セレクション 選ばれし者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 09:32 UTC 版)
評価
評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計26点[5]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、17.47点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ゲームボーイ オールカタログ」では、アドベンチャーゲームの要素が強い事や会話による情報収集がメインとなっている事を指摘した他、マップが広くコマンドで移動するため「慣れないと自分の位置がつかみにくい」と否定的に評価している[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 2.91 | 2.84 | 2.85 | 2.97 | 2.92 | 2.98 | 17.47 |
セレクションII 暗黒の封印
ジャンル | RPG |
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対応機種 |
ゲームボーイ (GB) ニンテンドー3DS (3DS) |
開発元 | コトブキシステム |
発売元 | ケムコ |
シリーズ | セレクションシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 2メガビットロムカセット |
発売日 |
GB 1992年9月4日 1996年9月 3DS 2012年6月13日 2012年7月12日 2012年8月9日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 |
型式: DMG-SIJ DMG-SI-USA |
『セレクションII 暗黒の封印』(セレクションツー あんこくのふういん)は、1992年9月4日に日本のケムコから発売されたロールプレイングゲーム。北米では『The Sword of Hope II』のタイトルで発売された。
前作から5年後を舞台に主人公のハインを操作し、リッカー国の不吉な言い伝え通りに赤い光が走った古代神殿を調査するというストーリー。前作とは異なり最大3名のパーティプレイが可能となっている。
2012年にはニンテンドー3DS用のバーチャルコンソール対応ソフトとして配信された。
ゲーム内容
基本システムは前作と同じだが、いくつかの変更点が存在する。
- 前作は1人旅だったのに対し、本作は最大3名のパーティを組む。
- エンカウント方式がランダムエンカウントとなった。
- 敵の同士討ちや雑魚敵の乱入が起きなくなった。
- 敵・味方にランダムで当たる魔法、敵・味方全てを巻き込む魔法が無くなった。
- 全滅するとヘネシー王の所から再開となる。前作と同様、ペナルティは特にない。
- 戦闘後などに時折手に入るコインを使う事で、賭博場でルーレットをする事が出来る。ルーレットでは様々なアイテムが手に入る。
- ゲームの進行状況はセーブする事で記録できる。セーブファイルは3つまで。
登場人物
- ハイン
- ヘネシー王
- 暗黒の竜(暗黒竜)
旅の仲間
第2作では最大3名のパーティを組む。
- ミュート
- 魔王ザクドスの封印を守っていた、魔道士コーリン一族で唯一生き残った少年。再び魔王を封じるためハインに同行する。幼いながらも攻撃魔法に優れる。
- ニーナ
- 宝探しの好きな父と旅している少女。父とはぐれて怪物に襲われた所をハインらに救われ、父を捜すために同行する。
- ボギー
- モンスターハンターの青年。山で怪物に襲われたハインらを助け同行する。魔法は使えない生粋の戦士型。
- レイラ
- 潜水艦を駆るモンスターハンターの女性で、ボギーの恋人。海で遭難したハインらを助け同行する。魔法も少々使える。
その他キャラクター
- ウィンダー王
- その昔、ザクドスを倒し封印した王。亡霊となった今でも4つのオーブのひとつ、風のオーブを守っている。
- 火炎竜
- ネコジャラ島の海底火山に棲む竜。4つのオーブのひとつ、火のオーブを守っている。
- ノーマル博士
- ファーブ島に住む発明家。飛行船を完成させるために飛翔石を必要としている。
- ザクドス
- 古代神殿に封印されていた魔王。盗賊が封印の石棺を壊した事により復活する。コーリン一族を皆殺しにした後、暗黒竜を復活させるためにウィッシュの剣を盗む。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
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1 | セレクション1&2 選ばれ者&暗黒の封印 | 1998年5月1日 |
ゲームボーイ | コトブキシステム | ケムコ | ロムカセット | DMG-ASLJ-JPN | ||
2 | セレクションII 暗黒の封印 | 2012年6月13日 2012年7月12日 2012年8月9日 |
ニンテンドー3DS | コトブキソリューション | コトブキソリューション | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | [6][7][8][9] |
評価
評価 | ||||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・6・6・4の合計22点(満40点)[12]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、18.2点(満30点)となっている[11]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買い得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 2.9 | 3.0 | 2.9 | 3.1 | 3.3 | 3.0 | 18.2 |
脚注
- ^ a b c d 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、159頁。
- ^ “ケムコのiアプリ 50音別アプリ一覧 サ行”. ケムコ. 2020年11月3日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2011年11月30日). “懐かしのコマンド入力型RPG『セレクション 選ばれし者』3DSバーチャルコンソールで来週配信” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年11月3日閲覧。
- ^ “ゲームボーイのファンタジーRPG『セレクション 選ばれし者』がバーチャルコンソールで12月7日に配信” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2011年11月30日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ a b c “セレクション 選ばれし者 まとめ [ゲームボーイ]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年11月3日閲覧。
- ^ “『セレクションII~暗黒の封印~』がニンテンドー3DS向けバーチャルコンソールで2012年6月13日から配信スタート”. ファミ通.com. KADOKAWA (2012年6月6日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ 中野信二 (2012年6月6日). “KEMCO、3DSVC「セレクションII~暗黒の封印~」。「見る」などコマンドを駆使し物語を進めるRPG”. GAME Watch. インプレス. 2020年11月3日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2012年6月6日). “ADV要素の強いRPG『セレクションII~暗黒の封印~』3DSバーチャルコンソールに登場”. iNSIDE. イード. 2020年11月3日閲覧。
- ^ “3DSのバーチャルコンソールで『セレクションII~暗黒の封印~』が6月13日から配信”. 電撃オンライン. KADOKAWA (2012年6月7日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ a b “Sword of Hope II for Game Boy (1992)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2020年11月3日閲覧。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、492頁、ASIN B00J16900U。
- ^ “セレクションII 〜暗黒の封印〜 まとめ [ゲームボーイ]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年11月3日閲覧。
固有名詞の分類
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