マイドラゴンとは? わかりやすく解説

マイドラゴン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/09 15:13 UTC 版)

マイドラゴン
基本情報
ジャンル J-POP
ロック
活動期間 2009年 -
レーベル B.P.RECORDS
メンバー
ダンディー麻呂(ヴォーカル)
チャリティー三城(ギター)
ビューティー多摩(ギター)
パンティー卑猥(ベース)
プリティー寿々(ドラムス)

マイドラゴン己龍の別名義である[出典 1][出典 2]日本ヴィジュアル系コミックバンド。略称は「マイドラ」で、愛称は「マイドラ」または「マイドラ先輩」。また、ごめんね!マイドラゴンとも表記される。

目次

概要

2009年平成21年)より本格的に活動開始。ルックスやパフォーマンスなどはコミックバンド色が強いが、本人達はヴィジュアル系であると主張する。「ステージ上では各々がソロステージングをするスーパーソロユニット」とも発言している。ライブ中にダンディー麻呂以外の4人が踊っていることもあり、これについてメンバー達は「楽器なんかに囚われてたら表現の枠が狭まるじゃない!枠がないからこそマイドラゴンなのに(三城の発言を引用)。」と語っている。

所属レーベルは己龍が所属するB.P.RECORDS。マイドラゴンの方が先輩である。活動初期は「己龍の事務所の先輩」だったが、どこかで意味合いが変化してしまい、2010年平成22年)に入った辺りから「総括的な意味の先輩」になった。卑猥と一色の関係は特に「先輩の意味合い」が変化してしまい、元は事務所の先輩だったが、2010年平成22年)12月には卑猥が「日和は中学時代からの後輩」との発言を残しているなど、先輩・後輩どころか昔からの付き合いにまで変化した。

基本的に単独でのライブは行わず、己龍の単独巡業千秋楽公演(=ワンマンツアー最終日[出典 3])などのアンコールに現れることが多い。また、三城は「己龍はわたし達のオープニングアクトに過ぎず、己龍の単独巡業の皮切りから千秋楽公演でわたし達が出てくるまでの間は全てオープニングアクトなんです。」との発言もしており、実際に2011年4月17日のマイドラゴン単独公演時の宣伝内容として「Super O.A. :己龍」と記載されている[出典 4]

バンド名は、雑誌などでは「マイドラゴン」と表記されることがほとんどだが、バンドのロゴや、活動初期のセットリストには「ごめんね!マイドラゴン」と表記されている。どちらが正式な名称かは発表されていないが、公式ブログに登録しているアーティスト名や、CDの帯部分のバンド名は「マイドラゴン」表記となっており、ブログタイトルが「ごめんね!マイドラゴン」となっている。

2011年平成23年)には、初のシングル「2次元コンプレックス」を発売。

メンバー

メンバー全員少しバストがあり(但しビューティー多摩は巨乳で美乳)、女性的な衣装を纏ってはいるが、はっきりとした性別は不明である。己龍メンバー曰く「一応男性らしいけど…」とのこと。公式ブログのプロフィールの性別欄も「男性」となっている[1]一人称は、各々で表現こそ違うが「わたし」が基本となっている。但し、ダンディー麻呂はたまに「我輩」を、ビューティー多摩は基本的に「わたくし」を、パンティー卑猥は「俺」、「俺様」、「ワシ」を用いる。

ダンディー麻呂(だんでぃーまろ)/Vocal
モチーフはハチ。モッジャモジャの髭と胸毛が生えている。とある養蜂場のハチをバイオエタノールで精製して生まれた。CDリリース時のジャケット写真で用いられているハチをモチーフにした衣装の前に、バスローブ姿でライブを行ったことがある。[2]
股間が蛇口になっており、カランを捻ると何らかの液体が出る(ライブ時に股間からボルドー色の液体を捻り出してグラスに注いでいることが判明している。)
チャリティー三城(ちゃりてぃーみき)/Guitar
モチーフは魔女赤い羽根共同募金をしていた少年をバイオエタノールで精製したらなぜかこうなった。ライブやCDの売上を無理矢理にでもすべて寄付しようとするなど、「チャリティー」にこだわっている[出典 5]
曲によってはギターを弾かずにひたすら踊り続ける。[3]
マイドラゴンのコンセプトの基盤となるような発言をすることが多い。(その割にはコメントDVDではオチ以外話さない。)
ビューティー多摩(びゅーてぃーたま)/Guitar
モチーフは人魚。タニシをバイオエタノールで培養したらこうなった。
稀に九条武政のアメーバブログのアカウントにログインし、記事を更新することがあった。[4]
ダンスで右に出る者はいない(本人談)。麻呂から「ろくに踊れてないくせに…」などと言われた事があるが、本人は気にしていない。
2011年平成23年)5月9日の公式ブログの記事で、気がついたらパキスタンに居た事を公表。大阪まで泳いで帰ってきてそのままライブを行うという体力的に半ば無謀な挑戦をし、尾ひれが筋肉痛になったものの見事にクリアした。
パンティー卑猥(ぱんてぃーひわい)/Bass
モチーフは白雪姫。頭に女性もののパンティーを被っている。頭のパンティーは、本人曰く「俺なりのバッチリ決めたヴィジュアル系のスタイル」とのこと。 2011年平成23年)にはパンティーを頭に被るスタイルをファッションとして流行させたがっている。下着は「漢は黙って白ブリーフだろ!!」とのこと。
マイドラゴンのリーダー。上記の3人をバイオエタノールを用いて生み出したのは彼である。
大都会が苦手らしく、地元の静岡県掛川市に住んでいる。ブログで一色の出身地を暴露した[出典 6]。後に一色も公式ブログにて「これもいい機会」とし、静岡県掛川市出身であることを認めた[出典 7]。ライブの際はその度に各地(主に東京都)の会場までバイクを用いて日帰りで出向いている。
プリティー寿々(ぷりてぃーじゅじゅ)/Drums
モチーフは赤ずきん。永遠の18歳[出典 5]。卑猥が絵本の世界から無理やり引っ張り出した。おばあちゃんの家に行くまでにほぼ必ず迷う。
集められたメンバーの中では唯一バイオエタノールを用いず集められたメンバーである。

ディスコグラフィー

シングル

  1. 2次元コンプレックス(2011年2月2日発売) - オリコンインディーズチャート初登場1位、オリコンメジャーチャート(デイリーチャート)初登場45位
    • 3タイプ同時発売
    • 業界初の3D映像付きのシングル(初回版のみ)[出典 8]

その他

  1. カオス~もはや意味不明~(2009年12月7日 渋谷O-WEST 単独公演「龍驤虎視」無料配布)
  2. 男と女のタクティクス2010年3月5日 渋谷O-WEST 単独巡業「明鏡止水」~千秋楽~無料配布)

脚注

注釈

  1. ^ だが、コメントDVD内で、話の流れに逆らい「男でいいの…?」と誰かが呟いているのが微かに聞こえている
  2. ^ また、その映像をYoutubeで確認することも可能。
  3. ^ 多摩、卑猥、寿々も一緒に踊る曲もある。
  4. ^ 現在は自バンドの公式ブログがあるためか行っていない。

出典

  1. ^ 己龍 / キリュウ -ビジュアル系総合オフィシャルサイト- VISUNAVI.COM ~びじゅなび~
  2. ^ 九条武政オフィシャルブログ「ワンマンツアーに向けて」より(2011年11月23日閲覧)
  3. ^ H.I.P. HAYASHI INTERNATIONAL PROMOTION | LIVEREPORT | 己龍
  4. ^ マイドラゴンオフィシャルブログ「ごめんね マイドラゴン」by Ameba”. 2011年11月24日閲覧。
  5. ^ a b 『Cure』VOL.86
  6. ^ パンティー卑猥オフィシャルブログ「ひよりが戻ってきやがった」より(2011年11月15日閲覧)
  7. ^ 一色日和オフィシャルブログ「★卑猥先輩に拉致られて★」より(2011年11月15日閲覧)
  8. ^ 新星堂オフィシャルブログ「マイドラゴン「二次元コンプレックス」3type同時発売!」より(2011-11-23閲覧)

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マイドラゴン」の関連用語

マイドラゴンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マイドラゴンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマイドラゴン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS