ハナ肇とクレージーキャッツ ディスコグラフィ

ハナ肇とクレージーキャッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 15:54 UTC 版)

ディスコグラフィ

コミックソングがほとんど。CDなどでは、植木等や谷啓名義の場合もある。

発売日 タイトル 備考
1 1961年8月20日 スーダラ節/こりゃシャクだった 売上50万枚以上の大ヒット。「スーダラ節」は第4回日本レコード大賞企画賞受賞。「こりゃシャクだった」は『おとなの漫画』のヒットフレーズ。当初はこちらがA面であった。
2 1961年12月 ドント節/五万節 「五万節」のオリジナルヴァージョンは植木のソロパート(3番と6番)の歌詞が問題視され放送禁止・発売中止になった。1962年1月20日に問題の部分の歌詞が変えられ発売。1995年にオリジナルヴァージョンもCD化され発売された。
3 1962年7月20日 無責任一代男/ハイそれまでョ
4 1962年12月20日 これが男の生きる道/ショボクレ人生
5 1963年4月20日 いろいろ節/ホンダラ行進曲
6 1963年7月20日 どうしてこんなにもてるんだろう/ギターは恋人
7 1963年8月20日 図々しい奴/愛してタムレ 谷啓のメインボーカル。「愛してタムレ」では最後に谷のギャグ「ガチョン」が入っている。
8 1963年12月20日 学生節/めんどうみたョ
9 1964年6月20日 馬鹿は死んでも直らない/ホラ吹き節 「ホラ吹き節」では前奏、間奏、後奏に疑似ステレオ処理が施してある。
10 1964年8月20日 あんた誰?/天下の若者 谷啓のメインボーカル。B面「天下の若者」は同名ドラマの主題歌。
11 1964年11月15日 だまって俺について来い/無責任数え唄 「だまって俺について来い」は2001年天童よしみによってカバーされたものが、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のテーマソングとして使われた。
12 1965年4月5日 ゴマスリ行進曲/悲しきわがこころ 渡辺プロダクション後輩の松野大介が1987年4月21日発売のシングルで「ゴマスリ行進曲」をカバーした。
13 1965年10月1日 ヘンチョコリンなヘンテコリンな娘/小指ちゃん
14 1965年11月15日 遺憾に存じます/大冒険マーチ 「遺憾に存じます」の前奏は「抱きしめたい」風、演奏は寺内タケシとブルージーンズが担当し、紅白歌合戦でも一緒に出場している。
15 1966年3月15日 何が何だかわからないのよ/シビレ節 「シビレ節」の3番の歌詞の一部に問題があり放送禁止(局によっては要注意曲)になった。長らくベスト盤等には問題箇所を編集したものを収録されてきたが、現在発売されているベスト盤ではオリジナル音源が収録されている。
16 1966年6月15日 プンプン野郎/虹を渡ってきた男
17 1966年12月5日 それはないでショ/笑えピエロ 「笑えピエロ」は植木得意のバラードで、1990年にリバイバル。
18 1967年6月15日 花は花でも何の花/余裕がありゃこそ
19 1967年10月5日 万葉集/たそがれ忠治
20 1969年7月10日 あんた/ウンジャラゲ 「ウンジャラゲ」は1988年志村けんによってリメイクされたのも有名。
21 1969年12月20日 アッと驚く為五郎/酒のめば 巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』においてハナ肇がはなったギャグのヒットを受けて作られた。また、未採用の「萩原哲晶ヴァージョン」も存在する。
22 1970年7月5日 全国縦断追っかけのブルース/おとこ節
23 1971年8月5日 この際カアちゃんと別れよう/こんな女に俺がした
24 1972年1月7日 男の憲法/かあちゃん
25 1973年7月5日 僕はしゃべれるんだ/ゲップゲップの歌 アニメミュージカル『シャーロットのおくりもの』より。
26 1979年4月20日 これで日本も安心だ!/スーダラ節'79 「スーダラ節'79」は結成25周年記念ヴァージョン。結成25周年記念アルバム『ハナ肇とクレージーキャッツ』では「スイスイスーダララッタ〜」の部分をクレージー全員で歌っている別テイクが収録されている。
27 1983年11月21日 毎度毎度のおさそいに 大正製薬「大正漢方胃腸薬」CMソング。
28 1985年8月5日 オムライスチョンボNo.5/ピーマンキッス フジテレビ『ひらけ!ポンキッキ』より。
29 1986年4月23日 実年行進曲/新五万節 クレージー結成30周年記念曲。作曲・編曲は大瀧詠一。「新五万節」は「五万節」のニューバージョン。
30 2006年4月12日 Still Crazy For You 渡辺プロ50周年記念曲。松任谷由実とのコラボレーション曲。亡きメンバーのパートは各々のサンプル音源を使用。フジテレビ系『ウチくる!?』エンディング・テーマ。

その他

タイトル 備考
1 そうだそうですその通り/なせばなる 日本一の男の中の男の主題歌。

発売予定が中止となった。

2 笑って笑って幸せに/俺は売り出し中 クレージーのぶちゃむくれ大発見の主題歌。

発売予定でレコーディングされたが中止となった。


注釈

  1. ^ 最後の存命者であった犬塚が死去した年。
  2. ^ 結成時のメンバーでは稲垣次郎と橋本光雄が存命中だが、その他のメンバーは死去もしくは消息不明である。
  3. ^ これに関しては、弟子のザ・ドリフターズも現在はグループとしての活動は殆どしておらず、いかりや長介荒井注志村けん仲本工事が故人となっており、結果的に加藤茶高木ブーの2人のみ存命中であるが、グループとしては最後の1人が死去するまで存続するという方針になっている。
  4. ^ NHKアーカイブスの番組表検索によると、NHKテレビには、1956年2月7日の「ボンゴのひびき」に「ハナ・ハジメとキューバンキャッツ」、翌1957年7月5日の「花の星座」に「ハナ・肇とクレージー・キャッツ」として出演している。

出典

  1. ^ ハナ肇とクレイジーキャッツ(ハナハジメトクレイジーキャッツ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年9月18日閲覧。
  2. ^ メディア・ビュー『1946-1999売れたものアルバム』東京書籍、2000年、212頁。ISBN 4-4877-9522-2 
  3. ^ 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』新潮社、1984年、12頁。ISBN 4-1013-5301-8 
  4. ^ “桜井センリさん 孤独死か 「クレージーキャッツ」は1人だけに”. Sponichi Annex. (2012年11月12日). オリジナルの2014年2月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140225043551/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/11/12/kiji/K20121112004538700.html 2014年2月25日閲覧。 
  5. ^ クレージーキャッツの犬塚弘さん死去 94歳 メンバー全員が亡くなる 俳優としても活躍 - おくやみ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2023年10月27日). 2023年10月27日閲覧。
  6. ^ 犬塚弘さん死去 94歳 クレージーキャッツで活躍 愛称「ワンちゃん」、とぼけたキャラで親しまれ - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年10月27日閲覧。
  7. ^ クレージーキャッツの犬塚弘が死去”. お笑いナタリー. 2023年10月27日閲覧。
  8. ^ クレージーキャッツ犬塚弘さん死去、94歳」『共同通信』、2023年10月27日。2023年10月27日閲覧。
  9. ^ “90歳の犬塚弘、俳優卒業宣言「頭も口も大丈夫だけど下半身が駄目」”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社: pp. 1-2. (2019年10月2日). https://www.sanspo.com/article/20191002-U5UMQLX62BJ7ZODASKNNSLWQTQ/ 2020年6月2日閲覧。 
  10. ^ レジェンドジャズミュージシャン 稲垣次郎、本日90歳の誕生日にベストセレクション盤を世界リリース Real Sound、2023年10月3日閲覧
  11. ^ サックス奏者の稲垣次郎さん死去 「ソウル・メディア」などで活躍”. 朝日新聞 (2024年3月8日). 2024年3月8日閲覧。
  12. ^ 橋本光雄先生のお誕生日会






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