三厩村 地理

三厩村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 02:00 UTC 版)

地理

南の小泊村との境となる山地より流れる増川川と算用師川が、北上して三厩湾に流れ込む。三厩湾に面した三厩港の付近に、村役場がある。鉄道は津軽線海峡線津軽海峡線)が通り、このうち津軽線は村に入ってすぐの三厩駅が終点となり、海峡線は青函隧道が村の地下を通っているが、村域内で地上に出ることはない。村内に竜飛海底駅があり、その上に竜飛崎がある。

  • 山:中山山脈、増川岳、矢形石山、算用師峠
  • 谷:西股谷、南股谷
  • 河川:鐇泊川、元宇鉄川、藤島川、算用師川、三厩川、増川川
  • 島:帯島、鎖島、ミサゴ島、藤島、鎧島、甲岩

隣接していた自治体

歴史

  • 1888年 - 今別村外六ヶ村(大川平、増川、三厩、宇鉄、浜名、鍋田)の組合を解き、三厩村が独立。
  • 1889年4月1日 - 町村制施行により増川村、三厩村、宇鉄村が合併し、三厩村が発足。
  • 1958年10月21日 - 津軽線、蟹田三厩(みうまや)間開通。
  • 2004年7月20日 - 合併の枠組みについて住民投票を求める「住民投票を実現する会」が三厩村長の解職を請求する署名簿を提出する。
  • 2004年8月6日 - 蟹田町平舘村の3町村で「東津軽3町村合併協議会」を設置する。(注:左記2町村と三厩村は隣接していない。)
  • 2004年8月27日 - 三厩村選挙管理委員会は842人分の署名簿のうち131人分の署名を無効とし、三厩村長の解職請求を退ける。
  • 2005年3月28日 - 蟹田町、平舘村との市町村合併により、外ヶ浜町が発足。

行政

  • 村長 浜谷寿一(2003年から)

注釈

  1. ^ 境界を示す標識が青函トンネル記念館に展示されている。
  2. ^ 外ヶ浜町発足後の2016年平成28年)3月26日からは、この日開業した北海道新幹線と線路を共有している。
  3. ^ 外ヶ浜町発足後の2016年3月26日、北海道新幹線の開業に伴い海峡線を通る定期旅客列車がなくなり、この愛称は廃止された。

出典

  1. ^ 佐々木節、石野哲也、伊藤もずく 著「龍泊ライン」、松井謙介編 編『絶景ドライブ100選[新装版]』学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2015年9月30日、40-41頁。ISBN 978-4-05-610907-8 
  2. ^ “【正論】津軽海峡を全面領海にして守れ 東海大学教授・山田吉彦”. 産経新聞. (2013年11月5日). オリジナルの2017年6月20日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20170620090641/http://www.sankei.com/politics/news/131105/plt1311050041-n1.html 2017年6月20日閲覧。 
  3. ^ 日本の領海等概念図”. 海上保安庁海洋情報部. 2017年6月20日閲覧。
  4. ^ 竜飛海底駅とは”. 北海道旅客鉄道. 2017年6月20日閲覧。
  5. ^ a b 青森県外ヶ浜町観光ガイド, 青森県、公益社団法人青森県観光国際交流機構, pp. 5-6, https://aomori-tourism.com/lsc/upfile/pamphlet/0000/0104/104_101_file.pdf 2023年7月22日閲覧。 


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