久屋大通公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 09:38 UTC 版)
かつてのエリアの名称
北部
いこいの広場以外は再整備後に消滅し、現存しない。
- いこいの広場:1978年(昭和53年)設置
- リバーパーク:1971年(昭和46年)設置
- 南京広場:1980年(昭和55年)設置
- ロサンゼルス広場:1978年(昭和53年)設置
- シドニー広場:1990年(平成2年)設置
テレビ塔周辺
いずれも1978年(昭和53年)設置。再整備後に消滅し、現存しない。
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さかえ川(2014年3月)
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さかえ川(2011年12月)
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水抜き中のさかえ川。(2018年10月)
もちの木広場
正式名称はセントラル広場であり、もちの木広場は愛称にあたる[13]。「もちの木」は広場にシンボルとなる木として植えられていたクロガネモチのことで、クロガネモチが上品な木であり、「金のなる木」であり縁起が良いことから選ばれた[13]。広場は、セントラルパークが地下街と地上公園を一体として整備する方針であったことから、吹き抜けとして作られた[14]。名鉄瀬戸線栄町駅および地下街と隣接し、防災面でも有用であることから、建設省(当時)も評価したという[13]。
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『名古屋ハワイフェスティバル 2017』開催中のもちの木広場。(2017年5月)
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再整備のため封鎖中のもちの木広場。(2019年1月)
リバーパーク
リバーパークは久屋大通公園の北部に位置する、桜通大津から外堀通までのエリアの名称。公園内は木々に囲まれており、川や池があった。
リバーパークの最南端には、名古屋テレビ塔のあるセントラルパークへの歩道橋「セントラルブリッジ」があり、また名古屋市営地下鉄名城線、桜通線の久屋大通駅があった。
リバーパークの特色としては、名古屋市と姉妹都市関係を結んでいる各都市のモニュメントが置かれていることが挙げられる。設置されているモニュメントは、
の5つ。
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アステカの暦
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ヨコル・ウシャキ
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華表
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セントラルブリッジ
ロサンゼルス広場
「ロサンゼルス広場」はリバーパークの南側に位置する、名古屋市の姉妹都市の一つであるロサンゼルス市のモニュメントが置かれているエリアの名称。ロサンゼルス市を示す標識や、チャイニーズ・シアターにあやかり、マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル、グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、ジュリー・アンドリュースなど有名な映画俳優や歌手たちから取った手形・足形の複製板がここで設置、公開されていた。
ここでは以下のモニュメントが設置、公開されていた。
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ロサンゼルス広場の噴水
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白頭鷲の像
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マリリン・モンローの手形
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ジュリー・アンドリュースの手形
セントラルパーク
セントラルパークは久屋大通公園の中心に位置する、桜通から広小路通までのエリアの名称。このエリアは園内をさかえ川が名古屋テレビ塔前まで流れ、リバーパークと同様に木々に囲まれている。また、このエリアにも様々なモニュメントが設置されている。
セントラルパークの中心に位置する電波塔については名古屋テレビ塔の項目を参照。
ここでは以下のモニュメントが設置公開されていた。
セントラルパークの地下にあり「もちの木広場」を通じて繋がっているセントラルパーク地下街は森の地下街(旧称:地下鉄栄地下街)とつながっており、セントラルパーク地下駐車場(570台収容)も併設されている。この地下街を通り「オアシス21」へと出ることもできる。また、名古屋市営地下鉄名城線 栄駅、及び名鉄瀬戸線 栄町駅が通っている。
WEB
- ^ 久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業提案の選定結果名古屋市(2018年4月2日更新)2019年4月6日閲覧。
- ^ RAYARD Hisaya-odori Park三井ショッピングパーク 2020年9月22日閲覧。
- ^ 久屋大通公園内『レイヤード ヒサヤオオドオリパーク』がついにオープン。おすすめ店舗&グルメを徹底紹介!名古屋情報通(2020年9月17日)2020年9月22日閲覧。
- ^ Hisaya-odori Park Hisaya-odori Park
- ^ “栄バスターミナル(噴水南のりば)跡地暫定活用事業にかかる「ミツコシマエ ヒロバス」のオープンについて”. 名古屋市 (2019年12月24日). 2023年7月26日閲覧。
- ^ “イベントアーカイブ 2021年”. ヒロバス運営委員会事務局. 2022年8月21日閲覧。
- ^ “愛知県内15市 県要請で東京大会パブリックビューイング中止へ”. NHKニュース (日本放送協会). (2021年6月9日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ “名古屋・栄の広場「ミツコシマエ ヒロバス」暫定利用を延長 来年度から3年間”. 中日新聞 (株式会社中日新聞社). (2022年12月27日) 2023年7月26日閲覧。
- ^ “ミツコシマエ ヒロバス名称変更のお知らせ”. ヒロバス運営委員会事務局 (2023年4月12日). 2023年7月26日閲覧。
- ^ “栄バスターミナル(噴水南のりば)跡地暫定活用事業の事業期間の延伸について”. 名古屋市 (2023年3月24日). 2023年7月26日閲覧。
- ^ “久屋大通に「エンゼル球場」 道路整備8年で消滅”. 『中日新聞』. (2009年2月8日). オリジナルの2012年7月22日時点におけるアーカイブ。
新聞
書籍
- ^ a b c d e f g h i j 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 91.
- ^ 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 92.
- ^ 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, pp. 106–107.
- ^ a b 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 110.
- ^ a b 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 34.
- ^ 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 107.
- ^ 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 119.
- ^ 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 268.
- ^ a b c 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 269.
- ^ 愛知県立大学歴史文化の会『大学的愛知ガイド―こだわりの歩き方』昭和堂、2014年4月。ISBN 4812213479。
- ^ “さかえ川(名古屋市/河川・湖沼・海・池・ダム)の住所・地図|マピオン電話帳”. www.mapion.co.jp. 2023年12月17日閲覧。
- ^ “久屋大通公園北部にある4つの広場がなくなるかもしれないので、改めて歩きに行ってみた。|名古屋情報通”. 2023年12月17日閲覧。
- ^ a b c セントラルパーク 社史編集委員会 1988, p. 30.
- ^ セントラルパーク 社史編集委員会 1988, p. 29.
- 1 久屋大通公園とは
- 2 久屋大通公園の概要
- 3 概要
- 4 歴史
- 5 構造
- 6 かつてのエリアの名称
- 7 交通アクセス
- 8 出典
固有名詞の分類
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