ジョイセフ ジョイセフの概要

ジョイセフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 08:59 UTC 版)

公益財団法人ジョイセフ
創立者 國井長次郎
団体種類 公益財団法人
設立 1968年4月22日
所在地 東京都新宿区市谷田町1-10
保健会館新館
法人番号 2011105005039
主要人物 会長 明石康
活動地域 日本
従業員数 30名
標語 世界の妊産婦と女性を守る
ウェブサイト https://www.joicfp.or.jp/
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概要

もとは外務省、厚生労働省所管の団体。公益法人改革で、内閣府所管となる。国連IPPF(国際家族計画連盟)などの国際機関、日本のJICA、現地NGOや地域住民と連携し、アジア、アフリカ、中南米で、保健分野における人材養成、寄贈、プロジェクトを通した様々な支援を行っている。2011年3月11日の東日本大震災以降は、(社)日本助産師会、(社)日本家族計画協会とともに、被災地東北の女性・妊産婦支援を開始。

会長は2007年より元国連事務次長明石康。歴代会長に加藤シヅエ岸信介福田赳夫も。2011年よりモデルの冨永愛がアンバサダーに就任。

実績

日本において、人口・リプロダクティブヘルス(RH)・家族計画・母子保健分野の国際協力における最長の歴史と最大の実績[要出典]を有する専門機関でもある。これまでに、世界30余カ国の途上国で活動を実施してきた実績を有する。

特定公益増進法人」。国連経済社会理事会(ECOSOC)の特別諮問NGO。

受賞歴

  • 1990年 - 外務大臣表彰
  • 1991年 - JICA総裁感謝状
  • 2001年 - 国連人口賞
  • 2012年 - カンボジア王国友好勲章
  • 2012年 - ひまわり褒章
  • 2016年 - 読売国際協力賞
  • 2017年 - SDGsパートナー賞

連携組織/機関

国内:日本政府国際協力機構(JICA)日本家族計画協会(JFPA)、東京都予防医学協会、日本寄生虫予防会、日本助産師会日本産婦人科医会、小児保健協会、母子保健推進会議等

海外:国連人口基金(UNFPA)、国際家族計画連盟(IPPF)、世界保健機関(WHO)、国際連合児童基金(ユニセフ、UNICEF)、パッカード財団、等 WRA(ホワイトリボンアライアンス)のメンバー。

ホワイトリボン運動

ジョイセフは世界148カ国に広がる途上国の妊産婦を守る活動を推進するホワイトリボン運動の日本での発起団体。ワシントンD.C.に事務局を置くホワイトリボン・アライアンスに加盟し、ホワイトリボン・ジャパン事務局を務める。 ホワイトリボン認知普及プロジェクトとしてMODE for Charity(親善大使:冨永愛)を2010年より開始。2016年からは女性の健康のために走るチャリティーラン、「ホワイトリボンラン」を毎年、国際女性デー(3月8日)の前後で開催し、全国各地で開催される拠点ランも含めると約5000人の参加者が参加している。

思い出のランドセルギフト

思い出のランドセルギフトは、日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動。株式会社クラレの呼びかけで2004年に開始。同企業の「ランドセルは海を越えてキャンペーン」で集まったランドセルも合わせ、約22万個のランドセルと新品の学用品をアフガニスタンの紛争地域の子どもたちに寄贈してきた。2018年には「行列のできる法律相談所」で回収の呼びかけがあり多くのランドセルが集まった。2019年にはNHK「ニュースウォッチ9」で特集が組まれた。2020年からは、ランドセルが配られた地域を取材した「ランドセルは海をこえて」(内堀タケシ著・ポプラ社)が小学4年生の国語の教科書(光村図書)に載り全国の小学4年生の学ぶ題材となっている。




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