亀仙人
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性格・人物
- スケベ
- 非常にスケベで女好きであり、好みはむっちりとした若い娘。エアロビクスの番組を食い入るように見ている場面もあり、ブルマには、なにかと「ぱいぱいをつつかせてくれんか」、「ぱふぱふ(自分の顔を相手の乳房で挟む)をしてくれんか」などと発言している。ブルマの胸や尻を触った結果として、ビンタやげんこつを食らうのがお決まりであり、時にはハンマーで殴られたこともある。そのスケベぶりは、作中でもかなりの好色家であるウーロン[注 6]からも「オレ以上のスケベ」と言われ、弟子入りを志願した悟空とクリリンに亀仙流の修行をつける際には、「ぴちぴちギャルを連れてくること」を条件にしている。この条件で悟空とクリリンが連れてきたランチをスケベな目で狙っていたほか、悟空が連れてきた人魚に胸をつつかせてもらおうとしたこともある(その人魚にはたかれた)。また修行に取り入れている国語の勉強では、教材の内容にエロくていやらしいテーマを扱っていた。クリリンが眼前でブルマの胸を露出させた際にも、一旦は鼻血による失血のことでクリリンに抗議したが、直後には褒めていた。ヤムチャが彼に弟子入りを志願した際には、ブルマから「スケベはうつされないでよね」と釘を刺されることになる。天下一武道会の会場に飛行機で移動する際には、スチュワーデスの尻を触り、また、悟空が入院していた病院の看護師に同様の行為を働いた際には、アニメにおいて医師に「お触りじいちゃん」とあだ名されていたほどの好色家である。原作では、人造人間編以降このようなスケベな場面が描写されなくなった。
- アニメや映画では、スケベの対象がブルマだけでなく、チチ、ランチ、人造人間18号、ビーデル、マロンなどにも及んでいる。
- カメハウスの屋根裏にコレクションしたエッチな本を隠していたり、女性の艶めかしい声が録音されたテープを聴きながらニヤけたりもしている。姉の占いババと再会した際には、「スケベは治っとらん」と言われており、アニメにおいては彼の青年時代(詳細は後述)が描かれた第129話「時をかける悟空」で、彼は当時あこがれていた女性・ファンファンの風呂を覗こうとしており、すでにそのスケベぶりが顕著である。
- 厚い人望
- 以上のように、「仙人」とは程遠いスケベな老人というイメージの一方、格闘技に関しては真面目であり、弟子たちが驕らぬよう、2度に渡って自ら変装して天下一武道会に出場[注 7](下記参照)。「天下一の武天老師」と謳われるほどの強さを持っているが、作中ではその力を私利私欲に使ったりはしていない。また、ピッコロ大魔王を生み出したことなどから、「神を辞めるべきだった」と悔やむ神様を諭したことがあり、これに対して神は悟空は良い師匠に出会ったと語っている。相手の心を読む能力もあり、それでナムを助けたりもしている。
- 人望も厚く、女性キャラクターからも本気で嫌われることはなく、普段スケベぶりに呆れているウミガメも、魔封波を失敗し落命したときは、涙を流して悲しんでいた。悟空、クリリン、ヤムチャといった彼の弟子たちが彼の実力を超えた後でも、師への感謝の想いとして亀仙流の道着を着続けるほど尊敬されており、クリリンも鶴仙人に対して「お前と違って武天老師さまは尊敬されている」と作中で語っている。
- 天界の道具について
- かつては、天界の道具をいくつか所有していた。悟空に与えた「筋斗雲」は、後にカリンからもらったものと判明している[注 8](ただし、先述のスケベぶりが災いして、彼自身は乗れなかった)。また、悟空の持つ如意棒も、元々は亀仙人がどうしてもとせがんだので、カリンが貸した物であり、それを悟空の育ての親である孫悟飯に与えたものである。その他にも、芭蕉扇を持っていたため、フライパン山の火を消そうと悟空とチチが借りに来たが、鍋敷きに利用した挙句汚れて捨ててしまっており、ウミガメに「なんというバチあたりな!」と叱責されている。
注釈
- ^ 実際の描写では、ブルマ以下妙齢の女性キャラクターたちより低身長に描かれる。
- ^ 剃っているのではなく、高齢によるただの禿。
- ^ 亀仙人の弟子となった悟空たちに初めて早朝の修行をつけさせた回では、就寝時でもアイマスクの下にサングラスを着用していた。ピッコロ大魔王編では、ピッコロ大魔王と対峙する時にはサングラスを外していた。なお、最末期は角張ったサングラスを使用している。
- ^ アニメにて映された運転免許証より[5]。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』1989年31号掲載「究極戦士大集合!!カード」には、戦闘力180と掲載されている[6][7]。
- ^ 幼稚園時代に先生のパンツを盗んで退園となった。
- ^ しかし、第21回天下一武道会では、本戦出場者に女性選手のランファンがいたため、彼女の手を引いて対戦を希望したり、ナムとの試合で彼女が下着姿でお色気攻撃に出たときには、下品な言葉を連発したあげく、そのことからヤムチャに正体を疑われるなど、スケベ根性丸出しであった。
- ^ 初期にブルマに「カメの仙人なのに、なんで雲を持っているのか」と聞かれた際は「細かいことは言いっこなしじゃ」と発言していた。
- ^ ただし、かめはめ波を撃った瞬間は見ていない。
- ^ アニメでは少なくとも4時間以上は戦った設定。
- ^ 亀仙人の仲間にかつて食中毒で死んだという不死鳥が存在した模様だが不老不死の薬や不老不死の水との関連は不明。
- ^ その状態でも、パラガスに罠としておびき寄せられた新惑星ベジータに対して、なぜこの星に帝国を築き上げるのか分からないと指摘したり、この星から離れた方が良いと危機感を抱いたりしていた。
- ^ ダーコリに使用した時にはキテラから「試合に道具を持ち込んだ」と抗議がきたが全王は「面白いから」と使用を認められた。
出典
- ^ a b c d 冒険SPECIAL 1987, pp. 35, 「DRAGONBALL 徹底全激闘史 男の履歴書」
- ^ a b 後藤広喜(編)「永久保存版!! JUMPオールキャラクター総勢148名!! 名鑑」『週刊少年ジャンプ』1986年37号、集英社、1986年8月25日、12頁、雑誌 29934-8/25。
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 138, 「鳥山先生に完全密着取材Q&A!!なるほど!?ザ・ドラゴンボール」
- ^ a b c 超EGC 2009, pp. 23, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 10 亀仙人」
- ^ テレビアニメ『ドラゴンボール』第7話「フライパン山の牛魔王」
- ^ 後藤広喜(編)「創刊21周年記念奇蹟イベント2 究極戦士大集合!!カード」『週刊少年ジャンプ』1989年31号、集英社、1989年7月17日、6-8頁、雑誌29933-7/17。
- ^ 超史集 2016, pp. 52, 「DRAGON BALL SECRET FILE 週刊少年ジャンプ なつかしの特集ページ」
- ^ a b 大全集7巻 1996, pp. 18, 「第1章 ドラゴンボール年代記」
- ^ 孫悟空伝説 2003, pp. 195, 「五 THE SECRET IN Z 知られざる『Z』」
- ^ Vジャンプ編集部 編「鳥山明的超会見追加版」『ドラゴンボール超画集』集英社〈愛蔵版コミックス〉、2013年5月14日、224頁。ISBN 978-4-08-782520-6。
- ^ テレビアニメ『ドラゴンボールZ』第210話「ハンパじゃないぜ!!チビトランクス」
- ^ FOREVER 2004, pp. 159, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
- ^ 鳥山明「其之二 鳥山明 直筆コメント入り! 『復活の「F」』超Z設定画ギャラリー」『DRAGON BALL 鳥山明描き下ろし脚本完全収録F』集英社〈ジャンプ コミックス〉、2015年4月18日、14頁。
- ^ 2017年2月5日(日)より鳥山先生原案による新章スタート! 「宇宙サバイバル編」メインビジュアル・あらすじ解禁ドラゴンボール超公式サイト 2016年12月16日掲載
- ^ 「其之三十九 孫悟空覚醒の"兆"」『ドラゴンボール超 第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年12月4日、ISBN 978-4-08-881649-4、130-131頁。
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- ^ 鳥山明「其之四十九 武天老師の逆襲」『DRAGON BALL 第5巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年1月15日、ISBN 4-08-851835-7、15-17頁。
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- ^ 尾形英夫(編)「座談会「よみがえる伝統・東映動画第1期"演出"研修生」」『アニメージュ』1986年9月号、徳間書店、1986年9月10日、29頁、雑誌 01577-9。
- ^ 鳥山明「とりやまさんのDRAGON BALLなんでもかんでもコーナー」『DRAGON BALL』 第3巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年6月15日、190頁。ISBN 4-08-851833-0。
- ^ さくまあきらホームページ 仕事人裏日記
「ベーマガ」ライターから漫画編集へ “響あきら”がMMRイケダ隊員になったわけ(MMRインタビュー番外編) - ねとらぼ - ^ 鳥山明「とりやまさんのDRAGON BALLなんでもかんでもコーナー」『DRAGON BALL』 第8巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年7月15日、188頁。ISBN 4-08-851838-1。
- ^ FOREVER 2004, pp. 158, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
- ^ 大全集4巻 1995, pp. 38, 「鳥山明が選ぶ究極のベスト 種族のまき」
- ^ 大全集4巻 1995, pp. 39, 「鳥山明が選ぶ究極のベスト 種族のまき」
- ^ 孫悟空伝説 2003, pp. 96, 「鳥山明×中鶴勝祥対談」
- ^ フランス人は亀仙人を変質者だと思っているロケットニュース24、2009年2月11日。
- ^ 吉倉英雄編「あのころのDB 『ドラゴンボールZ』キャラクターデザイン前田実インタビュー」『DRAGON BALL アニメイラスト集 金色の戦士』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年4月16日、ISBN 978-4-8342-8413-3、21頁
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