ガンスターヒーローズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 22:26 UTC 版)
スタッフ
- メイン・プログラマー:YAIMAN(八井田満)
- エネミー・プログラマー:1993/NAMI(菅波秀幸)
- トレジャー・ロゴ・プログラマー:石田和彦
- クール・キャラクター・クリエイター:HAN(菊池哲彦)
- 背景美術:IUCHI 6(井内洋)
- 音楽:半沢紀夫
- サウンド・デザイン:村田智
- スペシャル・サンクス:HIROMI、NORIKO、鈴木勝彦、進藤要
- スーパーバイザー:前川正人
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- メガドライブ版
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 4.5 | 4.0 | 4.3 | 4.2 | 4.3 | 4.1 | 25.3 |
- ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年、太田出版)では、「アイデア溢れるボスとの戦いは、まさにクライマックスの連続。確かな技術力に裏打ちされたハイスパートなアクションがメガドラユーザーを唸らせ、トレジャー伝説を打ち立てた作品」、「難易度を高くすると、敵が大幅に手加減してくれていたことが分かります。(中略)ダッシュ、スライディング、飛び蹴り、投げ技といった使い道のなかった技から、さらなる可能性が開けるのです」、「『作り手からの挑戦状』というコトバに尽くされない、『匠の技』と『匠の目』の両方ともに恵まれたメガドライブは、なんと幸せに包まれたハードでしょう」と評している[29]。
- ゲームギア版
- ゲームムック『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』(2018年、マイウェイ出版)では、「次々と画面内に現れる敵を倒していく爽快感は激アツ」、「ボスのライフが数値で表示され、撃ち込み中にその数値がグングン減っていくのが視覚的にわかって気持ち良い。ダイナミックなデカキャラが多関節を動かしまくりながら激しい攻撃を仕掛けてくるという、メガドライブのパワーを発揮しまくった演出は最高の一言だ」と評されている[2]。
ガンスタースーパーヒーローズ
2005年10月6日に携帯ゲーム機のゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された続編。ストーリーや世界観は前作の未来を舞台としたものとなっており、登場キャラクターもゴールデンシルバー以外は同一名でも別人物である。ゲーム自体は前作のリメイク(アレンジ移植)的なものとなっている。
ゲームシステムの主な変更点は以下の通り。
- ステージ中で入手できるアイテムはハート(ライフ回復)と得点のみ。武器アイテムの入手及び合成はなく、あらかじめ装備した3種類の武器(内一種はレッドとブルーで別)から使い分けて進む。また、全ての武器で、専用のゲージを消費することで強力な「バズーカ」を放てる。
- バルカン
- レッド専用。弾体が丸く、また僅かに拡散するため、その分レーザーより攻撃範囲が広い。
- バズーカを発動した場合、巨大な砲撃を連続して放つ。
- 暴れん坊レーザー(あばれんぼう - )
- ブルー専用。バルカンより弾体が細く、攻撃範囲が狭いが、その分攻撃力と貫通性に優れる。
- バズーカを発動した場合、射程の短い極太のレーザーブレードを発生させる。
- バクレツファイヤー
- レッド・ブルー共通。敵との接触や一定距離で爆裂、周囲に拡散する。
- バズーカを発動した場合、目の前に巨大な爆発を巻き起こす。
- シャチョーレーザー
- レッド・ブルー共通。直角に曲がりながら敵を追尾するホーミングレーザー。レーザーの色が緑(前作のチェイサーと同色)になっている。
- バズーカを発動した場合、発射された巨大な弾が次々と敵目がけて飛び回る。
- ショットタイプはプレイヤー選択時に決めるのではなく、従来のFREE SHOT(移動しながら進行方向に撃つ)とFIXED SHOT(移動せずその場に位置を固定して撃つ)、そして新たに加わった射角を固定しつつ移動(後ろに打ちつつ前進など)するタイプとを随時使い分ける。
- 特殊攻撃では「投げ」がなくなり、代わりに目の前を薙ぎ払う「ソード」が追加。ソードは特定の敵弾を切り消すことが可能。
- 1つのステージがいくつかのエリアに区切られ、1度クリアしたステージやエリアからいつでも再プレイが可能。ステージ途中のエリアの場合、その時点のライフの量も記録される。またハイスコアとクリアタイムも、各ステージ毎とエリア毎にレコードされる。
- 往年のセガ(後のセガ・インタラクティブ)のゲームを再現したエリア(『アフターバーナー』、『フリッキー』、『サンダーブレード』、『ギャラクシーフォース』)を各所に挿入。また、前半4ステージの前に、プロローグとなるステージが追加されている。
- 敗北してゲームオーバーになるとセーブデータを抹消するとされる「ファイルクラッシャー」なる敵が登場し、ゲーム中では、ゲームオーバーになる前にソフトリセットや電源オフしてセーブ抹消を回避するよう警告するメッセージが表示される。しかし、実際には「ファイルクラッシャー」に敗北してもセーブデータが抹消されることはない。ちなみに、公式サイトでもこの敵が紹介されていたが、セーブデータを抹消する説明に続いて「しかし、・・・・ (以下、都合により削除)」と言葉を濁していた。
- ^ 前田尋之「Chapter 2 メガドライブソフトオールカタログ 1993年」『G-MOOK145 メガドライブパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2018年6月29日、114 - 139頁。ISBN 9784862977779。
- ^ a b c d e f 「第5章 激ムズやりみみゲー! 10」『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版、2018年4月1日、66-67頁。ISBN 9784865118704。
- ^ “米スミソニアン博物館で世界中の優れたゲームを展示する「アート・オブ・ビデオゲーム展」が開幕”. 2014年3月25日閲覧。
- ^ ネーミングは当時TVCMをしていたガソリン「レーサー100」のパロディ[要出典]。
- ^ 『暴れん坊天狗』が大好きなスタッフが命名したという[要出典]。
- ^ トレジャーの社長である前川正人がこの武器を愛用していたことから命名された[要出典]。
- ^ ““Nintendo Switch Online+追加パック”が本日よりサービス開始。ニンテンドウ64やメガドラソフトが楽しめる! 11/5からは『あつ森』DLCも!!” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2021年10月26日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “3D Gunstar Heroes for 3DS”. GameRankings (2015年8月20日). 2016年3月11日閲覧。
- ^ “3D Gunstar Heroes for 3DS Reviews - Metacritic”. Web.archive.org. 2016年3月11日閲覧。
- ^ Marriott, Scott Alan. “Gunstar Heroes”. Allgame. 2012年11月19日閲覧。
- ^ Computer and Video Games, issue 142 (September 1993), pages 38-40
- ^ a b Electronic Gaming Monthly, issue 52 (November 1993), page 38
- ^ “3D Gunstar Heroes 3DS Review: Sega's Pride and Joy, Now Nintendo's Shining Star”. USgamer (2015年8月27日). 2016年3月11日閲覧。
- ^ a b “ガンスターヒーローズ まとめ [メガドライブ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年3月20日閲覧。
- ^ a b “ガンスターヒーローズ まとめ [ゲームギア]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年3月20日閲覧。
- ^ GameFan, volume 1, issue 10 (September 1993)
- ^ GamePro, issue 55 (February 1994), page 52
- ^ GamesMaster, episode 43 (series 3, episode 7), 21/10/1993
- ^ “Classic Review Archive - Gunstar Heroes”. Web.archive.org (2007年12月14日). 2016年3月11日閲覧。
- ^ “Gunstar Heroes Virtual Console Review”. IGN (2006年12月11日). 2016年3月11日閲覧。
- ^ Town, Jonathan (2015年8月20日). “3D Gunstar Heroes Review - 3DS eShop”. Nintendo Life. 2016年3月11日閲覧。
- ^ “3D Gunstar Heroes Review - Review”. Nintendo World Report. 2016年3月11日閲覧。
- ^ “Gunstar Heroes - Sega Megadrive - Mean Machines review”. Meanmachinesmag.co.uk. 2015年4月8日閲覧。
- ^ MegaTech rating, EMAP, issue 21.
- ^ Workman, Robert (2015年8月24日). “3D Gunstar Heroes Review | RETRO”. Readretro.com. 2016年3月11日閲覧。
- ^ [1][リンク切れ]
- ^ [2][リンク切れ]
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店 / インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、833頁、雑誌26556-4/15。
- ^ a b 「Chapter 04 1991年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、184頁。ISBN 9784872338805。
- ^ GameFan, volume 1, issue 3 (January 1993), pages 70-71
- ^ Electronic Gaming Monthly's Buyer's Guide. (1994).
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