ISBN 4-08-851838-1。
- ^ FOREVER 2004, pp. 158, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
- ^ 大全集4巻 1995, pp. 38, 「鳥山明が選ぶ究極のベスト 種族のまき」
- ^ 大全集4巻 1995, pp. 39, 「鳥山明が選ぶ究極のベスト 種族のまき」
- ^ 孫悟空伝説 2003, pp. 96, 「鳥山明×中鶴勝祥対談」
- ^ フランス人は亀仙人を変質者だと思っているロケットニュース24、2009年2月11日。
- ^ 吉倉英雄編「あのころのDB 『ドラゴンボールZ』キャラクターデザイン前田実インタビュー」『DRAGON BALL アニメイラスト集 金色の戦士』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年4月16日、ISBN 978-4-8342-8413-3、21頁
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