カワサキ・AV50 カワサキ・AV50の概要

カワサキ・AV50

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/11 06:10 UTC 版)

カワサキ・AV50
(後期型)
画像募集中
基本情報
排気量クラス 原動機付自転車
メーカー 川崎重工業
車体型式 AV050A
エンジン 49cm3 4サイクル
内径x行程 / 圧縮比 39.0mm x 41.6mm / 10.0:1
最高出力 4.3PS / 7,000rpm
最大トルク 0.45kgf・m / 6,500rpm
乾燥重量 69.5kg
      詳細情報
製造国 日本
製造期間 1982年 - 1990年
タイプ レジャーバイク
設計統括
デザイン
フレーム バックボーン
全長x全幅x全高 1,665mm x 695mm x 1,030mm
ホイールベース 1,100mm
最低地上高 165mm
シート高 675mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 キック式
潤滑方式 ウエットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式4段リターン
サスペンション テレスコピックフォーク
ツインショック式スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ 機械式リーディングトレーリングドラム
機械式リーディングトレーリングドラム
タイヤサイズ 2.75-14 4PR
4.00-10 4PR
最高速度
乗車定員 1人
燃料タンク容量 7.6L
燃費
カラーバリエーション
本体価格 155,000円(税抜)
備考 スペックは1989年のもの[1]
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
テンプレートを表示

概要

1982年発売。1980年代初頭は、スズキマメタンなどに代表される通学・通勤用のミニバイクないしレジャーバイクのジャンルに一定の需要があり、AV50はそうした中で登場した。 しかし、1981年から1982年頃の50ccクラスでは、出力を自主規制値の7.2馬力まで引き上げた2ストロークエンジン搭載した高性能スポーツモデルが登場し、他方、スタイリッシュで乗りやすいスクーターも登場していたことから流行が変化し、商品としての位置づけが曖昧になってしまった。

エンジンは、バックボーンフレームに排気量50ccクラスの4ストローク単気筒エンジンを搭載。ヤマハ・メイトホンダ・スーパーカブなどと同様の水平シリンダー形式のエンジンを、カワサキが製造したものである。それまで原付市場に進出していなかったカワサキが、わざわざこのモデルのために新設計エンジンを造った狙いは不明であるが、恐らく現地法人を持つタイを中心とした東南アジアの需要を考えた、市場戦略の一環であったと思われる。[独自研究?]商品的には、エンジンはホンダ、外見はスズキの原付を想起させるが、スライドシートの採用など、細かいところにチャレンジが伺える造りとなっている。1990年頃、日本国内向けの販売が終了した。

仕様沿革
  • AV50-A1(1982年)
  • AV50-A2(1983年)
  • AV50-A3(1984年)
  • AV50-A4(1985年)
  • AV50-A5(1986年)



  1. ^ 『バイクカタログ’90』p160-161


「カワサキ・AV50」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カワサキ・AV50」の関連用語

カワサキ・AV50のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カワサキ・AV50のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカワサキ・AV50 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS