ギャグマンガ日和の登場キャラクター (創作系)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 05:19 UTC 版)
入門シリーズ
奇妙なスポーツや飼育などのマニュアル風の短編。作者独特のシュールな絵のタッチが冴える。
アカトンボのふしぎ
最初のマニュアルシリーズ。アカトンボを捕まえたトオル君に、こんちゅうはかせがアカトンボについて様々なことを教える。きちんとした説明がされている。
- トオル君
- 声:那須めぐみ
- 虫が大好きな小学3年生。サッカーで変なタックルやスライディングを連発する。とりつかれたようにタモを振り回していたところ、アカトンボを捕獲。アカトンボについて疑問を持つようになる。
- こんちゅうはかせ
- 声:うえだゆうじ
- トオル君の前に現れた、子持ちの父。娘に嫌われており、「変態」と言われたり、作ったプリンをヘドロと評されたりしている。人の話を聞かなかったり、変なクイズばかり出すのでトオル君に罵倒されるが、「大人はね ずるいんだよ」「最高の褒め言葉だ」などと返答するなど、性格はひねくれている。甲斐性が全く無く、年収は3万円。普段はホクロを数えている。露出狂。実は昆虫はあまり好きではない。
はじめようモッヂボール
ボールを水平に投げ、敵チームの体に当てる、ドッジボールに似た球技。15世紀のドイツの田舎町でじじいがとなりのじじいに石を投げた事が起源。主審がコート中央にいるため、試合中とにかく邪魔な上、すぐに疲れて休みたがったり、家に帰りたがったりする。ボールの種類には布製(一般的によく使われる)、皮製(国際試合などで使われる)、五郎(全く弾まない)がある。やっていると腹痛を起こしたり歯が抜けたりする。モッヂボールを始めたことは母親に言わないように注意しなければならない。アニメ版『ギャグマンガ日和2』のオープニングアニメに使われた。
- 五郎(ごろう)
- モッヂボール以外にもスポーツのマニュアルに度々紹介される謎の球体。妙な模様に哀愁を帯びた人の顔がとても不愉快。全く弾まないので、競技には全く使えない。
- 足腰弱男(あしこしよわお)
- 日本モッヂボール協会会長。名前のわりにごつい顔をしているが、足腰は弱い。
ハムスターを飼おう
ハムスターの飼育マニュアル。サラリーマンと比べても小型で飼いやすいが、サラリーマンのようにデリケートなので初めはむやみに触らない方がいい。飼育道具として日本人形が必要。子供が怖がる場合は盛り塩で対応。
- 肩幅狭夫(かたはばせまお)
- 日本ハムスター研究所所長。名前のとおり肩幅がものすごく狭い。
AJリーグ入門
A(ある意味)Jリーグの略。所属チームは現在のところ、熱海ウィンナーズの1チームしかない。 入会する時、高額の印鑑を買う必要がある。
- 夢見がち男(ゆめみ がちお)
- AJリーグのチェアマン。明らかに現実が見えていないような顔つきをしている。
- ロベルト北田(ロベルトきただ)
- 熱海ウィンナーズの監督。趣味は一人旅、好物はソーセージ、嫌いなものはウィンナー、特技は歯ぎしり。
- 田山 守(たやま まもる)
- チームで唯一30万円の印鑑を買ったため、年間MVPに選ばれた選手。
スイカ割り入門
目隠しをして、棒でスイカをしたたかに打ちつける競技。スイカの種類には、普通、種無し、五郎(割れない)がある。
- 真後向男(まうしろ むくお)
- 日本スイカ割り協会会長。名前のとおり首が180度真後ろを向いている。
死んだふり入門
熊に食べられないために必要な技術。熊が来ないときはハワイのことでも考えていると良い。熊が遠くにいるときはゲームセンターでものすごく下手な人を後ろで見ているときのように笑みを浮かべていると良い。熊が去ったときには自分へのご褒美にケーキを用意していると良い。
- 眉毛増男(まゆげ ふえお)
- 日本死んだふり協会会長。名前のとおり右眉が1つ多い。
- ヘネンロッター博士
- 「死んだふりは効果はない」という世論に異議を唱えた人物。
お花見入門
棒を持ち、桜の木の中に潜む主審をつつくスポーツ。桜を見たとき主審と目が合うと5点、棒で主審をつつくと10点、主審が棒を握ると30点取れる。つつきすぎると主審は非常に臭い唾を飛ばす。主審が公園の管理人に怒られるときがあるが、主審は何を言われても「ハイ、ハイ。」と言うばかり。
- 猫乗男(ねこ のるお)
- 日本お花見協会会長。名前のとおり頭の上に猫が乗っている。
マンガを描こう
他のマニュアルシリーズと違い、マンガ好きなケンスケ君がマンガ博士にマンガの描き方を習う、というストーリーがある。
- ケンスケ君
- 友達がいないことを認めようとしないマンガが大好きな小学生。ただし、好きなマンガは特にない。マンガ博士にマンガの描き方を教えてもらうことになったが、マンガ博士の策略に陥れられそうになった。
- マンガ博士
- いろいろな所から金を借りている41歳(自称39歳)。ケンスケ君と同じく好きなマンガは特にない。ケンスケ君にマンガの書き方を教えることを条件に金を巻き上げ、ケンスケ君を策略に陥れようとした。珍しく(大)便が固形に近かったことから、取り立て屋に挑もうとするも逆襲され、半殺しにされる。ギャンブル好きが借金の原因。
- ドッグ君
- 何がきっかけなのか分からないが突然ケンスケ君に噛み付く犬(よく呼ぶと噛み付いてくる)。発情期にも平静を装うのが得意。好きなマンガは特にない。
- モリモリエース
- マンガ博士が考えたキャラクター。ケンスケ君のことをよく考えている。金持ちかどうかで、その人間との接し方を変える。
はじめよう! リサイクル
育男くんと理沙ちゃんがリサイクル博士にリサイクルを教えてもらう、という「マンガの描き方」と同じ方式である。
- リサイクル博士
- 牛乳パックやペットボトルがスーパーなどで回収されていることを知らずにどこか間違ったようなリサイクルを教えては突っ込まれ、その度に自傷行為を行う。かかとがかさついている。
- 育男(いくお)くん
- リサイクル博士のどこか間違ったようなリサイクルに突っ込みをいれる役。リサイクル博士に全力の右フックを浴びせる。
- 理沙(りさ)ちゃん
- 育男くん同様リサイクル博士のどこか間違ったようなリサイクルに突っ込みをいれている。
- エコちゃん
- リサイクル博士の家の猫。ペットボトルの服を着せられて凄くにらんでいた。
お留守番入門
留守番をしながら主審をもてなすようなスポーツ。紅茶を二回ほど出してあげると喜ばれるが、三回以上になるとうんざりされる。主審は基本わがままで、機嫌を損ねるたびに点を減らしてくる(ただしカーテンに巻き付いて遊んでいた際にカーテンを壊した場合は叱りつけてよい)。そんな主審に腹を立てて手を出してしまうと大幅減点となる。
- 床屋・S・行け男(とこや ソロソロ いけお)
- 日本お留守番協会会長。その名の通りそろそろ床屋に行った方がいい程髪が伸びている。
- ^ 作者の増田こうすけ曰く、「いつも署では叱られている。たまにキツイ事も言われる」と述べている。
- ^ これまではうさみやペン助の推理というよりほぼクマ吉の自滅によって犯行が明るみに出ていたので、今回の件で初めて二人の本格的な推理力が披露されることになった。
- ^ なお、アニメ版では「すっぱいうめぼし君」はアニメ化されていないため、夢野と住田がマンガ描男の「すっぱいうめぼし君」の件については触れられていない。
- ^ 『こぞりこぞって大集合日和キャラ大全集〜kozorimakure〜』収録。該当話は本書の発刊を夢野でパロディ化したもので、カバーの裏側には、おまけとして「夢野カケラはじめてのファンブック」と題した本物さながらのニセ表紙がつくられている。
- ^ なお、現実の漫画雑誌においてはこのようなミスを発生させないように、掲載する漫画作品のタイトルは被らせず、似ないように徹底した管理や対策が施されている。
- ^ デスゴッドは兄がギブアップした際にもなおも攻め続け、兄の体を再起不能に陥らせたため野村は彼のことを非常に恨んでいたが、その際兄はギブアップを言い間違えて「プルトップ」と言っていたので一概にデスゴッドが悪いとも言い切れない。
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