中国コミュニケーションネットワーク 中国コミュニケーションネットワークの概要

中国コミュニケーションネットワーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 13:07 UTC 版)

株式会社中国コミュニケーションネットワーク
愛称 FMちゅーピー
コールサイン JOZZ8AG-FM
周波数/送信出力 76.6 MHz/20 W
本社・所在地
〒730-0854
広島県広島市中区土橋町7-1 中国新聞ビル6階
設立日 1987年5月20日
開局日 2000年5月1日
演奏所 広島市中区土橋町7-1 中国新聞ビル9階
送信所 広島市南区黄金山町1256-4
中継局 (なし)
放送区域 広島市全域、廿日市市
公式サイト http://chupea.fm/

愛称は「FMちゅーピー」。

概要

放送開始日2000年5月1日。番組編成は自社制作番組とJ-WAVEミュージックバードで構成される。以前はエフエムふくやま(レディオBINGO)とも相互に番組をネットしていた。完全24時間放送。

開局から2008年4月30日までの放送局名は「ひろしまPステーション」。開局8周年を迎える2008年5月1日、放送局名を「FMちゅーピー」に変更(2008年4月9日中国新聞朝刊紙面にて局名変更が発表された)。局のロゴマークも、中国新聞社マスコットキャラクターちゅーピー」がヘッドホンをしているイラストのデザインに変更。「より地域密着型の放送局へ進化を願うための放送局名変更」と報じられたが、「中国新聞」色を更に強め、経営上でプラスにさせる意味も大きいと思われる。名称変更を実施した2008年5月1日の各自社番組に、社長が出演。名称変更の理由を「中国新聞の子会社であること」「ひろしまPステーションという放送局名が、ラジオ局であるという市民の認知度がとても低かったということ」「市民の認知度が高いキャラクター・ちゅーピーを最大限活かして、親しみやすい地域密着のラジオ局へと変わりたい」などを挙げた。

2010年4月1日よりSimulRadioに参加し、インターネット経由で、FMちゅーピーの自社制作番組が、パソコンiPhoneから、世界中で聴取可能に。2010年5月1日に開局10周年迎え、10時間の特別生番組を放送。

2011年に番組を大改編し「リメンバーミュージック」などのフィラーを廃止。ウェブサイトも大幅にリニューアルし、USTREAMやTwitterを生放送の番組に取り入れるほか、ケーブルテレビ「ふれあいチャンネル」で番組のスタジオ動画を放送。iPhoneやAndroidのスマートフォンアプリも公開した。

2016年4月の改編でJ-WAVEとミュージックバードの混合編成を取りやめ、ミュージックバードに統一する。またサイマルサービスのうち「FM聴 for FMちゅーピー」での配信を打ち切った[1]。同時にSimulRadioからJCBAインターネットサイマルラジオに移行した。

2021年9月、現内閣総理大臣岸田文雄(放送エリア内の広島1区選出)がパーソナリティーを務めた『岸田文雄のハートフルさろん』が2004年4月の放送開始以来、17年半にわたる放送を終了した[2]

2022年4月1日の改編で、平日の深夜早朝、土日を中心に、6年ぶりのJ-WAVEサイマル放送を再開。

歴史

  • 2000年平成12年)
    • 3月1日 - 3600通の一般公募から、Peace, Popular, Public, Pretty, Playの「P」をとり、局名を「ひろしまPステーション」とされる。
    • 4月13日 - 試験放送を開始。
    • 5月1日 - 開局。開局記念番組「お・れ・た・ち P-station」を、12時間生放送。TIMがメインパーソナリティを務める。
  • 2002年(平成14年)3月 - 初の大改編。早朝・昼の帯ワイドを撤退させるなど自社制作枠を大幅縮小(2003年4月に早朝枠を復活するなど、自社制作枠を再び拡大するが、開局当初の自社番組比率に比べ、かなり下回る)。
  • 2003年(平成15年)4月 - 広島駅南口改札前にPステーションサテライトスタジオを設置(2005年3月31日でスタジオは廃止)。早朝や午後の生番組をサテライトスタジオから放送。自社製作枠も再び拡大。
  • 2008年(平成20年)5月1日 - 放送局名を「FMちゅーピー」に変更。ロゴマークも変更。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日 - インターネットによるサイマルラジオを開始。
    • 5月1日 - 開局10周年記念特別番組を放送。午前9時から午後7時まで10時間生放送。
  • 2011年(平成23年)- ウェブサイトをリニューアルして番組を大改編。スマートフォン用アプリを公開したほか、ケーブルテレビやUSTREAMでの番組放送を開始。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 開始から16年間行ってきたJ-WAVEとミュージックバードの混合編成を取りやめ、ミュージックバードに統一。同時にインターネット配信サービスをJCBAインターネットサイマルラジオに移行した。
  • 2021年令和3年)9月24日 - 2004年4月から17年半にわたって放送された『岸田文雄のハートフルさろん』が終了。
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 6年ぶりにJ-WAVEサイマル放送を再開。平日の深夜早朝、土日を中心に、ミュージックバードとの混合編成となる。

  1. ^ 4月から「朝ラジ!」や武将隊番組開始
  2. ^ 第103回番組審議会議事録”. 中国コミュニケーションネットワーク. 2022年1月14日閲覧。
  3. ^ 木曜日からの移動で「まゆのほんわか日和」から改題。
  4. ^ かつてはパートナーに竹下ひかり・加藤ツバサ(竹下と加藤は隔週)
  5. ^ 本来は中国放送がネットすべきであるが、スポーツ中継や特別番組で内包が不可能な場合に限って当局がネット受けする。
  6. ^ ex:2022年10月30日


「中国コミュニケーションネットワーク」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中国コミュニケーションネットワーク」の関連用語

中国コミュニケーションネットワークのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中国コミュニケーションネットワークのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中国コミュニケーションネットワーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS