久留米競輪場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 13:45 UTC 版)
場内設備
4コーナー付近の一部を除き、スタンドが全周を囲んでいる構造とはなっているが、メインスタンド部分は老朽化及び耐震基準を満たさないため閉鎖されており[4]、主要な観戦スタンドはバックスタンドとなっている。特別観覧席はこのバックスタンドの下層部であり、バンク面の高さでの観戦となる。
敢闘門はメイン側にあり、選手宿舎もメイン側(1コーナー奥)となっている。
大画面映像装置は2センター側に設置されている。確定表示板は設置されていない。
このように閉鎖スタンドがあったり、他の多くの競輪場とはメイン側・バック側の役割が反対であるが、久留米競輪場は全面建て替えが予定されている。選手管理棟をバック側に移した上で、メインスタンドを建て替える。1センター・2センターのスタンドは取り壊し、芝生スペースとすることで、久留米競輪場のある正源氏公園と一体化して普段の通行から催し物の実施ができるように計画されている[5]。2030年ごろの完成を目指している[6]。
アクセス
- 無料送迎バス 無料送迎バスは本場開催・場外発売日のいずれも、デイ開催の時間帯のみ運行されている。本場ナイター開催であっても、ナイター時間の運行はなされていない[注 1]。
- 一般路線バス
- 西鉄久留米駅より西鉄バス信愛学院行きに乗車、競輪場口下車徒歩10分。
場外車券売場
- 【サテライト北九州】 - 福岡県飯塚市勢田2442-1 国道200号バイパス沿い
- 【サテライト久留米】 - 福岡県久留米市梅満町69-1 JR久留米駅から48番バスで、サテライト久留米バス停下車すぐ
- 【サテライト中洲】 - 福岡県福岡市博多区中洲3-7-24(会員制) 福岡市営地下鉄空港線「中洲川端駅」直結「gate's」ビル3階
歴代記念競輪優勝者
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2002年 | 神山雄一郎 | 栃木 |
2004年 | 後閑信一 | 群馬 |
2005年 | ||
2006年 | 阿部康雄 | 新潟 |
2007年 | 太田真一 | 埼玉 |
2009年 | 菅田壱道 | 宮城 |
2010年 | 小林大介 | 群馬 |
2012年2月 | 武田豊樹 | 茨城 |
2012年7月 | 浅井康太 | 三重 |
2013年 | 池田勇人 | 埼玉 |
2014年 | 坂本亮馬 | 福岡 |
2016年 | 守澤太志 | 秋田 |
2017年 | 長島大介[注 2] | 栃木 |
2018年 | 浅井康太 | 三重 |
2019年 | 平原康多 | 埼玉 |
2020年 | 清水裕友 | 山口 |
2021年 | 吉田拓矢 | 茨城 |
2022年 | 北津留翼 | 福岡 |
2023年 | 成田和也 | 福島 |
2024年 |
- ※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
注釈
出典
- ^ 毎日新聞西部本社・編『激動二十年 福岡県の戦後史』 葦書房 ISBN 4-7512-0587-0 P.148 – 149
- ^ “【競輪】成田和也「久しぶりすぎて本当にうれしい」 10年ぶりVでグランプリへ加速/久留米”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年6月28日) 2023年6月28日閲覧。
- ^ “久留米競輪におけるミッドナイト競輪の開催について”. KEIRIN.JP (2021年8月6日). 2021年8月6日閲覧。
- ^ 久留米競輪の収益向上へ 施設縮小、ミッドナイトレース提案 西日本新聞 2020年9月10日
- ^ “久留米競輪場再整備基本計画” (PDF). 久留米市 (2023年3月). 2024年4月30日閲覧。
- ^ 《競輪》ガールズGⅠ「オールガールズクラシック」が開催される久留米競輪場 久留米市商工観光労働部の矢野功治競輪事業課長に聞く 夕刊フジ 2024年4月25日
固有名詞の分類
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