ジャングル黒べえ 封印

ジャングル黒べえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 13:36 UTC 版)

ジャングル黒べえ』(ジャングルくろべえ)は、藤子不二雄の藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)の日本漫画、同作のテレビアニメである。


注釈

  1. ^ ピグミー族のパロディ。
  2. ^ この内容はメアリー・ノートンの『小人の冒険シリーズ』に類似している。また同作はスタジオジブリの劇場アニメ『借りぐらしのアリエッティ』の原作である。
  3. ^ コロポックルを題材としたテレビアニメとしては、本作終了直後の1973年10月から半年間、エイケンの制作でよみうりテレビから日本テレビ系列で放映された、佐藤さとる原作(1959年)の『冒険コロボックル』がある。
  4. ^ 楠部の自伝には企画書や原案の絵は見せずに藤本に依頼したと書かれているが、残された資料が示す事実とは相反している。
  5. ^ Neo Utopia』vol.37、32頁「僕は黒べえの絵ができてから参加しているから、それ以前のことはわからない」「たぶん、藤本さんにこういう内容のこういうキャラを描いてくださいと発注しているので藤本さんだと思います。」
  6. ^ 藤子・F・不二雄は「破天荒な黒べえはあなた(楠部)です」とも述べている。
  7. ^ 『小学六年生』での作画は藤子不二雄ではなくしのだひでお
  8. ^ 巻末の「読者のみなさまへ」という断り書きの中に今日では差別表現とされるような表現を含む場合でもその意図はない旨が説明されているが、大全集の他の作品にも一律で同じ断り書きが掲載されている。
  9. ^ 告知チラシでは長らく絶版状態だった「オバケのQ太郎」の絵と共に「黒べえ」の絵が目立つ位置に配置され、復刻をアピールしていた。
  10. ^ しし男を助けるたび、気持ちに応じた大きさの石を庭に掘った穴に入れ、その穴がいっぱいになる時。
  11. ^ 実写版「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」に同名のキャラクターが登場する
  12. ^ なお、後年肝付は幼児向け音楽番組『にこにこぷん』に出演した際、最初の2・3年間は苦労したと2005年のインタビューの中で振り返っており、作曲者である越部信義の歌の調子がわかったことで、譜面も少し理解できたと話し、周囲のサポートによって日本武道館でのコンサートができたと振り返っている
  13. ^ a b c なお、徳間書店で刊行された『アニメソング大全集』にて、EDの本編歌手が『肝付兼太』となっているが、前述の通り肝付は間奏中の呪文の雄叫びのみを担当している[8]
  14. ^ パオパオは、1981年の劇場公開作品『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』、そのリメイク作品である2009年の『ドラえもん のび太の新・宇宙開拓史』に大挙してゲスト出演。さらに2017年の劇場公開作品『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』にもゲスト出演している。
  15. ^ 最終回は「おわり」。
  16. ^ 本放送終了後の1976年に放送。
  17. ^ 中京テレビでの放送当時、名古屋放送では裏番組として『ジャンボーグA』の遅れネットが編成され、毎日放送を制作局とする番組が競合した[22]
  18. ^ 中京広域圏における中京テレビと名古屋テレビの日本テレビ系列・NETテレビ系列のダブルクロス解消・系列整理に伴う移行。
  19. ^ 1976年に再放送に準じた扱いで2話分割放送[24]。その後山陽放送でも再放送を実施。本放送当時岡山県では未放送。
  20. ^ 最初の1ヶ月間放送されていた枠の本来の番組である『象印スターものまね大合戦』(NETテレビ制作)は中国放送(TBS系)が日曜10:00 - 10:30に1週遅れでネットしていた。同番組が広島ホームテレビに移行したことにより、本番組が枠移動した[25]
  21. ^ 1日遅れ。同じ毎日放送制作の『仮面ライダーV3』(6日遅れネット)と枠が入れ替わっていた[26]
  22. ^ 本放送当時は新潟総合テレビ(現:NST新潟総合テレビ)がNETテレビ系列局だったが、フジテレビ系列優先かつ日本テレビ系列も含めた3系列クロスネットで編成が逼迫していたことから、当時はテレビにおいて系列外(ラジオでは系列関係あり)だった新潟放送で放送された。
  23. ^ 広島ホームテレビ(NETテレビ→テレビ朝日系列。本放送当時の系列局かつ遅れネット局)・中国放送(TBS系列。ネットチェンジ後の系列局。1976年にA・Bパート分割で放送)・広島テレビ(日本テレビ系列。主に夕方枠)・テレビ新広島(フジテレビ系列。主に早朝枠)。
  24. ^ 本放送は相互乗り入れ前のため瀬戸内海放送で実施。岡山放送では本放送当時フジテレビ系優先編成のため、ネットチェンジ後に再放送に準じた扱いで放送。

出典

  1. ^ 藤子・F・不二雄大全集』102頁では「王さま」に改変(作者死去後の他者による改変)。
  2. ^ 楠部三吉郎『「ドラえもん」への感謝状』小学館、2014年「「チッカとボッカ」。いい加減な名前をつけて、作画スタッフにキャラクターを描いてもらいました。」
  3. ^ a b c d 楠部、2014年、pp.182 - 186
  4. ^ 頭の上のチッカとボッカ設定原画 - まんだらけオークション(2021年5月22日閲覧)
  5. ^ a b Neo Utopia』vol.37、表紙右下
  6. ^ a b c ビッグ・コロタン『藤子まんがヒーロー全員集合』、274頁
  7. ^ 「暴れボロンチョ」”. 2023年11月15日閲覧。
  8. ^ a b c d e あの声、あのキャラ、あの作品 肝付兼太と『ギャートルズ』(2)”. WEBアニメスタイル (2005年7月15日). 2022年12月11日閲覧。
  9. ^ 藤子・F・不二雄、幻のアニメ「ジャングル黒べえ」「ウメ星デンカ」が初パッケージ化 AV watch 2015年9月1日
  10. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1973年(昭和48年)9月、テレビ欄。
  11. ^ 『河北新報』1973年4月7日 - 9月8日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 『河北新報』1973年4月1日 - 9月30日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ 『河北新報』1973年7月24日 - 9月4日付朝刊、テレビ欄。
  14. ^ 『河北新報』1973年5月28日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
  15. ^ 『河北新報』1973年3月11日 - 9月30日付朝刊、テレビ欄。
  16. ^ 『福島民報』1973年4月16日 - 1973年11月12日付朝刊、テレビ欄。
  17. ^ a b 山梨日日新聞』1973年7月テレビ欄。
  18. ^ 『信濃毎日新聞』1973年3月2日・9月28日付朝刊、テレビ欄
  19. ^ 『北日本新聞』1976年11月29日 - 12月3日付朝刊、テレビ欄。
  20. ^ 『北國新聞』1973年7月9日付朝刊、テレビ欄
  21. ^ 『北國新聞』1974年3月1日付朝刊、テレビ欄
  22. ^ 名古屋タイムズ』1973年3月30日付夕刊、テレビ欄)
  23. ^ 山陰中央新報』1973年7月テレビ欄。
  24. ^ 『産経新聞』岡山版、1976年6月17日付朝刊、テレビ・ラジオ欄。
  25. ^ 『讀賣新聞』岡山版、1973年3月4日・3月25日・4月1日付朝刊、テレビ・ラジオ欄。
  26. ^ 『讀賣新聞』岡山版、1973年3月2日・3日付朝刊、テレビ・ラジオ欄。
  27. ^ a b c 熊本日日新聞』1973年7月テレビ欄。
  28. ^ 大分合同新聞』1973年7月テレビ欄。
  29. ^ 『宮崎日日新聞』1973年7月テレビ欄。
  30. ^ 宮崎日日新聞』1973年10月10日付朝刊、テレビ欄。
  31. ^ 日刊スポーツ』1976年5月4日付テレビ欄。
  32. ^ 『北國新聞』1989年4月3日 - 4月7日付各朝刊、テレビ欄。
  33. ^ a b c 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, pp. 50–51, 「1973春期」
  34. ^ 安藤健二 (2021年4月12日). “【ジャングル黒べえ】誰も抗議してないのに封印された? 藤子・F・不二雄の「幻のアニメ」がYouTube配信”. Buzzfeed News. https://www.buzzfeed.com/jp/kenjiando/jungle-kurobe?ref=hpsplash 2024年4月14日閲覧。 


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