ガンスフ・マラルエレデンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ガンスフ・マラルエレデンの意味・解説 

ガンスフ・マラルエレデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 07:07 UTC 版)

ガンスフ・マラル=エレデン
Maral-Erdene GANSUKH
GrasslandonIce 2023
生誕 (1996-05-25) 1996年5月25日(28歳)
モンゴルウランバートル
出身地 日本愛知県名古屋市
身長 166 cm
出身校 中京大学大学院スポーツ科学研究科
選手情報
代表国 モンゴル
コーチ 門奈裕子
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
+5/-5 GOEシステム
総合 85.03 2022年CSワルシャワ杯
SP 28.50 2022年CSワルシャワ杯
FS 56.53 2022年CSワルシャワ杯

ガンスフ・マラルエレデン: Гансух Марал-Эрдэнэ1996年5月25日 - )は、モンゴルフィギュアスケート選手(女子シングル[1]ウランバートル出身[1]

ISU公認競技会に出場したモンゴル初のフィギュアスケート選手[2]

略歴

1996年、モンゴル・ウランバートル出身。5歳の時に家族で日本に移住。愛知県名古屋市で幼少期を過ごす。

愛知県出身のフィギュアスケート選手である浅田真央安藤美姫らに憧れ、2008年フィギュアスケートクラブに入る。長久保裕、成瀬葉里子に師事。

2011年、長久保の提案により、モンゴルスケート連盟に移籍。2011年アジア冬季競技大会(16位)、ISUチャレンジャーシリーズ2019年冬季ユニバーシアードなどにモンゴル初の出場を果たした。

名古屋国際高等学校卒業後の2015年4月、本郷理華佐藤未生とともに中京大学スポーツ科学部に入学。

2017年、ISUチャレンジャーシリーズフィンランディア杯に、連盟やコーチの帯同はなく、単独渡航で大会に出場[3]

2018年、浅田真央が引退後に開催したアイスショー「浅田真央サンクスツアー」のキャストに選出され、全202公演の日本ツアーに出演。憧れの選手と共演を果たした。ショーは2021年5月に横浜アリーナにて千秋楽を迎えた。

2019年、冬季ユニバーシアードに出場し、30位。同年3月、中京大学を卒業。同年4月、中京大学スポーツ科学研究科修士課程に入学。同年4月14日、モンゴル国内初の国際規格アイスアリーナであるSteppe Arenaの着工式にSteppe Arena LLC代表Puntsagiin Tsgaanハルトマーギーン・バトトルガモンゴル大統領らとともに出席。

2022年7月、Steppe Arenaにてモンゴル初のフィギュアスケート教室を開催、約50名の子どもが参加。同年8月、IOC委員会メンバーでモンゴルオリンピック委員会会長のBattushig Batboldと面会し、フィギュアスケート競技への支援を求めた[4]

2023年1月、日本モンゴル国交樹立50周年を記念したモンゴル初のアイスショー「Grassland on Ice」の主演を務め、両国の友好の象徴として、モンゴルで生まれ育ち、日本で越冬するマナヅルから着想を得た物語などを演じた[5]。同年3月、中京大学スポーツ科学研究科修士課程を修了。同年4月より、中京大学スポーツ科学研究科博士課程に在学[1]

主な戦績

国際大会:シニア
大会/年 2011-12 2012-13 2017-18 2018-19 2019-20 2020-21 2021-22 2024-25
CS US国際クラシック 12
CSフィンランディア杯 25 21
CSオーストリア杯 34
CSワルシャワ杯 29
アジア冬季競技大会 16 18
冬季ユニバーシアード 30
アジアフィギュア杯 14
国際大会:ジュニア
世界Jr.選手権 53
JGPバルチック杯 25
JGPタリン杯 28
JGPブラオエン・シュベルター杯 29
国内大会
モンゴル選手権
  • J - ジュニアクラス 13歳~19歳


マークが付いている大会はISU公認の国際大会。

受賞歴

  • 市制69周年豊田市表彰[6]

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ガンスフ・マラルエレデンのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ガンスフ・マラルエレデン」の関連用語

ガンスフ・マラルエレデンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ガンスフ・マラルエレデンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのガンスフ・マラルエレデン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS