オルタナティヴ・ロック オルタナティヴ・ロックの概要

オルタナティヴ・ロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/12 01:22 UTC 版)

オルタナティヴ・ロック
現地名 alternative rock
様式的起源
文化的起源 1970年代末から1980年代初頭のアメリカ合衆国イギリス
使用楽器
サブジャンル
融合ジャンル
関連項目
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オルタナティヴ(Alternative)とは、「もうひとつの選択、代わりとなる、代替手段」という意味の英語の形容詞。オルタナ・ロックは、大手レコード会社主導の商業主義的な産業ロックポピュラー音楽とは一線を画し、アンダーグラウンドの精神を持つロックのジャンルである。イギリス、アメリカだけでなく、世界の多くの国に存在する。

ジャンルの傾向は、1970年代後半から80年代前半に隆盛を極めた産業ロックへの反発から、1960年代半ば以降のロックへの回帰(音楽面・思想面両方)を志向し、ジャンル内にインディー・ロックを含んでいる。


注釈

  1. ^ 初期にはキャバレー・ヴォルテール、ポップ・グループなどが所属した英国のインディーズ・レーベル。
  2. ^ 英米ではコーポレート・ロックと呼ばれた。
  3. ^ ソニック・ユースリプレイスメンツハスカー・ドゥなどもカレッジ・ラジオで人気のバンドだった。
  4. ^ 2003年の『ローリング・ストーン』誌における特集、『NME』『SPIN』など多くの世界的ロック雑誌の記事傾向などもこれに該当。
  5. ^ Straw, Will (1991). "Systems of Articulation, Logics of Change: Communities and Scenes in Popular Music", Cultural Studies, 5, 3, pp.368-88。マクシマム・ロックンロールのScene Reportsを例示しており、「シーン」はこの用法に基づく概念であるとみられる。これより創刊の早いロサンゼルスのファンジン『Flipside』は1978年には「L.A.Scene」という表現を用いており、1979年には「オレンジ・カウンティの2つの'scenes'」というような用法が現れている。
  6. ^ 郡部ながらTSOLなど、多くのオルタナ・バンドが登場した。
  7. ^ 禁ドラッグ、禁アルコール、禁フリーセックスという、お堅いストレージエッジ思想を主張したバンド。

出典



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