ハッスルパンチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 15:59 UTC 版)
概要
熊のパンチ、鼠のタッチ、イタチのブンが、悪役であるガリガリ博士とドタバタを繰り広げるコメディ作品である。主人公3人の名前はアンタッチャブルに由来する[1]。
あらすじ
パンチ、タッチ、ブンのみなしご三人組はがらくた置き場にある廃車を家にして仲良く共同生活を送っていた。がらくた置き場の隣に屋敷を構えるガリガリ博士は貴族だったという先祖の威光を取り戻すべく悪事をたくらむが、毎度三人組に邪魔されるため、子分のブラックとヌーに命じてあの手この手で三人を追い出そうとする。
放送時間
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いずれも日本標準時。
- 月曜 19:30 - 20:00 (1965年11月1日 - 1965年12月27日)
- 月曜 19:00 - 19:30 (1966年1月10日 - 1966年4月25日) - 大丸デパート単独提供アニメ枠『大丸ピーコック劇場』で放送。「タイアップのアニメ史」サイトで判明。
- 本放送の終了後も、1966年7月11日から同年9月26日まで毎週月曜 19:30 - 20:00 に海外ドラマ『密林王国ダクタリ』(19:30 - 20:26)放送開始までのつなぎ番組として再放送されたことがある。
登場人物
- パンチ
- 声 - 大山のぶ代
- みなしご三人組の一人である熊。とても石頭で、鉄パイプで殴られてもびくともしない。
- タッチ
- 声 - 水垣洋子
- みなしご三人組の一人である鼠。体の小ささを生かしてパンチとブンのピンチを救ったりする。また、女の子らしく綺麗好きで洋服を入れるバッグを持っている。
- ブン
- 声 - 久里千春
- みなしご三人組の一人であるイタチ。パチンコを武器にブラック達をからかう。
- ガリガリ博士
- 声 - 八奈見乗児
- みなしごたちと同じ町に住むオオカミの悪党。先祖は由緒正しい貴族だったらしく、町全部を自分のものにしようと悪事を働く。
- 同じ東映動画の製作した長編アニメ映画『長靴をはいた猫 80日間世界一周』(1976年)にも登場し、悪役として主人公のペロ達の邪魔を再三に渡って繰り広げた、なお声優は大塚周夫。
- ヌー
- 声 - 神山卓三
- ガリガリ博士の部下である豚。アニメ版では縞模様のシャツと右目の眼帯といういでたちである。悪党ではあるが少々ヌケており、意外と優しい一面もある。
- ブラック
- 声 - 大竹宏
- ガリガリ博士の部下である黒猫。ピストルを持ち出して三人組を捕まえるが、毎度失敗してしまう。
スタッフ
- 企画 - 斎藤侑、籏野義文
- 製作担当 - 浦田郁也、原徹
- 美術 - 千葉秀雄
- 音楽 - 小林亜星
- 作画 - 大塚康生、小田部羊一、吉田茂承、芝山努、小林治、宮崎駿、香西隆男 他
- 背景 - 井岡雅宏 他
- 撮影 - 平尾三喜、吉村次郎、篠崎文男、池田重好、杉山健児、白根基万、川上景司
- 編集 - 千蔵豊、鈴木亮、花井正明、古村均
- 録音 - 神原広巳、小西進
- 記録 - 中垣橲代、星田絹代、落合広子、前野美代子、佐伯節子
- 演出助手 - 奥西武、蕪木登喜司、大網郁夫、岡崎稔、川村一雄、笠井由勝、上島昭男、佐々木勝利、及部保雄、西沢信孝
- 進行 - 竹村璋二、久保田弘男、大野清、大辻平八郎、佐藤哲雄、本山昭永、渡辺敏雄、三沢徹夫、佐伯雅久、菅原吉郎
- 原案・キャラクターデザイン - 森やすじ
- 制作 - 東映動画
- ^ “ハッスルパンチ - TOEI ANIMATION”. 2014年11月19日閲覧。
- ^ 『河北新報』1966年10月2日 - 10月30日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1970年5月5日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1966年3月5日 - 3月26日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1966年10月7日 - 10月28日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1966年5月23日 - 9月26日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1965年12月27日 - 1966年6月22日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年2月1日 - 3月29日付朝刊テレビ欄。
- ^ “TOEI ANIMATION ONLINE SHOP - 想い出のアニメライブラリー 第54集 ハッスルパンチ DVD-BOX デジタルリマスター版”. 2016年12月3日閲覧。
固有名詞の分類
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